こんばんみ。
最近はコンパクトでフランジバックの短いミラーレス一眼が数多くリリースされたことによって、様々なオールドレンズがデジタルで楽しめるようになりました。
オールドレンズ遊びにおいて、レトロな写りが楽しめるのももちろん重要ですが、やはりクラシカルなルックスにそそられる人も多いはず。
特に自分の場合は沈胴型のレンズや角型フードのレンズに魅力を感じるのですが、なんと今月末にコシナから新しい沈胴型のレンズが発売される!ということでチェックしてみました。
ものはこちら。
CosinaのHELIAR 40mm F2.8 です。
スナップに便利な40mmで、クラシカルなルックスでありながら非球面レンズの採用により近年のレンズらしいシャープな写りに仕上がっているんだとか。
選べる2種のレンズフード付き。
カメラマガジンの10月号には、特集のような感じでこのレンズで撮影された写真が見開きで大きく印刷されていますが、確かにとってもシャープでオールドレンズっぽい収差は全然ないように見えます。
レトロなのは外見だけですね。
前々から沈胴型のレンズが欲しいな〜と思ってヤフオクなどを見ていたのですが、やはりオールドレンズだと実物を見てみないと写りの個体差などもありそうだしちょっと恐いな…となかなか踏み出せずにいました。
しかし気になるのはやはりお値段。
ウン十万もするようだったら、やっぱりオールドレンズのほうが良いかな…?と考えてしまうところ。
試しにAmazonで検索してみると既に予約ページが用意されており、お値段なんと ¥39,780となっていました。(メーカー希望小売価格は¥46,000)
あれ?意外と安い…。
お、これはちょっと買いなのでは?と思いメーカーページやカメラマガジンの情報をよくよく見てみると一つ問題点が…。
このレンズのマウントはVMマウントと言うライカのMマウントと同じ口金になっています。
その為、手持ちのα7に取り付ける際はMマウント→Eマウントの安いマウントアダプターを買えば良いのかな?と思ったんですが、そうはいかないようで。
実はこのレンズ、レンズ側にはフォーカスリングがついておらず、専用のヘリコイド付きのマウントアダプター「VM-E Close Focus Adapter」をかまさないとピントを合わせられないのです。
ちなみにこのマウントアダプターはお値段 ¥39,744。(Amazonで10/12現在¥33,433)
レンズとマウント両方買うと7万オーバーなので思ったより高い…。
ヤフオクで欲しいと思っていたズミクロンが買えちゃう値段です…。
Mマウント→Eマウントのマウントアダプターには、接写を目的としたヘリコイドがついているものが他社からもう少し安く発売されていますが、フォーカスリングがついてないレンズ用ではないので代用すると無限遠に合うのか、最短焦点距離がどうなるのかなど全く想像がつきませんね。
見つけた時は買う気満々だったんですが、ちょっと躊躇…。
シャープな写りで実用的な「Heliar 40mm F2.8」を買うか、
憧れで定番の「Leica ズミクロン 50mm」を買うか、
画角の広い「Leica ズマロン 35mm」を買うか、
はたまた1万円以下で買えるロシア製の「Industar-22 50mm」で妥協するか…。
悩みどころです…。