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flickrの大幅アップデート「Camera Roll」と「flickr uploadr」をチェックする

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Flickr2015

こんばんみ。

どうやら先日5月7日、Yahoo.comがflickrの大規模なアップデートを発表したとのことで、どんな変更があったのかチェックしてみました。


■新機能「Camera Roll[BETA]」

以前から今までアップロードした写真がズラッと見れる「フォトストリーム」という機能がありましたが、それとは別に自動でアップした写真を振り分けてくれる「Camera Roll」という機能が追加されました。

Flickr4 01

行き方はFlickrトップページの
You>Camera Roll
をクリック。

Flickr4 02

するとフォトストリームと似たような感じで今までアップロードした写真が日付順にズラッと表示されます。

パッと見、フォトストリームとあんまり変わらないんじゃない?と思うかもしれませんが、まずレフトナビ部分に年と月の表示が出ていて、ここをクリックすることでその時期の写真へジャンプすることができるようになっています。

また、日付順以外にも写真を振り分けてくれる機能があって、

Flickr4 03

タイル上に表示されている写真たちの上にあるボタンを「Date taken」から「Magic View」に切り替えると、あら不思議。
アップした写真を自動でカテゴライズして整頓してくれるのです。
なんでも2013年にYahooが買収したIQ Enginesの画像認識技術が使われているんだとか。

ただ、認識技術は絶対ではないのでちょくちょく関係ない画像が混ざることも。
上の画像では「Animal>Bird」カテゴリを見ていますが、明らかに鳥じゃないものも混ざっていますよね。

Flickr4 04

こちらは「Animal>Cat」カテゴリ。
ちょっと惜しいぞ…。

Flickr4 05

植物系のカテゴリは大体期待通りの振り分けがなされていますね。

Flickr4 06

ちなみに具体的な被写体だけでなく、「abstract(抽象的)」や「black and white(モノクロ写真)」などのカテゴリも用意されています。

まぁちょくちょく違うカテゴリの写真が混じってしまいますが、今まで通りアルバム機能やタグ付けの機能はありますので、きっちりと分けたい場合は従来通りそちらで設定しましょう。

「Camera Roll」のMagic Viewを眺めていると、「そういえばこんな写真もあったな〜」という感じで過去の写真が発掘できますね。


flickr uploadr

ついに登場した公式の自動アップロードソフト。
PC上の指定したフォルダに追加された画像を、バックグラウンドで自動的にアップすることができます。
もちろんMac/Windows両対応。

Flickrup 01

入手するにはMacの場合flickrのホーム画面右上のバナーか、

Flickrup 02

写真のアップロード画面のリンクからダウンロードすることができます。

Windowsの場合はflickr:toolsからダウンロードできました。

なぜかOSによってダウンロードする場所が違うので要注意です。

Flickrup 03

Macの場合はdmg形式で落ちてくるので、開いて指示通りにアプリケーションフォルダにコピー。
Windowsの場合はexe形式なので、こちらも指示通りに進めればインストールできます。

Flickrup 04

実際起動してみるとこんな感じ。
オシャレです。

初回起動時はサインインを要求されるので、ユーザーIDとパスワードを入力してあげてください。

Flickrup 05

サインインするとセットアップが始まります。

Flickrup 06

ここで指定したフォルダの画像を自動的にピックアップしてアップロードすることができるわけです。
ちなみに見られたくない写真が公開されてしまうのではないかと心配するかもしれませんが、左下に「All photos will be private」と書いてある通り、自動的にアップした写真の公開設定は「自分のみ」の状態になるようです。

Flickrup 07

ちなみにフォルダに入っている写真だけでなく、Macの「写真」アプリに入っている写真もアップすることができるようです。

「Next」をクリックすると、チェックした項目の画像をピックアップ。

Flickrup 09

こんな感じで各項目に入っていた写真の数を教えてくれます。
各項目は折りたたまれているので、開いて中のフォルダにチェックを入れることで細かく指定することもできます。

Flickrup 08

ちなみに指定したフォルダの中にrawデータが入っていたので上のようなメッセージが表示されました。
「at this time」ということは、ゆくゆくはrawデータも対応するのでしょうか…?

Flickrup 11

セットアップが完了すると上の画像のようにメニューバーに常駐してフォルダを監視するようになります。
今回はまだこのアプリを使って画像をアップしていないので表示されていませんが、この下には最近アップした画像が表示されるようになっている模様です。

Flickrup 10

ギアのアイコンをクリックして設定画面を開くと、アカウントの状況や監視するフォルダを変更したりできるようになっています。

今までは大体の人がブラウザからflickrにアップロードしていたのではないかと思います。
ブラウザ開いて、ブックマークからflickr選んで、アップロードの画面出して…ってやっていたものが、予め決めておいたフォルダに入れるだけでアップできるんだから簡単ですよね。

ただ、自分の場合はlightroomのflickrプラグインから毎回アルバムをわけてアップしているので、逐一とアップしていくタイプのこのアプリはちょっと自分のスタイルと違うかも…?

Dropboxのようなオンラインストレージであれば毎回アップしてくれてもいいのですが、flickrのようにWEBサイトにアップして公開、って感じだと現像した写真の終着点といった用途になりがちだと思うので一時的な保管庫には向かないように思います。

このへんも再編集が用意なシステムになってくれれば嬉しいんですけどね。

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やましん
・神奈川在住
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α7RIII・CONTAX G2・BESSA R2Mなどのカメラを愛用しています。
忙しくてやっていませんがPCの洋ゲーも好き。

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