こんばんみ。
先日ゲーミング用途に使っているPCのCPUクーラーを空冷から簡易水冷に交換してみたのですが、何だかんだでゲームをやっているとやっぱり暑いのです。
それで「CPUID HWMonitor」起動したまま3Dのゲームをプレイしてみたところ、CPUは70℃に届かないぐらい、グラフィックボードも50℃台なのですが、
マザーボードの「TMPIN1」という項目がなんと高負荷時で最高96℃の表示になっていました。
CPUの定格温度を遥かに超えてるけど大丈夫なの…!?
使用しているマザーボードはMSIのX58MなのでTMPIN1が一体どこの温度なのかググってみました。
『CPUID HWMonitor TMPIN1 高い!?』のクチコミ掲示板
価格comの口コミ掲示板にちょうど自分に近い書き込みを発見。
スレ主さんがドライヤーで風を当てて温度の変化を確認したところ、CPUの脇のヒートシンクが熱くなっていたとのことです。
そういえば以前は空冷のユニットにファンがついていたので、多少なりともCPU付近に空気の流れがあったかもしれませんが、簡易水冷ではラジエーターとファンはCPUから離れたところにつけていました。
もしかするとそのせいでCPU自体は水冷のヘッドユニットに熱は吸われていたけど、周囲は熱くなっていたのかも…?
じゃあCPU付近に空気の流れるようにファンを増やしてやろう!ってなことでまたビックカメラで買い物してきました。
12cmのファンとファンケーブルを分岐させるケーブルを購入!
ファンは静音のものや大風量のもの、LED内蔵のものなどいろいろあって迷いましたが、ケースにもともと取り付けられているものが静音ではないようだし、冷やす力が強いほうが良いかと思ったので大風量のモデルを選んでみました。
ファンの取り付けは、固定できる場所がないんじゃないかと考えていたので、家にちょっと余っているプラ板やガラクタを使ってCPUの上に浮かせられるパーツを作るつもりでした。
ちなみにファンの増設用のパーツとして、拡張スロットにファンマウント用のパーツを取り付けてファンを増設できるようにする商品もありましたが、拡張スロットとの位置関係的にグラフィックボードの冷却用でしょうか…?
さて、自分が使っているPCケースはG-TUNEのNEXT GEAR-MICROなのですが、
このように左側のサイドパネルはメッシュになっています。
CPUの上に被せるようにファンをつければ、ちょうどこのメッシュの部分から吸気してCPUに吹きつけられるのでちょうど具合が良さそうですね。
ここからどんな感じでファンを固定しようかサイドパネルを外してちょっと悩みました。
上の写真の矢印のところ、メッシュの部分に用途のわからないゴムのリングみたいなものがはめ込んであるのですが…これってもしかすると…。
12cmのファンをあてがってみると、ファンのネジ穴とゴムのリングの穴がぴったり一致!
G-TUNEのWEBサイトとかでも特に触れられていなかったので、てっきり飾りかと思っていたのですが実は隠された用途があったのです!(?)
ちなみにゴムのリングの穴ですが、ファンのネジをきっちり固定できるわけではなく、ネジの頭(?)がギリギリ通る大きさの穴になっています。
つまりファンに予めネジを取り付けておいて、それをゴムのリングに通して設置することになります。
仮にサイドパネルにきっちりファンをネジ止めしていた場合、サイドパネルを開けるたびにネジを外すか、半開きにしたサイドパネルの隙間から手を入れてファンケーブルを抜かなければならないので、簡単に付け外しできるのは合理的ですね。
きっちり固定されていないことに不安を感じる方もいるかと思いますが、ゴムのリングにネジ引っ掛けているおかげでグリップが効いているらしく、恐らく完全に横倒しにしない限りファンは外れません。
ゴムなのでファンの振動も抑えられているようで、振動による異音などもありません。
はて、今回ファンを増設した成果ですが、
設置前は高負荷時で最大96℃ぐらいまで加熱していましたが、設置後は高負荷時でも79℃〜82℃ぐらいに抑えられるようになりました。
ちょっと安心?
ちなみにファンはbiosでファンコントロールされているらしい、「System Fan1」に接続しました。
静音ファンではないのでPC起動時だけはブオォォォ!!とパワフル(笑)な音が出ますが、それ以降は基本的にケースに取り付けられているファンと音は変わらないですね。
3Dのゲームプレイ時も心なしか排熱の温度が下がったような…?
これ水冷にした時も言ったっけ?
まぁとにかく、簡易水冷にするとCPU付近のパーツは冷却されてないかもしれないので要注意!ってことですね。