こんばんみ。
先日iPhone Xに機種変更しました。
以前はiPhone 7 Plusを使用していたのですが、auのアップグレードプログラムで機種変更できるタイミングだったのと、新しい料金プランに変更したかったのでまとめて変えてもらってきました。
入手したiPhone Xがこちら。
スペースグレーの256GBです。
iPhone Xは容量が64GBと256GBのみと選択肢が結構少ないです。
通信量節約のためにApple Musicの曲をローカルに落とすことが多いし、ストレージの空きが多ければ旅先でのデジタル一眼レフの写真のバックアップにも使えるので、自分は256GBをチョイスしました。
また同時期にiPhone 8・iPhone 8Plusも出ていましたが、Face ID(顔認証)と大きな画面を試してみたかったのでiPhone Xを選んでみたといった感じです。
さて、ここ1週間ほど実際に使ってみたので、そこからわかる簡単な良い点・悪い点などを述べていこうと思います。
・Face ID
まず一番の注目ポイントではないかと思われるFace ID。
レビューを見ると使いやすいという人もいれば、使いにくいという人もいる機能ですが、個人的にはTouch IDよりもかなり便利です。
というのも自分は結構手汗をかくんですが、Touch IDの場合手が湿っていると認証に失敗することが多々ありました。手汗に限らず何かの作業で手が汚れていたり、手袋をつけていると当然Touch IDは使えなかったわけです。
たしかにFace IDが認識を失敗するシーンもあるのですが、Touch IDよりも使えるシーンが多いように思います。
ちなみに使っていて認証に失敗するシーンですが、iPhoneを机に置いて見下ろしている時や、寝起きに布団の中で認証しようとすると失敗することが多いように感じます。
寝起きの顔が酷いのか、それとも寝転がった状態が悪いのかはわかりませんが、まぁ布団の中であればそれほど急いではいないと思うのでパスコードを入力してあげればいいんじゃないかなと。
メガネがどうなるのか気になる方は多いんじゃないかと思いますが、メガネをかけても外してもきちんと認識してくれました。
前髪を下ろしてもおでこ全開にしても認識するし、結構融通が効くなと思いますね。
薄暗い場所でもきちんと認識してくれるのも素晴らしいです。
あともう1点気に入ったのがロック画面での通知の表示。
ロックされた状態だと各アプリの通知には「1件の通知」としか出ませんが、Face IDが認識すると詳しい情報が出るようになりました。
他人には通知の内容を見られないけど、自分の顔の前に持っていくと自然に表示される。特に意識せずともプライバシーを守ってくれること機能はなかなか便利ですね。
・ディスプレイ
iPhone Xの大きな変更点といえばディスプレイも挙げられると思います。
ホームボタンを排除し、インカメラやスピーカーの左右にまでディスプレイの領域が広がっているので、ボディ自体はコンパクトながら画面はかなり大きくなっています。
対応アプリの場合その広いディスプレイ全てを使って表示できるので、今までのiPhoneとは違った不思議なビジュアルを体感することができます。
ちなみに非対応のアプリの場合、従来と同じ縦横比で表示されるので上下が少し余ります。使えないということはないのでご安心を。
本モデルからディスプレイに有機ELを採用したとのことで、発色なども向上しているようです。でもまぁ個人的には従来品と並べないと違いはわかりにくいかな?といった印象。
ただ以前より黒が黒らしく見えるようになった気がします。
・ホームボタン
ディスプレイの拡大に伴い廃止されたホームボタン。
ホーム画面に戻りたい場合は画面下から上に向かってスワイプするという操作に変更されましたが、これは結構すぐに馴染めそうです。
馴染めないのがコントロールセンターの出し方です。今まで画面下から上へのスワイプでコントロールセンターが出ましたが、その操作はホームボタンになってしまったのでコントロールセンターも変更に。代わりに右上の通知領域を下に向かってスワイプすると出るようになりました。
他にもマルチタスク画面の出し方がホームボタン2回から、下からスワイプした後ホールドするという操作に変わるなど、ちょいちょい説明されないとわからない操作に変わっています。
・カメラ
7Plusと比べると劇的な変化はありませんが、地味にブラッシュアップされているカメラ周り。
特に望遠レンズにも手ぶれ補正がついたのはありがたいですね。7Plusの場合広角レンズにしか手ぶれ補正がついていない都合で、ある程度暗いと2倍ズームを選んでいても広角レンズで撮影したものをデジタルズームする形式になってしまいました。
iPhone Xでは完全にそうならなくなった…わけではないのですが、前よりは頑張って望遠レンズを使ってくれるようになったようです。
またポートレートモードの精度も少し向上しているようで、前よりは暗いだの近いだの遠いだの文句を言いいにくくなったような気がします。
上の写真はレンガの壁を適当に撮ったものですが、平面的な被写体でもある程度自然にぼかしてくれるようですね。
ただ、相変わらず髪の輪郭や光沢があるもの、透明な物などの認識は苦手なようで不自然なボケになることも多々あります。ボケの量を調節できないのも、ちょっと違和感を感じる原因かもしれないですね。
それからポートレートライティングという機能も追加されましたが、個人的にはこれはイマイチ。使うことはなさそうです。
個人的にはそれほど使わない動画撮影機能ですが、ここも地味にパワーアップしています。
4K動画を60フレーム、フルHDの動画240フレームで撮れるのは本格的なビデオカメラでも限られてくるのではないでしょうか。
・サイズ感
7より若干大きく、7Plusより小さい絶妙なサイズのiPhone X。
ここ数年は5インチ以上のスマホを使い続けていた自分としては結構小さく、取り落としてしまいそうでやや不安はありますが、ポケットなどにすんなり入ってくれるこのサイズ感はなかなか良いです。
背面はツルツルのガラスになったのはデザイン的に好き嫌い分かれそうですが、アルミよりもグリップが効くので間違いなく持ちやすくなっています。
画面の縦の長さ的には7Plusに近いですが、横幅はそれほど広くないので、表示するコンテンツによっては7とそう変わらないかもしれません。(縦位置で横長の写真を表示した時など)
1週間ほど使ってみた現在の気づきとしてはこんなところでしょうか?
長く使っていくことで新しい長所・短所にも気づくかもしれないので、それについてはまた後日別に記事にしようかと思います。
ちょうど来週また写真を撮りに行く予定があるので、その時にiPhone Xでもいろいろ撮影してみて作例を紹介できたらと思っています。
ではでは。