こんばんみ。
先日α7RIII用にストロボを購入しました。
5D MarkIVを使用していた時にニッシンのDi700AとAir1を購入したのですが、もちろんSONY用のカメラにはそのまま使えないので売却してしまいました。
人を撮ったり物撮りに使うならやはりオフカメラで使えるストロボがいいな〜と思っていろいろ調べていました。
やはり一番良いのはボディと同じメーカー。
SONYのストロボHVL-F60RMとHVL-F45RMは、レシーバーを内蔵しており純正コマンダーと一緒に使うことでオフカメラで使えます。
HVL-F45RMはα7シリーズに合わせて作られているので比較的コンパクトで、ビデオライトが搭載されているのもなかなか良さげ。
ただお値段が高めで、HVL-F45RMとコマンダー両方買うと8万ぐらいになってしまいます。
次に考えたのがまたニッシン。
わりと最近出たi60Aはかなりコンパクトでレシーバーも内蔵しています。
ただ使っている知り合いいわく、背が低いので後ろにバウンスさせようとすると自分の頭の影になってしまうことがあるんだとか。コンパクトすぎるのも意外と問題あるんですね。
あとi60A本体が自分の見たときで34560円だったので、あと1万プラスしたら純正買えちゃうなぁ、という点でも購入を見送りました。
そうするとSONYで使えて他に信頼できそうなメーカーってどこだろう?と考えていて出てきたのがCactusでした。
メーカーをまたいで使えるワイヤレスフラッシュトランシーバーV6IIが有名ですが、Cactus自身もRF60xというストロボを出しています。
このストロボもトランシーバーを内蔵しており、ホストにもスレーブにもなれるのがポイント。ストロボとトランシーバーを1つずつ買えば最低限のオフカメラライティングはできるし、今後買い増した時にも無駄がありません。
そのうちSONY純正ストロボを買ったとしても、V6IIをくっつければ一緒に使うこともできますからね。
思い立ったが吉日、ってことで早速購入。
まずはストロボ、RF60xです。
RF60という旧モデルもあるのですが、今買うならチャージタイムが大幅に短くなっているRF60xのほうがオススメ。
パッケージかやたらオシャレなCactusブランド。
デカデカとタイポグラフィが印刷されていて、カッコいいスニーカーとか入ってそうですがストロボです。
まぁ見た目は何の変哲もないストロボですね。
正面の赤い部分には、AF補助光のライトやセンサーが内蔵されているみたいです。
ビデオライトはありません。
背面。
特にどこかのメーカーに似せたボタンレイアウトになっているわけではないので、使い始めはちょっと迷うかも?
もちろんヘッドは上下左右に動かすことができます。
ちなみにロック機構はありませんが、個人的には無くて良いかなと。
ニッシン使っていた時、ちょっと角度を変えたい時にロックで動かしづらかったので。
これも当たり前ですが、ワイドパネルとキャッチライトパネルが格納されています。
地味に良いと思ったのが、ボディの横に三脚穴がついていること。
だいたいのメーカーはスタンドに三脚穴がついているので、うっかり持っていくのを忘れると困ってしまいますが、RF60xの場合必要ありません。
電源は単3乾電池4本使用。
ボディの右側に縦に並ぶようになっています。
電池蓋が結構やわな感じで、何年か使ってるとそのうち壊れそう…。
ディスプレイは黒い画面の中で字が光るような表示の仕方なので、暗い場所でも明るい場所でもかなり見やすいです。
カラフルに表示が色分けされていたりはしないのですが、十分理解しやすいインターフェイスなんじゃないかと思いますね。
α7RIIIに装着するとこんな感じ。やはりかなり背が高くなりますね。
実はRF60xには弱点があって、カメラに直接マウントした場合TTLは使えず、マニュアル専用のストロボになります。
まぁ弱点というか元々複数マウントで使えるオフカメラライティング向けのストロボで出たものなのでそういう物なんですが、シューの部分にはシンクロ接点しか備わっていません。
TTLを使いたい場合はV6II・V6IIsをカメラに装着し、それ経由で光らせる必要があります。
でもTTLがあってもディフューザー使ったりバウンスさせたりすると、1枚目からバッチリな露出にはならないので必須というほどの機能でもないかなと。
ただもしかするとイベント撮影とかで使うかもしれないので、カメラにV6IIsとRF60xを両方くっつける方法はそのうち考えます。
ちなみに専用のキャリングケース付き。
でもカメラバッグに入れる時は裸のことが多い気がする。
お次はワイヤレスフラッシュトランシーバーV6IIsです。
V6IIsの「S」はSONY用の意。
これとは別にV6IIというものがあり、そちらは一通りのメーカーに対応しているのですが、SONYだけは接点が特殊なのでトランシーバーも別に作られています。
V6IIsのパッケージもオシャレ。
本体はこんな感じで背の低い薄べったい形状になっています。
シューへの固定はレバー式。
プラスチックのレバーに軸などは入っていないので、あんまり力入れすぎると折れないかちょっと不安ではありますね…。
α7RIIIのセットするとこんな感じ。
他メーカーだと表示が見やすいように斜め上向きになっているコマンダーも多いですが、V6IIsに関しては薄いデザインなのでかさばらず取り回しは良いと思います。
見た目がいかにもプラスチックなのがちょっと残念ではありますが、いつも付けて持ち歩くわけではないのでまぁいいかなと。
まだ本格的な撮影では使えていませんが、これからちょこちょこ使ってライティングもマスターできるようにしようと思います。
Cactusなら今後多灯で使うのにも都合が良いのできっと活躍してくれるはずです。
ではでは。