こんばんみ。
前々からガジェット関連のニュースなどで話題になっているSONYのPS4用VRヘッドマウントディスプレイ「Project Morpheus」ですが、
今回の東京ゲームショウではバンナム開発の「Summer Lesson」なるソフトを使った実際に「Project Morpheus」を体験できるんだとか。
この「Summer Lesson」は鉄拳シリーズのプロデューサーで一時期失踪騒動で話題を呼んだ(?)、原田勝弘氏によるプロデュースだそう。
格闘ゲームのプロデューサーが一人称視点の美少女ゲーム…と考えるとちょっと不思議な感じですが、この人はFPSとかも好きでいろいろとプレイしているような人みたいです。
一人称視点の臨場感がわかる人なんです!良かった!
デモだと登場するキャラクターはまだ女の子1人だけみたいですが、男性キャラをはじめとしていろいろ追加される予定らしいです。
ゲームとしてはどんな内容になるんでしょうね?
「どこでもいっしょ」みたいな感じ?古いか。
ネットでいろいろ見てみると、このキャラクターがアイレムっぽいと言っている人がいましたが、確かにそうだと。
自分も同感です。
なんとなーく絶体絶命都市2の西崎佳奈を彷彿とさせるような、させないような。
絶体絶命都市シリーズは基本的には好きですけど、アイレムにはドライビングゲームを携わった経験のある人がいなかったのか、タクシーを運転する場面の操作性はホントにイライラさせられた…。
最初のデモとして用意された「Summer Lesson」はVRゲームとして大きな衝撃を与えてくれそうですが、高価なヘッドマウントディスプレイをこのソフトだけの為に買うのはちょっと、うーん…って感じですよね。
重要なのはその後!
対応ソフトがどれだけ出てくれるのかが、購買意欲を掻き立ててくれるか、それともデモ機で体験できればいいや…で終わったしまうかの分かれ目です。
FPS好きな自分としては、ぜひここは「Project Morpheus」を活かしたFPSをガンガンリリースして欲しいところ。
別に新規タイトルじゃなくてもいいんです。PC・PS4・Xbox 360向けで出しているタイトルを、PS4だけヘッドマウントディスプレイ対応にしてくれるだけでPS4版を購入するに値する十分な理由になる気がします。
実際、PCのHalf-Life 2にMODを導入することによってVR対応ヘッドマウントディスプレイ「Oculus Rift」とモーションコントローラの「Razer Hydra」に対応させることも可能なようなので、すでに発売されているゲームにVR機能を追加するのは技術的には不可能ではないハズと思います。
ちなみに「Razer Hydra」は自分も持っていたんですが、対応ソフトの少なさに売却してしまいました…。
Hydraに対応したPortal 2などのソフトでは、人間が顔や体の向きを変えずに視線や手を動かせるように、ゲームの中でもキャラクターの体の向きを変えずに照準を操作できるガンシューティングに近いような独特の操作感が味わえました。
一応対応ゲーム以外でも使えると言えば使えたんですが、キャラクターを動かさずに照準だけを動かす機能は当然対応ソフトでしか使えないので、マウスと同じような操作感になります。
CoDやBFなどで試してみたのですが、マウスと違ってコントローラーを宙に浮かせていないといけないので精密なエイムは難しいし手首は疲れるし、ジェスチャーにアクションを割り当てると別のアクションと誤認識されたりかなり難しかったです…。
でもL4D2の殴りをコントローラを突き出すジェスチャーに割り当てると、実際にゾンビを殴っているみたいでちょっとおもしろかったw
まぁ話は戻りますが、VR対応のヘッドマウントディスプレイはFPSに限らず、フライトシミュレータやレースゲームなどのコクピット視点のゲームもかなり相性が良さそうですよね。
ただ、日本のゲームでFPSって少ないし、海外のゲームデベロッパーがこの「Project Morpheus」に対応させてくれるか、というのがちょっと心配。
今後そのへんの動きがどうなるかまだわかりませんが、
とりあえずTGSでは「Project Morpheus」を体験できるといいなぁ。