こんばんみ。
今回は写真の加工アプリ「GoArt」の紹介です。
「GoArt」はアプリストアのランキングなどにもよく載っている「Fotor」の開発元EverimagingがリリースしたiPhone/Android向けアプリ。
写真を読み込ませることで、AIが絵画っぽいタッチに自動で加工してくれるというものです。
以前紹介したアプリ「Prisma」と似ていますが、「GoArt」の大きな特徴として1000万画素もの高解像度で作品を出力できるというポイントがあります。
スマホ用の画像加工アプリはSNSに投稿することが目的のものが多く、出力される画像の解像度はあまり高くないことが多いですが、これだけの解像度であればPCなどの壁紙に使ったり、プリントを目的に使っても十分なサイズだと思います。
というわけで、今回はそのGoArtを使って高解像度で作品を作ってみました。
まずアプリの入手ですが、
iPhoneではApp Store
AndroidではGoogle Playから
無料でダウンロードが可能です。
App Storeでの画面はこちら。
ダウンロードしたアプリを起動するとこんな感じの画面が出ます。
下の「CAMERA」「ALBUM」をタップすればすぐに使い始めることもできるのですが、実はこのアプリ、高解像度での書き出しや一部有料のフィルターを使用するためにはアカウントの登録が必要です。
トップメニューの左上のアイコンから「Login/Sing up」というボタンをタップして登録画面に進みます。
ログイン画面が出てきてしまうので、下の「Sign Up With Email」をタップして新規登録画面に進みます。
赤枠で囲った部分にメールアドレスと希望のパスワードを入力します。
こんな感じでメニューにアカウント名が出たらログイン完了です。
「My coins 30」と出ていますが、実は高解像度の画像の出力やフィルターのアンロックにはこのコインを使用します。
アカウント登録した時点でお試しとして30コイン貰えるようですね。
登録ができたので早速iPhoneに入っている画像で試してみます。
(GoArt自体のカメラ機能を使って撮影してもOKですが、撮ったあとに加工することになるので結果は同じです)
このステッカーだらけの階段の写真で試してみましょう。
画面下に絵画の作風の一覧があるのでここから好きなものを選んでタップします。
画像の処理が複雑なためか、変換はサーバー上で行われます。そのため画像の切り替えには数秒かかります。
たとえば「POP ART」だったらこんな感じ。
「SUPERSTRING」だったらこんな感じ。
「SKETCH」だったらこんな感じ。
「SKETCH 2」だったらこんな感じ。
こんな風に写真を絵画風に加工してくれるわけですね。
で、スマホで撮った写真を使ってもいいのですが、せっかく高解像度で出力できるならデジタル一眼で撮った写真を使うのもいいのでは?ということで試してみました。
一眼の写真を取り込む方法はいろいろあると思いますが、自分の場合写真はすべてNASに保存しているので、NASの専用アプリの共有機能を使ってGoArtに写真を渡します。
おそらく画像を扱えるアプリの共有画面であれば「GoArtにコピー」というボタンが出ると思うのでそれをタップ。
するとGoArtが自動的に開き、先程選んだ写真が取り込まれるはずです。
ちなみに当記事執筆時点のバージョンだと、共有機能から写真を取り込むとなぜか作風のアイコンが表示されませんでした…。
タイトルだけだとイメージが掴みにくいので修正してほしいところですね。
今回は夜景がマッチしそうな「VAN GOGH 1」をチョイス。
この作風がいいな、というのが右上のタップして、出力先を選ぶ画面に進みます。
今回は高解像度の画像が欲しいので「GENERATE HD IMAGE」というボタンをタップ。
すると高解像度でウォーターマークの入っていない画像を作るのに20コイン支払うかどうか聞かれます。
承認するとリクエストが送信され…
画像を生成するからしばらく待ってからギャラリーを見るように言われます。
ユーザーのギャラリーを確認するとさきほどリクエストした画像が「My HD Gallery」の項目にあり、ステータスが「Generating」になっています。
数分待つとステータスが「Generated」に変わります。
この状態になったら画像の生成が完了しているので、右のダウンロードボタンから高解像度の画像を落とすことができます。
生成された画像がこちら。
Flickrにそのままのサイズでアップロードしたので、画像をクリックすればリンク先で拡大して見れます。
拡大してみるとキャンバス地に描かれた油絵のようなデコボコ感がリアルですよね。
ちなみに出力先を選ぶ画面で「SAVE」というボタンをタップすると1920×1280のサイズで出力されました。
スマホなどの小さい画面で見るぶんには解像度の違いはわからないと思いますが、こちらにはウォーターマークが入っています。
Instagramなどのフィルム風の加工アプリと比べると写真によって向き・不向きがありますが、大胆な変化が面白いアプリですよね。
コインの購入には課金が必要なのでいくらでも高解像度で画像が作れるわけではありませんが、基本的には無料で利用できるのでいろいろ試してみて自信作は高解像度で…というスタイルがいいんじゃないかな?と思います。
写真に変化をつけたい方、いかがでしょう?