こんばんみ。
みなとみらいの海上ホテル「インターコンチネンタル横浜 Pier 8」に泊まってきた話です。
先日横浜に夜までいる用があったので、しばらく行っていなかった旅行の代わりも兼ねて、前から気になって仕方がなかったインターコンチネンタル横浜 Pier 8に泊まることにしました。
インターコンチネンタル横浜 Pier 8の公式ページはこちら。
このホテルはIHG(インターコンチネンタルホテルズグループ)の系列のホテルで、同じみなとみらいの中にも帆のようなデザインで有名な「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」が存在します。
Pier 8は元々埠頭として作られた土地に建てられており、海にせり出した構造になっているのが大きな特徴。
そして現在も埠頭として使われており、建物の一部の区画は客船ターミナルやショッピングモールになっているのもポイントだったりします。
客室は大まかに分けて海側と中庭側の部屋があり、せっかくなので海とみなとみらいが見える「デラックス ダブル シティビュー」の部屋を選びました。
デラックス ダブル シティビューの間取りはこんな感じ。
オフィシャルの客室に関するページはこちら。
ホテルに入ると目の前には特徴的な螺旋階段が。
建物自体あまり大きくないのでロビーも広くありませんが、デザインには圧倒されますね。
この階段かエレベーターで上に上がると受付になっています。
客室のある階のエレベーターホール。
建物全体がそうなのですが、木がアクセントになったデザインになっていて温かみがありますね。
エレベーターの正面側。
照明も美しいです。
客室の区画の廊下。
ちなみに客室の区画に入るには部屋のカードキーが必要です。
廊下の絨毯もどことなく海っぽいデザインになっていて横浜らしいですよね。
客室のドア。
一部屋一部屋にガラスチューブの照明が灯っていてオシャレですね。
マリンランプを意識しているんでしょうか。
客室に入った玄関付近。
玄関には扉のないタイプのクローゼットと、巨大な姿見が設けられています。
クローゼットにはバスローブ2着とハンガーがいくつか。
それから雨傘が用意してあります。
その下の引き出しにはスリッパやブラシなどの備品や、
ナイティー(パジャマ)が収納してありました。
ちなみにナイティーは広げるとこんな感じ。
上下が別れたタイプですね。
セーフティーボックスもクローゼットに埋め込まれています。
他にもアイロンやアイロン台なども備え付けてあります。
ビジネスユースにもありがたいですね。
玄関から部屋のほうに向くと洗面所とバスルームがあります。
洗面所もかなり趣向を凝らしたデザイン。
鏡はリング状のライトが内蔵されていて、夜でも結構明るく顔が確認できます。
(上にも照明があるので影が出ないわけではない模様)
ラフな感じに掛けられたバスタオルも特徴的。
サッと取れるようにする配慮なのかな?と思いますが、インテリアとしても成立していて美しいですね。
流し。
洗面台には小さめのミラーも置いてあります。
(拡大鏡ではないみたい?)
ちなみにこの鏡もスイッチを入れると点灯します。
しかも有線じゃないので移動して使うことも可能。
洗面台に置かれていたアメニティー類。
固形石鹸の他、シャンプー・コンディショナー・ボディソープ・ボディローションが用意してあります。
全部アグラリアというアメリカのブランドの物に統一されていました。
その下の引き出しにも歯ブラシやカミソリ、ボディタオルやヘアクリップなど色々入っています。
洗面台の右側にはバスソルト。
その下の引き出しには袋が入っていて、
中身はヘアドライヤーでした。
Panasonicのナノイー対応のちょっと良い機種ですね。
実際使ってみましたが、乾きも早くてなかなかいい感じです。
ドライヤーなどに使うコンセントも鏡のすぐそばに設けてあります。
洗面台の下に目をやると…
体重計も置いてありました。
フェイスタオルは振り返った場所に置いてあります。
そしてここがバスルーム。
ドアがガラスになっている他、部屋のほうもガラスになっているのでかなり広々した印象です。
バスルームの入口にはいくつかスイッチが設けられているのですが、左のノブはテレビの音をバスルームでも聴けるようにする機能になっています。
なのでガラス越しにテレビを見ながらゆったりと浸かれるようになっているんですね。
右のスイッチは照明と、プライバシーというボタンがあります。
このボタンを押すとどうなるかと言うと、
オフだとこうですが…
オンにするとシャッとすりガラスのように曇って目隠しになるんですね。
リビングに行く前にトイレ。
流行り(?)の自動で開くタイプのトイレです。
個室の中にも手洗い用の小さな流しが設けられています。
こんなホテルなかなかありませんが、部屋が広く洗面所まで若干距離があるのでわざわざここにも設置してあるんでしょう。
(と言っても洗面所まで数mですが)
トイレを出て通路を抜けるとリビングになっています。
途中にはこんな作品が飾ってあったり。もしかして部屋によって作品も違うんでしょうかね?
リビングの全景。
ダブルの部屋だとベッドはキングサイズ。
あとから設置されたような感じではなく、内装と一体になっているので統一感があって美しいです。
足元を照らす照明も雰囲気があって良いですよね。
ベッドサイドの様子。
左右ベッドサイドランプが設置してあり、それぞれ明るさの操作も可能になっています。
照明のグローブが丸いすりガラスなので、柔らかく光が広がって美しいです。
ちなみに照明はこのスイッチで操作します。
一番上の上下ボタンはベッドサイドランプで、下の6つのボタンで部屋全体の照明のパターンを選択する仕組みです。
スイッチの下には充電用のUSB端子とコンセントもあります。
またナイトテーブルにはコロンとした小さな時計が置いてあります。
持ち上げたり傾けたりすると光ります。
反対側のナイトテーブルには電話機やメモ、ティッシュなど。
ベッドの正面には大き目のテレビが配置されています。
テレビは専用のメニューが表示されるようになっており、地上波やBSの他にも数は少なめですがルームシアターが観れたり、ホテルの案内やインルームダイニングの注文などもできるようです。
テレビのそばには大き目のテーブルが設置してあります。
インルームダイニングなどを頼んだ時はここで食べる感じでしょうかね。
元々置いてあるイスは一脚ですが、サンルームにも移動できるイスがもう一脚あります。
テーブルのそばにはフロアライトが。
ベッドサイドランプと同じくボタンで細かく光量の調節も可能です。
それから地味にフロアライトの奥の壁が鏡になっています。
玄関外側の照明の箇所も鏡になっていたんですが、ちょっとしたインテリアのアクセントになっていて興味深いです。
リビングから窓側に行くとサンルームになっています。
窓際には2人座れるぐらいのソファが。
ここにもまた海っぽい抽象的なアートが展示されています。
ソファから正面を見ると何やら大きなトランクのような物がありますが…
これを開くと実はミニバーになっています。
有料ですがアルコールのミニボトルが色々置いてある他、
コーヒーメーカーやお茶のセットも用意してあります。
冷蔵庫に入っている物はソフトドリンクだけ無料。
冷たいお茶から炭酸のジュースまで色々入っています。
ワインやお菓子は有料です。
棚の下段を見てみると
BALMUDAのポットも入っていました。
温かいお茶用ですかね。
サンルームから見渡した部屋の様子。
サンルームのレースカーテンを開けるとこんな景色が見えます。
系列の「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」が目の前です。
夜だとこんな感じで夜景が望めます。
ソファーにゆったり腰かけて、夜景を眺めながらミニバーのお酒を一杯…ってのも乙なものですね。
一度ホテルから出る必要がありますが、同じ建物の中にコンビニもあるのでそこでお酒やおつまみを買ってもいいかもしれません。
普通のコンビニだと置いてない地域限定のお酒やジュースの取り扱いもいくらかありました。
新型コロナの影響で予定していた箱根と伊豆旅行に行けなかったので、近場で贅沢な旅行気分が味わえたのはなかなか良かったです。
神奈川県内ではダントツに良いホテルかと思うので、予算に余裕がある方はぜひ泊まってみてはいかがでしょう。