こんばんみ。
去年も参加した最新カメラの展示会「CP+」ですが、今年はSONYのαアンバサダープログラムの企画で「CP+ 2016」にご招待いただきました!
そんなわけで、ちょこちょこ写真を交えて自分が見てきたブースのレポをしていこうと思います。
SONY
会場に入って右手がいきなり本命のSONYブース。
展示の中心はやはり目玉のα7関係が中心。
α7のバリエーションやFEレンズなどがずらっと展示されていて、最新のレンズを使ってジオラマを撮影したりできるようになっていました。
あと気になっていた「G-Master」シリーズの展示もありました。
G-Masterを使ってモデルさんを試し撮りできるコーナーも。
ここは人気が高くて順番待ちでした。
また自分はαアンバサダーで招待頂いていたのでポートレートフォトグラファーの魚住誠一さんとモデルの三原勇希さんのセミナーを最前列で見ることができました!(笑)
セミナーというより魚住さんと作品の解説といった感じの内容でしたが、SONYのα7やFEレンズのWEBページをよく見ている人であれば「見たことあるぞ!」という写真が多くて面白かったですね。
ちなみにセミナー参加者の内じゃんけんで勝った3名に魚住さんがプリントした三原勇希さんの写真がプレゼントされましたが、そのうち1枚は魚住さん自身の顔写真だとか…(笑)
ただ貰った人全員がその場で中身を見ていなかったので冗談か本当か…。
終始魚住さんと三原さんが仲良さそうで微笑ましいショーでした。
自分もモデルさんとロケ行ってみたいね。
エプソン
自分が通りがかった時にちょうど写真家の三好和義さんのトークショーが行われていました。
あまり写真家さんに詳しくないのですが、南国などの涼しげ〜な写真を撮っている方ですね。
シグマ
注目を浴びているフォビオンセンサーを搭載したミラーレス一眼「SIGMA sd Quattro」と「SIGMA sd Quattro H」の展示の他、新しいワイヤレスストロボ「EF-630」も。
また新レンズの「50-100mm F1.8 DC HSM」と「30mm F1.4 DC DN」の展示もありました。
50-100mm F1.8って便利そう!と思ったんですが、これAPS-C用なんですね…。
リコーイメージング
話題のフルサイズ一眼レフ「K-1」のタッチアンドトライコーナーがありました。
結構混雑していたので自分は並びませんでしたがかなりの注目度のよう。
Canon・Nikonと比べると対応レンズが少なそうなのでそんなに食いつく人は多くないんじゃないかな?と思っていた自分からすると、こんなに注目されているのかとちょっと驚きました。
GR IIのシルバーエディションの展示も。
ちょっとデザインが古い気がしますが、こういう高級コンデジはサブ機として欲しいですね…。
ニコン
実はあんまり見てないです…。
キヤノン
EOS 5Dsや1DX MarkIIのリリースで注目のCanonのブース。
ブースのど真ん中にEOS-1DX MarkIIのブースがあり、ここでは体操選手の演技を目の前で試し撮りできるようになっていました。
他社のブースでは動きのあるもので試し撮りできるコーナーはあまりないので、これはすごい、良く考えたな〜といった感じです。
ブースの奥のほうにはプリンターやビデオカメラのコーナーなどが。
パナソニック
実は全然見てないです…。
タムロン
最近単焦点のレンズをいくつか発表したタムロン。
もちろんそれらのレンズの展示もありました。
前々から発表されていた35mmと45mmのレンズに加え、85mmと90mmのマクロレンズも発表。
以前出ていたマクロレンズは結構見た目が古臭いなーと思っていましたが、今回発表されているものは現代的なデザインに統一されていてカッコいいですね。
マクロレンズは持っていなかったので、これを機に購入も視野ですね。
マウントアダプターも買えば5Dとα7で使いまわせそうですし。
オリンパス
オリンパスブースは手軽に触れるデモ機が多くのでいろいろと遊べます。
オリンパスで個人的に気になったのはPEN-F。
OM-Dはα7を持っているのであまり興味が湧かないのですが、PEN-Fのコンパクトさと渋い感じのルックスはなかなか良さそう。
市川ソフトラボラトリー
国産のRaw現像ソフトSILKYPIXを製作・販売している市川ソフトラボラトリーのブース。
メーカーの方が直々にSILKYPIXの機能を熱く語っていました。
段階補正フィルターなどに関してはLightroomでも近いことができそうですが、RGBと分離して明るさだけをコントロールできるLトーンカーブは便利そうですね。
あと国産だけあって日本語の使いこなし方の説明などがオフィシャルのWEBページに多く記載されているところはかなり親切かもしれません。
EIZO
カラーマネージメントディスプレイと言ったらEIZOです。
自分が通りがかった時にちょうど鉄道写真家の長根広和さんのトークショーをやっていたので見学することができました。
ブース内にはカラーマネージメントディスプレイのColorEdgeシリーズが展示され、スタッフさんからカラーマッチについて話を聞くことができます。
ただ会場内はあちこちに照明があるのでディスプレイ見づらいですね…。
DNPフォトイメージング
中判カメラ・中判カメラバックのPHASEONEの国内代理店であるDNPフォトイメージングのブースです。
中判カメラに全然詳しくないので何という機種かわからなかったのですが、このクラシカルなルックスのカメラかっこいいですね…。
木のグリップがすごいいいです。いい。
ちなみにDNPフォトイメージングはPHASEONEの販売だけでなく写真のプリント機やフォトブック作成サービス「DreamPages」の運営なども行っているそうです。
会場で500円ぶんのフォトブック無料で作れるクーポンを頂いたので今度注文してみようと思います。
コシナ・カールツァイス
このブースではカールツァイスとコシナのレンズなどの展示が行われていました。
α7に装着されたBatis。
ZMマウントのレンズは非常にクラシカルなデザインですが、こちらはビックリするぐらい現代的なデザインです。
これらのレンズが平行して販売されているんだから不思議ですよね。
スチルカメラ向けのレンズだけではなく、シネレンズの展示も。
この一帯のレンズは車が買えちゃうようなお値段のものばかり。
自分が持つことは一生ないでしょう。
ブース内にはRed Weaponを発見。
これ本当にカッコいいですよね…。
α7に装着したフォクトレンダーのレンズの展示コーナー。
ちょっと欲しいなーと思っていたHELIARもありました。
こうやっていい感じにライトアップされてるとそそられるものがありますね。見た目だけでも欲しくなります。
サンディスク
信頼性の高さが売りの記録メディアメーカーのサンディスクのブースでは、何人かのプロカメラマンさんが現場での経験を踏まえて、読み書きの早いメモリーカードのメリット、信頼性の高いメモリーカードのメリットなどを解説していました。
今はTranscendのカードなどが結構安いですが、自分はこのメーカーのmicroSDカードがすでに2回壊れています。
やはりちょっと高くても信頼できるメーカーのものを買ったほうがいいんでしょうね。
ちなみに自分がα7に使っているSDカードはPanasonic製でした…。
Rawで撮ると結構書き込み遅いですけどサンディスクのほうがいいかな…?
DJI
ドローンといったらここ、DJIのブースです。
以前から人気のPhantomの新型が出るそうで、障害物を認識してぶつからないようにする機能や、カメラで捉えた人物を追跡する機能を備えているそうです。
どこかのメーカーが腕に付けた送信機を目印に追跡するドローン発表していましたが、カメラで追跡できるのはすごいですね。
これでバイクなどを追跡させれば映画やゲームのような画が撮れそうです。
Phantom以外にももっと大型のドローンの展示も。
一眼レフをぶら下げて飛行できるモデルもあるようですが、さすがにこのレベルになってくると一般人が遊びで買うにはお金がかかりすぎます…(笑)
ニッシン
クリップオンストロボの製造・販売を行っているニッシンのブース。
カメラメーカーの純正ストロボよりも安価でありながら、カメラメーカーにOEMを行っているだけあって品質は確かと言われるニッシンのストロボ。使っている人も多いのではないでしょうか。
おっ!と思ったのがこちらの張り紙。
ソニーにも対応したTTL対応の送信機と受信に対応したストロボが出るようです。
α7にストロボが欲しかったので純正を買おうかなーと思っていたのですが、これもありですね。
ルミカ
ライブの時などに使うルミカライトのメーカーのルミカです。
マネキンが何やら棒のようなものを抱えていますが…
その先っちょのこんな高いところにカメラが…
一番長いもので7.5mぐらいまで伸ばせるそうで、建築現場で高所のチェックなどに使うための一脚のようです。
自撮り棒として使えなくもないかもしれません。
日本カメラ博物館
メーカーではありませんが、様々な歴史的なカメラの展示を行う日本カメラ博物館のコーナー。
もう本当に骨董品のカメラからわりと最近まで使われていそうなフィルム一眼までいろいろ見ることができました。
中には内部が透けて見えるスケルトン仕様の展示も。
イメージビジョン
海外の照明機材などを扱うイメージビジョンのブース。
自分が行った時はちょうどデモンストレーションを行っていました。
様々なメーカーのストロボに対応できるワイヤレスライティングトランシーバー「Cactus」が一番の目玉なようです。
マウスコンピューター
BTOのパソコンを扱うマウスコンピューターのブース。
以前この会社のG-TuneというブランドのゲーミングPCを買ったことがあったのでゲーミングPCのイメージが強かったですが、最近はRaw現像や画像編集向けのBTOも組んでいるようです。
銀一
撮影機材やアクセサリーを扱う銀一のブースです。
職場で使っているサンスターストロボの製品があったので「おっ!」と思って見てみたのですが、なんと最近のストロボはスマホやタブレットから遠隔操作で設定を変えられるんだそうです。
ライティングがなかなかうまく決まらずカメラとストロボの間を行ったり来たりするのは本当に面倒ですからこういうのは便利そうですね…(笑)
ビデオ撮影などに使えるグリップの扱いもありました。
カメラの機材って地味なものが多いですが、このグリップはかなりカラフルですね。
マンフロット
三脚などで有名なマンフロットのブースです。
大小様々な三脚や一脚、雲台などの展示がありましたが、個人的に気になったのは三脚付きの小さなライト。
これと小さなカメラをバッグに入れて持ち歩けば、いつでもどこでもライトを使ったブツ撮りができてしまいますね。
自分のようにブログに上げる写真を撮りたい人はもちろん、自撮りをSNSなどにアップしているような人もライトの有り無しで表現の幅が広がるのでは?
ちなみにマンフロットのブース内には「ナショナルジオグラフィック」のコーナーもありました。
アウトドアっぽくてオシャレなカメラバッグが多く、物によっては普段使いにもちょうど良さげですね。
こういう渋い感じはなかなか好みです。
KIPON
今ブームのマウントアダプターのメーカー「KIPON」のブース。
みんな大好きα7に対応した製品の展示が多く見られました。
サイトロンジャパン
このブースには接写性能を目玉にした「LAOWA」という海外メーカーのレンズの展示がありました。
こんな感じでデモ機がいくつか置かれているのですが、レンズフードが被写体にぶつかるぐらい近づいてもピントが合います。
マイクロンジャパン
サンディスクほどメジャーではないですが、SDカードやCFカードなどのブランド「Lexar」のブースでした。
このあたりは小さめのこじんまりとしたブースが多いのですが、ここだけコンパニオンのお姉さんが多かった。
ロモジャパン
トイカメラやクラシカルなロシア製レンズなどを扱うロモグラフィーのブース。
Lomo’Instant Wideというインスタントカメラがすごいオシャレかつ高級感があって素敵です。
モノゴ
このブースにはDamCamなる珍しいカメラ(?)が展示されていました。
ボディがダンボールでできた非常に簡素なカメラで、特殊な感光紙をフィルムとして使用して中判カメラのように上から覗き込んで撮影するものだそう。
プロ向けの機材が多く並ぶCP+ですが、こういった趣味性の高いカメラもおもしろいですね。
国立天文台
正直一般的なカメラマンには全く縁がなさそうですが、国立天文台の展示ブースもありました。
実際に動く天文台のミニチュアや写真の展示があります。
今回周ったところはこんな感じでした。
最初は土日2日間行こうかなーとか、有給取って金土2日間行こうかなーとか思っていたんですが、ちょっとめんどくさくなって1日だけになりました…(笑)
来年はもうちょっと時間をかけて今回ちゃんと見れなかったブースもくまなく見てみたいですね。