ゲーム

個人的にはそこそこ楽しめたDOOMのオープンベータテストの話。

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こんばんみ。

先週末に話題のゴアFPSシリーズの続編「DOOM」のオープンβテストが行われていたので自分もプレイしてみました。
今回はそのレビューと感想です。


DOOMはid Software開発のゴアFPSシリーズ。
初代DOOMが1994年ぐらいPC DOS用ソフトとしてリリース、その後ちょこちょこ拡張パックの追加が行われ、しばらく間が開いた2004年にDOOM3というホラー要素の高い続編が出ていました。
そして今年2016年に今作「DOOM」の発売というわけですね。

旧作に関してはいずれもsteamで購入可能なので気になる方はぜひそちらも。
自分は3に関しては未プレイですが、それ以前のタイトルに関してはsteamでセールになっていた時に購入してプレイしていました。

さて、今回のオープンβテストの期間は4月15日〜17日でsteamから誰でも参加できました。
トップページにもリンクが貼られていたのでそれで気がついた人も結構いたのでは?

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ちなみのsteam上のレビューでの評価は「ほぼ不評」…(笑)
個人的には悪くない出来だと思いましたが、詳しい話はまた後で。

ここからはスクリーンショットを交えて実際どんな感じだったか書いていこうと思います。

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まずタイトル画面。
ベータですがきちんと日本語にローカライズされています。
今回はマルチプレイのベータテストということなのでマルチプレイしか選べません。

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マルチプレイのメニュー画面。
ここからマッチへの参加やロードアウトの編集などが可能です。
「装備」の項目からは武器のロードアウト、「ハッキングモジュール」の項目からは試合中に使えるPerkのような能力のセッティング、カスタマイズからはキャラクターや武器の外観の編集が可能です。

装備
ロードアウトはCoDなどと似たようなシステムで、編集不可の「アサルト」「スナイパー」「アンブッシャー」の3枠と、レベルアップによってアンロックされるカスタム装備の枠が3つありました。

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ベータで使用できた武器は「スーパーショットガン」「プラズマライフル」「ヘビーアサルトライフル」「ボルテックスライフル」「ロケットランチャー」「ライトニングガン」「スタティックライフル」の計7種。

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スーパーショットガン
ダブルバレルのショットガンで、1回のトリガーで2発撃つので毎回リロードの動作が入る。
至近距離でのダメージが絶大なうえ、散弾のため多少雑に撃っても当てやすいので移動速度の早いこのゲームにマッチした武器という印象でした。使っている人も結構多かったですね。

プラズマライフル
連射ができるライフルで、着弾すると小爆発が起きるので敵の足元や近くの壁に当たってもダメージが入るようです。
やや弾速が遅く、連射していると弾が結構目立つので距離が離れていると逃げられがちな感じ。

ヘビーアサルトライフル
連射できるライフルで、こちらは爆発しません。
ただしこちらのほうが弾速が早くダメージも大きいようなので、きっちり当てる腕があるならプラズマライフルよりこちらのほうが強いんだと思います。

ボルテックスライフル
スナイパーライフルポジションの武器。
スコープを覗き続けることによってダメージが上昇する武器のようで、上手い人はフルチャージでヘッドショットを狙って一撃で敵を倒せるようですが、自分は全然使いこなせませんでした…。
ちなみに狙っている間はレーザーが出て目立ってしまうようです。

ロケットランチャー
比較的早いサイクルでボカボカ連射できるロケットランチャー。TF2のソルジャーのような感覚です。
弾速が遅いので長距離だと全然当たりませんが、近距離だと直撃を狙えなくても足元に撃ってあげれば結構ダメージを与えられます。

ライトニングガン
射程の短い電撃のようなものを持続的に放つ銃。
敵に浴びせ続けることでダメージを与える武器なのでエイム力を必要とする感じで自分はちょっと苦手…。

スタティックライフル
スナイパーライフルポジションの武器で、こちらは歩き続けることによってゲージが貯まり与ダメージが上昇するようです。
凸砂的なプレイスタイルを得意とする人向けの武器のようですが、使いこなすのは結構難しそう…。
あまり使っている人は見かけませんでした。

ハッキングモジュール

本作ではハッキングモジュールというPerk的な能力があり、好きなものを4つ選んでおいて試合中に使うことができます。

各ハッキングモジュールには効果時間が決まっていて、ずっと効果を受け続けることはできないようです。

獲得経験値が増える「報奨金」やリスポーン時にちょっとだけアーマーがつく「アーマープレート」、敵のHPが見える「バイタルサイン」、あと名前を忘れてしまったんだけどマップ上のアイテムの湧くまでの時間が見える能力などもありました。

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個人的には「バイタルサイン」が結構戦績に関わってくるんじゃないかなーと思います。
人数的に不利な状況に陥っても、バイタルサインの効果で体力の低い敵を見極めて倒せば人数差を覆せるかもしれません。

カスタマイズ

カスタマイズではキャラクターの外見や武器の外見が変更可能です。
カラーリングを変えられるのはもちろん、キャラクターのレベルアップ時にランダムで貰えるアーマーを付け替えることで各部の装備のデザインも変更できます。

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また、同じカラーでもマット・光沢・メタリックなど質感を変更したり、汚れやキズつき具合も細かくいじれます。

ただ、ここで編集したカラーがそっくりそのまま試合時に反映されるわけではなく、試合時にはアーマーの一部に味方は青、敵は赤のカラーリングが追加されます。

マルチプレイ

さて、ここからは実際のマルチプレイです。

メニュー画面で「マッチを検索」を選ぶことでマルチプレイに参加することができます。

βテストでは「チームデスマッチ」の他に「ウォーパス」と呼ばれるコントロールポイントが移動するコンクエスト/ドミネーション的なルールが選択可能でした。
それから「ランダム」という項目もあり、これを選ぶとチームデスマッチかウォーパスのどちらかのルールで試合に参加します。

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ルール選択後のロビーでも装備などの編集は可能。

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グラフィックはまぁまぁきれいです。
べらぼうに凄いグラフィックというわけではありませんが、自分が使っているちょっと古いグラフィックボードGTX660でも非常にスムーズにプレイできました。

基本的に屋内や暗いマップしかないのできれいなグラフィックで絶景が見れる!みたいなことはありませんが、上に貼ったスクリーンショットのように薄暗い部屋などでは照明が壁や床、武器などに反射している感じがリアルで惚れ惚れしました。

ただ、グラフィック関係でひとつ問題があり「GeForce Hot Fix driver version 364.96」というHotfix版のドライバをインストールしないとうまく動作しない場合もあるようです。

自分もこのゲームのβテスト向けのドライバがあるということは知っていたのですが、当初「わざわざそれを入れなくても動くんじゃないか?」と思って入れずにプレイしようとしたところタイトル画面からカクカクになってしまいまともに動作しませんでした。
使っているグラフィックボードや元々入っているドライバのバージョンによるのかもしれませんが、自分の環境ではこのドライバを入れないとプレイできませんでした。

製品版が出るときにはNVIDIAも正式に対応したドライバを出すと思うのでまぁ心配することはないでしょう。

プレイした感覚を文で説明するのはなかなか難しいので動画を撮ってみました…(笑)
どれぐらいのスピード感なのか、敵と戦うときどんな感じなのか気になる方はこれを見ていただけるとよいと思います。
(ほぼスーパーショットガンしか使ってませんが…)

で、戦闘システムでポイントになると思ったのが近接攻撃。
多くのマルチプレイFPSでは近接攻撃は背後から即死させる用か舐めプ用的なポジションかと思います。

このゲームの狭いマップでは出合い頭での戦闘が多く、また手負いの敵に対して近接攻撃を仕掛けると即死させられるというシステムがあるので結構出番が多いです。
必要な時に格闘ボタンを押せるか押せないかで勝敗がわかれます。

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ある程度敵プレイヤーにダメージを与えると敵が金色に輝いて見えますが、この状態の敵は一発殴れば殺せる状態になったという目印です。

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この状態の敵に近接攻撃を仕掛けると独特の必殺モーションが見れます。
(なぜかモーションが出ずに普通に殴って倒してしまう場合も…)

範囲は比較的広く、プレイヤーの移動速度の速さも相まって当てるチャンスは多いです。
苦し紛れで出した格闘で倒せることもあるので、他のFPSではあまり格闘を使わない人もきちんと押しやすいボタンに設定しておいたほうがいいですよ。

次はマップ内でピックアップできるアイテムについて。

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マップ内に落ちている黄色いアイテムは弾薬、青いアイテムは体力回復、緑のアイテムはシールド回復です。

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・デーモンルーン
取るとその場でデーモンに変身するアイテム。
製品版では変身できるデーモンはいろいろあるようですが、ベータ版ではレブナントしか使えませんでした。

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デーモンルーンがマップ上に現れる時はアナウンスが流れ、全プレイヤーに位置と距離が通知される。

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獲得すると壮絶なエフェクトの後…

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デーモンに変身し、画面の彩度が落ちた独特の視界に。
レブナントは両肩にロケットランチャーとジェットパックを備え、中近距離での戦闘で強いポジションだと思われます。
通常武器のロケットランチャーよりもダメージも爆発範囲も大きいようで、敵に直撃させられなくても足元にガンガン撃つだけで倒せる他、ジェットパックで滞空できるのでうまく使えば障害物が多いところでも射線を通せるので逃げる敵プレイヤーを粉砕できます。

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上の画像だとわかりずらいんですが、デーモンに変身している間は敵の人間が赤外線ゴーグルで見ているかのようにハイライトされて見える。
一瞬視界に入っただけで敵に気づけるのでかなり有利です。

・クアッドダメージ
取ると紫色のオーラを纏い、与ダメージが大幅に上昇します。
クアッドって言うぐらいだから4倍になっている…?のかはわかりませんが、ショットガンやロケットランチャーのような一撃が大きい武器を使っていると面白いぐらいにサクサクとキルを取れます。

・ヘイスト
取ると黄色のオーラを纏い、移動速度が大幅に上昇します。
装備している武器によって使いやすいか使いにくいか意見が別れるかもしれませんが、ショットガン+ヘイストでチョロチョロ動きまわると面白いです。
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・ガウスキャノン
拾うとほぼ一撃で敵をキルできるガウスキャノンが使えます。
シールドを盛りまくっていないと一撃喰らえば即死、さらにこの武器だけエイムアシストのような機能がついているのか、かなり雑に撃っても命中します。
遠目に見ても武器が青白く光って腰だめの変な構え方しているのでガウスキャンを装備していることはわかります。

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試合が終了すると勝ったチームのトップ3の戦績のプレイヤーがデカデカと表示されます。
この画面でトップ3に入っているプレイヤーはファンクションキーに割り当てた挑発アクションを行うことで思いっきり目立てます(笑)

このゲームは倒されてもキルカメラで自分を倒した敵の行動を見ることができないので「挑発」ってどこで使うんだろう…?と思っていましたが、ここで使えるんですね…!


まとめ

今回βテストをプレイしてみた感想ですが、個人的にはまずまずの満足できるもので購入してもいいなーと思える内容でした。
ただ同じ月にOverwatchが出るのでそっち優先かなー…。

昔のDOOMと比べるとスピード感や敵をバッタバッタと倒す感覚が薄いですが、それでも最近のマルチプレイのFPSと比べると結構スピード感はあるほうだと思います。
大会があるようなFPSだとどうしてもデモリッション系のチームワークと慎重さが求められるルールが多いですが、これは何も考えずに走り回って撃ちまくって敵を倒す感覚がなかなか爽快でした。

グラフィックのクオリティも満足できるものでしたし、最新の構成のPCじゃなくてもそこそこスムーズに動作するのも嬉しい。

製品版でもっとマップや武器、デーモンなどの種類が増えてくれればもっと楽しめるんじゃないかと思っています。

さてsteamのレビューでなぜあんなに評価が悪いのかと、どうやら旧作からのDOOMシリーズの熱心なファンにとってはゲームスピードの遅さやDOOMらしさが薄れたことに強く不満を感じている人が多いようです。

確かにナンバリングを外して「DOOM」というタイトルにしたぐらいだからキレイなグラフィックで昔のDOOMをリメイクするのか!?と思いきや、結構普通のFPSになっている…熱心なファンにとってはガッカリかも。

でももう忠実なリメイクとは思わず、全く新しいタイトルだと思ってプレイすればそこそこおもしろい…と思ったんだけどダメですかね…?

とにかく自分は買いますよ…!

-ゲーム

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やましん
・神奈川在住
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・写真勉強中

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α7RIII・CONTAX G2・BESSA R2Mなどのカメラを愛用しています。
忙しくてやっていませんがPCの洋ゲーも好き。

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