こんばんみ。
長年使ってきたプリアンプを買い換えました。
スマホなどで音楽を聴く人が増え、据え置きのオーディオ機器を持っていない減っているんじゃないかと思います。
でも、自宅でゆったりしている時間はやはりスピーカーで音楽を聴きたい!ってことで自分はずっとプリメインアンプを部屋に置いています。
前から愛用していたのはONKYOのTX-8050というモデルで、ジャンル的にはネットワークレシーバーという物になります。
これはプリメインアンプとしての機能を持ちつつデジタル的な機能も内蔵していて、単体でインターネットラジオやDLNAの再生、USBメモリなどに入っている音楽メディアの再生ができるようになっています。
当然ピュアオーディオのプリメインアンプと比べると到底音質では及びませんが、カジュアルに音楽を楽しむには十分な機能を持っていたんですよね。
そんなTX-8050も購入から7~8年経ちましたでしょうか…ついに電源を入れても音が鳴らなくなってしまいました…。
ディスプレイの表示は出るんですが、スピーカーに出力が始まる時に鳴る「カチンッ」というリレーの音が鳴らないので、おそらくその辺の故障なんでしょうかね…?
テレワーク中このTX-8050でインターネットラジオを聴きながら仕事をしていたり、仕事が終わったら終わったでパソコンの音をこのアンプ経由で鳴らしてYoutubeやNetflixを見たりしているので、使えないとなるとめちゃくちゃ困ります。
たぶん修理に出せば直ると思いますが、ある程度時間はかかると思いますし送るのも面倒くさい。
それに7~8年使ったならさすがにもう買い替えてもいいか…新しい機能も付いているだろうし…ってことで、別の物を買うことにしました。
でで、何に買い替えるかという問題になるわけですが、TX-8050の後継機種にTX-8250という製品があります。
外見や基本的な機能はそのままに、WifiやBluetoothといった無線通信の機能を追加、Spotifyなどにも対応しているようです。
これでいいかな~と思ってビックカメラやヨドバシのサイトを見てみるものの売っていない。
ONKYOのサイトを見るとお知らせが出ていて、部品工場などが新型コロナの影響で倒産していて製造が大幅に遅延しているんだとか。
すぐ欲しいのにこれではダメだ…。
他に似たような機能を持っていてちゃんとしたメーカーの製品はないかな?と色々探して行きついたのが、今回購入したYAMAHAのR-N602という製品でした。
探した条件としては、
・単体でインターネットラジオの再生ができる
・入力端子が複数ある
・フォノ端子を持っている
・サイズがTX-8050と同じぐらい
と言った感じです。
Amazonで調べたら在庫があってすぐ購入できる状態になっていたのも決め手の一つでしたね。
ちなみに午前中に注文したら翌日に届きました(笑)
開封するとこんな感じ。
一部のノブが丸ではなく縦長のデザインになっているのが特徴的ですね。
購入したシルバーの他にブラックもありましたが、設置する棚の雰囲気に合わせてシルバーにしました。
設置した様子。
上の棚板との隙間がやや狭いので廃熱が心配ですが、実際丸一日音楽をかけっぱなしにしても本体はあまり熱を持ちませんでした。
TX-8050は結構熱かったので、その点でも買い替えて正解だったかも。
使い始めて早3週間は経ったので、実際に使ってみて感じたメリット・デメリットをいくつか書いておきます。
メリット
アプリが使いやすい
ONKYOのアプリと比べるとUIがかなり洗練されていて見やすいです。
複数のオーディオを持っていた場合でも、それぞれに部屋名や部屋のイメージ写真などを設定して視覚的に選べるようになっていたり、ソースの切り替え画面なども見やすいです。
Air Play対応
Air Playに対応しているため、iPhoneやiPad、Macなどの音楽をすぐにスピーカーから鳴らすことができます。
使い慣れたミュージックアプリからApple Musicなどの豊富な音源を選んで聴けるのでなかなか便利。
今まではPCからiTunesの音楽を再生させることが多かったですが、これだけ簡単にできるならもうiPadを再生用に使えそうです。
ネットが速い
TX-8050でインターネットラジオを再生するとバッファリング中の表示が出て音が止まることがしばしばありました。
インターネットラジオを選んだ直後も鳴り始めるまでが遅かったんですよね。
本モデルの場合バッファが途切れることは今のところ全くなく、選局後になり始めるまでもかなり早いです。
搭載されているイーサネットカードのような物も、今のネットの速度に合わせて早いものになっているんでしょうね。
入力端子が想像以上に多い
実際に使うかは微妙なところですが、入力端子がかなり豊富です。
有線に関してはデジタル(オプティカル)×2、デジタル(コアキシャル)×2、アナログ(RCA端子)×3、CD用のアナログ(RCA端子)×1、フォノ端子が設けられています。
ただしHDMIなどの映像系の端子は持っていないため、AVアンプのような使い方には不向きです。
ディスプレイが明るく見やすい
ディスプレイの輝度が高く、日差しが入る明るい部屋でも視認性が高いです。
TX-8050の時は日が当たるとディスプレイがあまり見えませんでした。
もちろん暗い部屋で使う場合は輝度を落とすこともできます。
デメリット
やや聴き疲れする印象?
TX-8050や普段使っているBang&Olufsenのイヤホンと比べると高音域が耳につく感じがします。
あとスピーカーの前で聴くと妙なステレオ感を感じるというか、説明しにくい微妙な違和感があるようなないような…?
高音域に関しては新品だからでしょうか?使っているうちにエイジングされるのか、もしくは自分がそれに慣れるか。
音に若干の不満はあるものの、前使っていたプリメインアンプよりかなり便利になっていて満足な買い物でした。
毎日これで音楽を楽しみつつ仕事しようかな、と思いますね。
そういえばこういうアンプって大抵スピーカーが2ペア接続できるようになっていて簡単に切り替えができますが、今のところ1ペアしか繋いだことがありません。
使っているスピーカーは10年以上前に買ったKENWOODのブックシェルフっぽいスピーカーなんですが、もう1ペア良いスピーカーを買って聴き比べてみるのもありなのかな?
ボーナス入ってから考えよう。
ではでは。