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スマホ用のVR向け3Dグラスを買ってみました。

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こんばんみ。

先日AmazonでCardboard向けの安価なVR用3Dグラス(?)を買ってみました。


最近VR用のヘッドマウントディスプレイのHTC ViveやOculus Riftの登場に加え、高性能なグラフィックボードGeForce GTX1080が販売開始され、PCのVRが盛り上がってきていますね。

ただ、PCでVRを楽しめる環境を用意すると結構なお値段で…。
まぁ出せない金額ではないんですが、現状ヘッドマウントディスプレイに互換性はないようでViveとRiftで全く同じコンテンツを楽しめるわけではないようです。
自分はこれが結構心配で、Viveを買ったのに、Riftを買ったのにあんまり対応ゲームが発売されず持ち腐れになったらどうしよう…と思ってまだ手が出せずにいます。

でもやっぱりVRがどんな感覚なのか試してみたい…。
ってなわけで、手持ちのスマホを使ってVRを体感できるVR用の3Dグラス(?)ヘッドマウントディスプレイ(?)を購入してみました。

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届いたものがこちら
購入当時の価格は¥1,750でした。

中に手持ちのスマホをセットすることでディスプレイの代わりに使えるというもので、3.5インチ〜6インチのスマホに対応しているとのこと。
SOYANという中国のスマホグッズのメーカーのもののようです。

Vrdroid02

まず本体の話は置いといてパッケージの中身から。
付属品は3Dグラス本体と説明書、それにNFCタグとメガネ拭きがついていました。

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このNFCタグの使い道は謎…。
スマホのVRのアプリと言ったらGoogle CardBoardですが、このアプリには特にNFCを使う場面はなさそう。
中国のほう限定でNFCで何かするVRのアプリがあるんでしょうか…?

Vrdroid04

メガネ拭きはメーカーのロゴ入り。

Vrdroid05

そしてこちらが3Dグラス本体。
ボディはプラスチック製で、結構薄く作ってあるのか大きさの割には軽く感じます。

Vrdroid06

こっちが裏側。
顔が当たる部分はスポンジが貼られていて痛くないようになっています。

頭にかけるベルトは伸縮性のある素材でできていて、また多少の長さの調節もできるようです。

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覗く部分はこんな感じ。

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スマホの取り付ける部分のフタにはスリットがあり、ここにイヤホンを通せるようになっています。

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スマホを取り付ける部分はこんな感じ。
前面のフタがパカっと開き、スポンジの上に無数の吸盤がくっついただけの何ともチープな固定具が…(笑)

自分のスマホはXperia Z4で背面がガラスになっているので吸盤にカンタンにくっつきましたが、ザラザラした素材の場合どうなんでしょう…?

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内部はこんな感じ。

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CardBoardのアプリを起動して3Dグラスに取り付けた図。
あとはパタッとフタを閉じれば準備OKです。
ちなみにGoogle製のダンボールのものと違い、フタを閉じた状態でタッチする術はないので操作が必要な時はフタを開ける必要があります…。

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実際に両目で覗きこまないと正しく見えないので伝わりづらいですが、レンズ越しに中にセットしたスマホのVR画面が見えます。


さて、実際に触ってみた感想ですが、この値段だったら試しで買ってみてもいいかな?という感じ。

<AndroidでVRを見ることに対して>
スマホというVR専用でないディスプレイを使っているので、やはり視界が狭くやや没入感が薄いように感じました。
顔を向けた方向に映像も移り変わっていくので面白いんですが、なんというか短めの筒を覗いて景色を見ているようなそんな視界の狭さです。

あとVRの映像の描画に結構パワーを食うのか、ただでさえ温かくなりやすいXperia Z4があっつあつになりました…(笑)
自分のスマホでは特にアプリの動作自体には問題ありませんでしたが、Google PlayのVRのアプリのレビューを見ると端末のスペックによってはカクカクになったり音が飛び飛びになったりと正常に動作しないことも多いみたいですね。

まだ対応アプリは少なく、視野の狭さなどもあるので正直不完全燃焼な感じ。
やはり高価なヘッドマウントディスプレイとPCで試してみたいですね…。

<この3Dグラスに対して>
Amazonで探した中ではかなり安い部類に入る本製品。
もうちょっと高いものだとスマホの固定がもっとしっかりしていたり、リモコンがついているものなどもありましたが、アプリが大したことないので3Dグラスもそこまで凝る必要ないかな…?と思いこのチョイスでした。

スマホを固定する吸盤がスポンジに両面テープのようなものでついているだけなので、雑に扱うと吸盤ごと外れてしまいそうだったりとチープな印象は拭えませんが、あくまでお試し程度にVRを楽しむことが目的であれば十分なコストパフォーマンなのではないかと思います。

あと気になったのが、ヘッドバンドの固定する力が弱いこと。伸縮性があるのでスッと装着できるのはいいんですが、スマホの重さのせいで重心が結構前にあることとバンドのゆるさのせいでなんだか重く感じました。


そういえばVRが体験できるイベント「VR ZONE」がお台場で行われているんですよね。
完全予約制で結構人気があるらしく、ちょこちょこ公式のWEBサイトを見ているのですが休日のいい時間はなかなか予約が取れません…。

HTC ViveとGTX1080欲しいんですが、揃えると20万ぐらいかかるんでやはり一度どこかで試したいですね…。

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やましん
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