こんばんみ。
先日のフォトキナでSIGMAが新しいレンズを発表しましたね。
今回発表されたのは計5つのレンズ。
■28mm F1.4 DG HSM
古くから広角レンズのスタンダードだった28mmの焦点距離でF1.4を実現したレンズ。
むしろ今まで無かったのが不思議なぐらいですね。
もちろん操作部やマウント部分は防塵・防滴仕様になっており、アウトドアでの使用時もゴミやホコリの侵入を防いでくれます。
SIGMA・Canon・Nikon・SONY Eマウント用の発売が予定されています。
■40mm F1.4 DG HSM
シネレンズとしての画角や性能を満たせるように開発されたスチル向けレンズ。
画面周辺まで一貫して高い光学特性を発揮できるよう極限まで収差が抑えられているとのことで、8K以上に対応する解像感と美しいボケ味が両立しているそうです。
こちらもSIGMA・Canon・Nikon・SONY Eマウント用の発売が予定されています。
単純に画質が良いというのはもちろんですが、50mmを使っていて画角に収まりきらないことが多い…という人はこれを選んでみるとちょうど良いのかも?
■60-600mm F4.5-6.3 DG OS HSM
世界初の望遠側600mm実現の10倍ズームレンズ。
以前発売されていた50-500mmの後継にあたるレンズのようです。
望遠側が同じ焦点距離の150-600mm F5-6.3 DG OS HSMは重量が1.93kgだったのに対し、こちらは重量2.7kgと結構重くなっています。軽さを取るか、ズーム倍率を取るか、悩ましいところですね。
■70-200mm F2.8 DG OS HSM
各社から出ている大定番の70-200mm F2.8の久しぶりの更新です。
フォーカスリミッターを搭載しており、オートフォーカスの駆動範囲を制限することでオートフォーカスをより早くすることができます。この駆動範囲はUSB DOCKを使い任意に設定ができるそう。
また最近のズームレンズで見かけるAFファンクションボタンも搭載し、左手でAFロックすることができます。またこのボタンもUSB DOCKによって機能を変更できるのではないかと思われます。
前々からα7RIII用で使う70-200mmのレンズが欲しいと考えていたのですが、SONY純正のF2.8は結構高いし、TAMRONの最近出た70-200mmはロックオンAFなどが使えない、そしてSIGMAは最後に70-200mmが出たのがかなり前でMC-11対応のモデルが今までありませんでした。
今回の新モデルもMC-11対応とは今のところ特に書かれていないようですが、おそらく対応すると思われるので自分は買いますね。
■56mm F1.4 DC DN
APS-C用の大口径中望遠レンズ。
マイクロフォーサーズ用とEマウント用がリリース予定で、マイクロフォーサーズの場合35mm判換算で112mm程度、Eマウントなら84mm程度の画角になりますね。
以前から発売されている16mmと30mmのレンズと揃えることで基本的な画角が揃えられるようになっています。
F1.4ながらもコンパクトな作りになっており、マイクロフォーサーズのような小さめのセンサーのカメラでも大胆な背景ボケが楽しめそうです。
クロップされてはしまいますが、個人的にはα7シリーズに付けて使っても便利そうに思います。フルサイズ用の中望遠レンズとなると大きいものが多く、α7に付けるとそれなりの大きさになってしまいますよね。このレンズならコンパクトなので、荷物を増やしたくないちょっとしたお出かけでも活躍してくれそうです。