こんばんみ。
先日Windowsのアップデートでひじょーに面倒なトラブルが起きたのでそのお話を。
結局根本的な解決策は見つからなかったのでヒマな方だけどうぞ。
さて、事の発端は2018年6月の月例アップデート。
このアップデートが入ってからなぜかChromeとOperaだけがスムーズにネットに繋がらなくなってしまいました。
具体的には何かのページを開こうとした時、「https://○○をリクエストしています」という状態のまま長時間待たされた挙げ句、タイムアウトするといった感じ。
EdgeやFirefoxは問題なく使えて、読み込みが終わらないChromeと一緒にFirefoxで同じページを開くとChromeも引っ張られるように表示されるという奇妙な状態でした。
まずはChromeとOperaを両方アンインストールして入れ直すものの改善せず。
たしかOperaはChromiumベースなので、そもそもの原因はChromeのような気もしなくもないですね…。
一部のアプリケーションだけネットに繋がらないということは、やはり考えられるのはファイアーウォールやウイルス対策ソフトが原因だったりするのかな?と思い、ファイアーウォールの設定を見直したり、カスペルスキーをアンインストールしてみたもののやはり改善せず。
このカスペルスキーもなかなか曲者で、普通にアンインストールしようとしたら何度やっても途中で失敗しWindowsを巻き込んでフリーズする現象が発生。
カスペルスキーのWEBサイトで配布されているアンインストールツールでやっと削除することができました。まぁアンインストールも意味なかったわけですが。
散々あがいたものの結局解決策は見つかりませんでした。
でもChromeとOperaは非常によく使うので使えないと困る…。悩んだ挙げ句、再設定の手間はありますがWindowsを初期化することにしました。
Cドライブに入っている必要なファイルをすべてNASに避難。この作業も結構時間がかかる…。
かなりの時間をかけてファイルを移動した後、Windowsの更新とセキュリティ>回復>このPCを初期状態に戻すの項目から「すべて削除」を選び初期化しました。
さて、初期化したら初期化したで今度は別の問題が発生。
というのもマザーボードのUSBのドライバまで削除されたのでUSBのマウスが使えなくなってしまいました。
キーボードはPS2端子のものがあったので良かったのですが、マウスはPS2の物は家にない…。
そうだと言うのになぜかWindowsのセットアップ画面はマウスか音声認識用の画面が出てしまい、キーボードの操作を受け付けません。
一応マイクはあるですけどUSB端子用なので当然使えず…。
Windowsがキーボードだけで開始できないなんて、そんなことあるのだろうか…と散々に悩んだんですが、なんとなくオーディオインターフェイスを外して再起動したらキーボードで操作できる画面が出てきました。
オーディオインターフェイスが繋がっているから、マイク入力しようとしているんだと思ってそれ用の画面が出ていたんでしょうね。なんでUSB使えないはずなのにそこは認識するねん。
ようやく解決したのでキーボードだけを使ってどうにかセットアップ。
マザーボードのメーカーのWEBサイトを見ると、どうやらDriverHubというソフトの使用を推奨しているようです。このソフトを使うとハードを認識して、最適なドライバをダウンロード・インストールしてくれるらしい。
キーボード操作だけでソフトをインストールしたのですが、DriverHubの画面上のボタンがキーボードでは押せないことが判明。
えぇ…どうすりゃいいんだ…と悩みに悩み、Chromeリモートデスクトップを使うことを思いつきました。
これまたキーボード操作だけでChromeリモートデスクトップのホストをインストールし、ノートパソコンからログイン。やったー!これでDriverHubのボタンが押せる!笑
マウスが繋がっていないせいかなぜかマウスカーソルが出ませんが、目押しというか、心の目でボタンを押し当てることに成功。ドライバのインストールは成功し、ようやくUSBが使えるようになりました。
結局根本的な原因がわからず、対応に6時間ぐらいかかりました…。
その上ほとんどソフトが入っていない状態と言う…。
はぁ…色々入れ直すの本当に面倒です…。
同じような現象に見舞われてしまった方、初期化は色々面倒なので最終手段で…。