こんばんみ。
先日タムロンの銘玉「SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1(Model 272E)」を購入しました。
タムロンの90mmマクロといえば安価なマクロレンズの中では大定番。とろけるようなボケ味が魅力で、何世代にも渡って後継機種が出続けているレンズです。
購入した「Model 272E」は今から13年ほど前に発売されたモデルで、その後2つの後継機種がリリースされたにも関わらず、未だに現役で販売が続いているモデル。
(272Eの次のモデルからは若干ボケの美しさが下がっているとか…)
今回はヤフオクで1万円ちょいでゲット。
使用感の無い美品+元箱付きが結構安くて手に入って良かったです。
愛用のEOS 5D MarkIVに付けるとこんな感じ。
最近のフルサイズ向けのレンズと比べるとずいぶん鏡筒が細い作りですね。
以下は実際にEOS 5D MarkIV+SP AF90mm F/2.8 Di MACRO 1:1で試し撮りした写真です。
↑画面のさらに右上に太陽がある逆光の状態で撮影したのですが、左下にフレアと思しきモヤが出ています。
この時フード無しで撮影していたのですが、古いレンズだけあってあまり逆光には強くありませんね。
↑背景にも枝があってゴチャゴチャしそうな構図ですが、ふんわりボケてくれるお陰であまりうるさくありませんね。
ボケが固いレンズだともっとうるさい感じになるハズ。
撮影はほぼマニュアルフォーカスで行いました。
というのもこのレンズ、オートフォーカスが遅く、うるさく、さらに若干前ピンになるので、最新のレンズのようにAF任せにはちょっとしづらいです。
とはいえキチンとマニュアルで合わせてあげれば美しいボケ味を楽しめるので、値段も考えれば持っていて損はないレンズだと思います。
5Dに付けるとファインダー像が大きいお陰でマニュアルフォーカスも苦になりませんでした。
最新モデルの「F017E」だと手ぶれ補正+防塵防滴構造、さらにAFがUSDなので高速で静かでフルタイムマニュアルで使えて、使い勝手に関してはかなり上なのですがお値段が7万5千円前後なのでちょっとお高めですね。
もしマクロレンズを安く試してみたくて、マニュアルフォーカスでも全然イケるという人には「Model 272E」はまだまだオススメですよ。