こんばんみ。
先日少しユニークなフィルムカメラを購入しました。
購入したのは「Contax G1」。
レンズ交換式オートフォーカスレンジファインダーカメラという珍しい形式のカメラで、一応形的にはレンジファインダーのようなレンズと繋がっていないファインダーが採用されていますが、オートフォーカスに特化した設計のため2重像で距離を測ったりすることはできません。
Contaxはツァイスとヤシカの共同事業のメーカーのため、レンズはもちろんツァイス製。
オートフォーカスに対応したツァイスレンズという点でも非常に珍しいカメラなんだとか。
(SONYからもAF対応のツァイスレンズが出ていますが、あれはライセンスを受けてSONYが作っているらしいので別物みたい)
今回はヤフオクにて、ボディとビオゴンT*28mmF2.8をセットで約3万円で入手。
小さなスレなどはあるものの、状態はそこそこ良いのでまぁまぁお得に手に入ったんじゃないかな?と思います。
正面。
外装にはチタンが使用されており、ズッシリと重く堅牢な印象。
色のエレガントな雰囲気を醸し出していて高級感がありますよね。
ただ、冬などの寒い季節はボディがすごい冷たく感じますね。
背面。
ファインダーが小さくてちょっと見づらいのが難点。
EOS 5Dのような大きなファインダーとアイカップに慣れていると、まつげがすごい当たりますね(笑)
ファインダー内部にはシャッタースピードとセンサーが測距した距離が表示されますが、距離は非常に大まかなゲージでしか表示されないのでちょっとわかりづらいかも。
実は軍艦部の液晶に距離が数字で細かく表示されるようになっているのですが、なぜファインダー内でそれを見れるようにしなかったのか謎です。
軍艦部。
中古だとフィルムカウンターの液晶がダメになっているものが結構あるらしいのですが、今回購入したものは非常に状態が良くて安心でした。
露出補正とシャッタースピードダイヤルが一体になっているのがおもしろい。
絞り優先AFとして使う場合はダイヤルが+2〜-2の間でしか動きませんが、ロック解除ボタンを押しながらシャッタースピードの表示のほうまで回すとマニュアル露出になるという仕掛け。
右のダイヤルはフォーカシング用のダイヤル。
基本はAFで使うと思いますが、一応ここで大まかなマニュアルフォーカシングも可能です。
(本当にピントが合っているのか確認できませんが…)
購入時に純正のストラップも付属していましたが、せっかくなので以前買ったUlyssesのレザーストラップを付けてみました。
渋くていい感じ。
とりあえずどんな画が撮れるか試すべくフジのSUPERIA X-TRA 400を購入。
まだ1本も現像していないのでこのカメラの写りは確かめられていませんが、フィルム3本使って現像したらまた掲載しようと思います。
ここ何年もデジタルカメラにしか触っていなかったのでフィルムは新鮮ですね。
いろいろなメーカーのフィルムを試して違いを楽しみたいというのもありますし、道具も揃えて現像もできるようになりたいです。
今年はフィルムカメラでいろいろなことに挑戦したいですね。