こんばんみ。
先日ふとfacebookを眺めていたら、上のような記事が流れていて初めてFL StudioのMac版βがリリースされていることに気がつきました。
ボカロブームなどでCubaseなどからDTMを始める人は多そうですが、トランスなどのクラブミュージックを聴いてDTMに興味を持った自分はFL Studioが最初のDAWでした。
購入したのは確かFL Studio 8あたりのバージョンの時に発売されていた、SONYのACIDとセットになったやつだったでしょうか。
バンドル用のグレードだったので制限があった為、途中から制限なしのものにアップグレードして使っていました。
その後は徐々にトランス系からヒップホップなどに自分の趣向が変わり、Ableton Liveに興味が湧いてきたので楽器店で働いていた頃にLiveに乗り換え、Mac Book Proを購入。
DTM環境がWindowsからMacへと移ってFL Studioはさっぱり使っていませんでした…。
そんなFL Studioですが、Macでも使えるとなればRewireなどでLiveと組み合わせて色々使えそう!ってことでベータ版をインストールしてみることにしました。
前述したFacebookのリンク先はこちらのページ↑
「Mac向けのFL Studioは出るの?」という質問のページのよう。
だらだら〜っと下にスクロールしていくと赤矢印で示した所にベータ版の詳細らしきページに飛べるリンクがあるので、こちらへ進みます。
説明や動画が貼られているので流し見しつつだらだら〜っとスクロールしていくと…
「You can download the FL Studio OS X Installer here」というリンクがあるのでこちらをクリックします。
と、ここでImage Lineのアカウントにログインするように要求されます。
FL Studioを購入していなくても、アカウント登録するだけなら無料で誰でもできるので、アカウントを持っていない方はサクッと作ってログインしてください。
ここでようやくベータ版に関する詳しいインストール方法などが書かれたページに辿り着きました。
また動画が貼ってありますが、だらだら〜っと下にスクロールしてくと…
インストール方法が書かれています。
やり方は以下の通り。
1.FL Studioの設定のファイルを消す(初めてインストールする人には関係ないみたい)
以前のバージョンのベータ版をインストールしていると
/Users/USERNAME/Library/Preferences/com.image-line.flstudio.plist
に余計な設定ファイルがあるようなのでこれを消す。
2. インストーラーをダウンロードする
ページに貼られているリンクから新しいバージョンのβ版をダウンロードします。
3.レジストレーションキー
Windows版を購入してImage LineのWEBサイトに製品登録している人はページのリンク先からレジストレーションキーを入手、ベータ版をオーソライズできます。
ちなみにレジストレーションキーが無くてもデモ版として起動できるので試してみるだけなら問題はありません。
デモ版はプロジェクトの保存ができませんが、特に日数の制限はないのでゆっくり試して気に入ったら購入しましょう。
4.説明の動画を見る
文で説明しづらかったのか、なぜか4つめの項目には動画が貼られています。
簡単に説明すると、
まずはダウンロードしてきたインストーラーはzipで圧縮されているので解凍し、出てきたappをアプリケーションホルダーに移動してあげます。
この時点でもうデモ版として起動できます。
レジストレーションキーを持っている人は、FL Studioのメニュー内の「Register FL Studio」という項目からレジストレーションキーを読み込ませることでオーソライズできます。
動画内ではさらにWindows用のvstプラグインをインストールする機能が解説されていますが、こちらは試していないのでどんな感じになるかわかりません。
ちなみに、サードパーティー製のWindows用のプラグインが正常に動作しない場合でも絶対に開発元には問い合わせないで下さいと警告つきです(笑)
まぁそりゃサポートしてないOSのことでクレームつけられたらプラグイン開発してる人も怒りますよね。
実際に上記の方法で自分のMac Bookにインストールしたところ…
無事に起動することができました!
サンプルの曲もとってもスムーズに再生されます。
iOS版のFL Studioは正直全然FL Studioじゃねぇ…って言う出来でしたが、これはほぼWindows版と同じように使えそうです。
Audio Unitは現時点ではサポートしていないようですが、Rewireが使えるならAUは他のDAWに任せることも出来そうですよね。
製品版が楽しみな完成度です!