こんばんみ。
先日MicrosoftがSurface Pro 4用の新しいタイプカバー「Signature タイプカバー」を販売開始しました。
今までのタイプカバーの表面はベロアのような起毛の素材。
サラサラした肌触りと外観は十分オシャレで高級感があったのですが、今回発売された「Signature タイプカバー」はさらにその上を行く仕上がりになっています。
表面の生地にはアルカンターラという天然スエードによく似たイタリア製の高級な素材を使用。
主に高級車の内装などに使われる高品質な生地なんだとか。
遠目に見るとシンプルなグレーに見えますが、黒と白の繊維が混紡されており単調にならない独特の質感を生み出しているんだそうです。
凝ったプロモーション動画も用意されており、Microsoftの本気度が伺えますね。
アルミボディそのままのガジェットってそれはそれでカッコいいんですが、このタイプカバーにはそれとは違った魅力がありますね。
バッグや財布、時計のようないつも肌身離さず持ち歩くアイテムってあると思いますが、独特の温かみのある質感やハイセンスなルックスのおかげでタブレットPCというものが肌身離さず持ち歩くアイテムに近づくようが気がします。
身につける喜びみたいなもの…表現しづらいのであとは察してください。
オフィシャルページには各界の世界的なデザイナーがこのタイプカバーがついたSurfaceを持った写真がいくつも掲載されており、まずは道具から揃える派の人々の心を刺激します…(笑)
ちなみに従来のモデルの定価が税込17,712円だったのに対し、「Signature タイプカバー」の定価は税込22,118円。
特に機能が追加されたわけではないので、この5,000円近い価格の差は純粋に生地の差なんでしょうね…。
最近国内だと「NuAns」というブランドからスエード調の素材のWindows Phone専用のカバーやモバイルバッテリー、デバイスを置く用のマットなどが発売されています。
少し前まではガジェットの外装にこういった生地が使われることってありませんでしたよね。
このへんもデザインのトレンドの変化によるものなのでしょうか。
個人的にはこういったスエードっぽい素材や革、あとツイードのような汚れたり傷ついて味が出るというか、経年変化が楽しめそうな渋い感じは大好きなのでもっと増えて欲しいですね。
Signatureタイプカバーも不良でSurface Pro 4を返品してなかったら買ってただろうなぁ…。