こんばんみ。
少し前に相模湖へLeica Qだけ持ってぶらっと出かけてきました。
3週間ほど前の話になりますが、人が少なくて紅葉が綺麗そうな場所をぶらぶらしながら撮りたいなと思い立ち、相模湖に行ってきました。
関東にお住いの方なら知っている人は多いかと思いますが、相模湖は神奈川県の北西に位置する湖です。
高尾山からさらに西に進んだ場所なので、神奈川在住の自分でもやや行きにくい場所に感じます。
以前(レジャーブームの頃?)は観光に訪れる人も多かったようですが、今はすっかり下火になっており、全く観光客がいないというわけではありませんが、三密回避には好都合です。
そんなわけで湘南付近から約2時間かけて電車でやってきました。
相模湖駅の建物は比較的新しくて綺麗ですね。
駅前に設置された地図と商店街の看板。
この辺りは相模湖以外にもハイキングコースなどがあったりします。
以前カメラ関係の友人と湖の南に位置する石老山にハイキング&撮影に行こうと言う話になったことがあったのですが、記録的な台風によりハイキングコースで崩落があったらしく結局行かずじまいでした。
もう直ったんでしょうかね?
駅から相模湖の湖畔に向かう途中にあるボーリング場の廃墟。
湖に向かう人が通りそうな好立地なのに放置されてるところを見るに、それだけ昔より相模湖の来る人が減っているんだなぁと考えさせられますね。
廃墟の前を通過して振り返ると、寂れた大きなボウリングのピンが。
パチンコもあったみたいですね。
そこからもう少し歩くと湖が見えてきました。
湖畔には遊覧船の乗り場やレンタルボート、ゲームセンターや食事処などがいくつかあります。
ゲームセンターはかなり年季の入った物が多く、もしかするとマニア垂涎の機種もあったりするのかも。
見た感じちゃんと動く物が多いようですね。
とは言え、かつてのレジャーブームの時代とは違いお客さんも控えめなため、休業しているお店もあるようです。
閉業したお店がそのまま住空間になっている感じが田舎感ありますね。
実家近くの駄菓子屋も気づいたら閉業していて、お店だった部屋が道路から丸見えな和室に生まれ変わっていました。
湖畔には桟橋兼釣り場が。
スワンボートなど色々なボートが雑然と並んでいますが、これはこれでレトロな感じが出ていて画になります。
ボートと釣り場。
あと完全に写真を撮り忘れましたが、遊覧船もあったので乗ってみました。
アヒル型のタイプとクジラ型のタイプがあり、交互に運航しているようですね。
中は非常にレトロな感じ。
写真を撮りたい人にとっては、これはこれでいいかも。
遊覧船から見えたスワンボート。
ところどころロープで連結された釣り船(?)が浮かんでいます。
遊覧船から見えるかつてのラブホテル「ホテルローヤル」。
廃墟ファンからは有名な場所で、ネットで写真を見てみると内装がオシャレで確かに素敵な場所そうです。
遊覧船が進むとまたラブホテルらしき建物が見えますが、こちらは買い上げられてインバウンド向けのホテルとして再利用されているようです。
元はバブリーなラブホだけあって、一部の客室は相模湖が見渡せる大きな窓のバスルームがあったりするよう。
ちょっと行ってみたい気もしますが、いかんせん駅から遠いので車じゃないとダメそうですね。
さらに船が進むとガラス張りの建物が。
昔の東京オリンピックに使った建物らしいですが、よく見ると天井板が剥がれ落ちているのが見えるので手入れはされてない、廃墟のようです。
地図で見ると離島になっているようなので、近づいて見ることはできないのが惜しいです。
ちなみに遊覧船のお値段ですが、大人は1000円でした。
正直そんなにおぉっ!となる見どころはないので、人によっては割高と感じるかも…?
遊覧船から降りた後は昼食を取ってから、相模ダムのほうへと向かいました。
道中の桟橋。
数字が書かれた箱(?)が浮いているんですが、なんでしょうね?
ここが相模ダム。
湖畔から徒歩でも15分かからないぐらいで辿り着けます。
ダムの上は歩いて通れる道になっており、散歩している人がちらほら。
水門の設備が並んでいて迫力があります。
ダムの下流側はこんな様子。
ダムの上から見下ろすと、足がすくむぐらいに高いです。
対岸に進むと発電所の施設があったりします。
ここから少し歩いたところに弁天橋という吊り橋があるようなので、ついでにそこも見ていくことにしました。
弁天橋に向かう道中、レトロな看板を発見。
なんか聞いたことのある名前だと思って検索するとここも割と有名な廃墟のようです。
Googleマップのレビューに猿が住み着いてると書いてありましたが、このへん猿いるんですね。
あまり人気のない道を歩いていきます。
Googleマップを確認して養護学校の裏手に続く道に入ると、川に向かって降りる道がありました。
ダムの下流なので注意書きの看板が立てられています。
川へ降りる道は結構な急坂です。
凍っていたら恐いですね。
川の近くの林に置かれたボート。
たるんだお尻のような木。
これが弁天橋です。
森の中にひっそりとあるので、もっと簡素な物かと思っていたんですが、結構しっかりとした作りで思いのほか揺れません。
思いのほか紅葉が鮮やかな感じではありませんでしたが、自然を感じて一息つくには良い場所でした。
桟橋の写真は結構気に入っているので来てよかったと思いますね。
自然を味わいたい人、ダム好きな人、釣り好きな人、場末な雰囲気が好きな人、行ってみてはいかがでしょう?