こんばんみ。
KickstarterでMac専用のちょっとユニークなソフトウェアシーケンサーのプロジェクトを発見しました。
こちら→「2020 THE SEMI MODULAR BEAT-MACHINE」
PCで作曲するためのDAWやプラグインというのは今数えきれないほど出回っていて、それを組み合わせていろいろな使い方ができるわけですが、このアプリは即興のパフォーマンスにも使えるセミモジュラータイプのシーケンサー。
内蔵の様々なモジュールを自由にパッチングして、このアプリ一本で演奏したり曲作りできるようになっているわけですね。
ちなみにこのプロジェクトの企画を行っているのは東京を拠点に活動するアーティストである首藤陽太郎さんとNOEL-KITさんによるユニット「DUB-Russell」。
ミュージシャン視点で作られたと考えると、様々な現場のアイデアが盛り込まれているんじゃないかと期待してしまいます。
パーフォーマンスで使うDAWというと自分も大好きなAbeton Liveが思い浮かびますが、サンプリングに関する機能が充実したLiveとくらべてこちらのアプリはアプリ上での音作りを重視しているんでしょうかね?
内蔵されているモジュールは
・CLOCK
・SAMPLE SLICER
・GRID SEQUANCERS
・12x ONE-SHOT SAMPLERS / KICK SYNTH
・2x FM SYNTHS
・EXTERNAL INPUTS / HIGURASHI GENERATOR / 3x SOUND LOOPERS
・9x CV TRIGGERED EFFECTS / EFFECT PATCHER
・PITCH TRANSPOSER
・3x SEND EFFECTS
・BUS MIXER
・MASTER EFFECTS / AUDIO OUTS
・RANDOMIZING FUNCTIONS
などの模様。
要求スペックは
OS:Mac OS X 10.10以降
CPU:Core i5 1.7GHz以上
メモリ:2GB(4GB以上推奨)
ディスプレイ:13インチ以上のディスプレイ推奨(一応11インチでも動くようですが、見づらい模様)
とのことです。
実際触っていないので詳しいことはわかりませんが、Ableton Liveのユーザーには馴染みのあるCycling’74のMAXと一緒に使うこともできるっぽい…?
既存のDAWよりももっと直感的にトラックメイクしたい、あれこれプラグインを使わずにアプリ一本で完結できたらいいのにな、と考えている方にどうでしょう?