こんばんみ。
先日Android版がリリースされて密かに話題を呼んでいる(?)画像加工アプリ「Prisma」がなかなかおもしろかったのでご紹介します。
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さて、この「Prisma」はどんなアプリかと言うと撮影した写真を絵画風にエフェクトをかけてくれるアプリです。
絵画風に加工する、というと他にも似たような効果のアプリは結構ありそうですが、Prismaは単にエフェクトをかけているわけではなくAIアルゴリズムを使って写真を元に絵を描画してくれるようです。
今回は実際にどんな感じの絵ができるのか、使い方を交えつつご紹介します。
アプリの入手はApp StoreでもGoogle Playでも「Prisma」と検索すれば見つかるはず。
(自分がGoogle Playで検索した時は偽のアプリが結構上位にあったので間違えないようにご注意を)
アプリを起動するとこんな感じでカメラが起動します。
ライブビュー画面の下にアイコンが並んでいますが、
左の雷のマークはスマホの背面ライトの操作、中央のアイコンは背面カメラとインカメラの切り替え、右の歯車のマークは設定画面を呼び出すボタンです。
もちろんこの画面から素材とする写真を撮影してもOKですが、
すでに使いたい写真がある場合は右下のアイコンを押すと、スマホ内に保存されている他のアプリで撮った写真なども呼び出して使うことができます。
先ほどの画面で右下のアイコンを押すとこんな感じに最近撮った写真が選べます。
もちろんSDカードやクラウドストレージの写真も呼び出し可能です。
今回は一眼で撮ったボトルの写真を使ってみようと思います。
写真を取り込むとトリミングする範囲を調節する画面が出るのでいい塩梅に調節しましょう。
(三分割法のガイドラインが出るのでそれに合わせるとグッド)
トリミングを決定すると写真の下にいろんな作風の絵のアイコンが出てきます。
この中から写真の雰囲気とマッチしそうなものを選んでタップしましょう。
「Dreams」というエフェクトを選んだらこんな感じになりました。
どうでしょう?
我ながらなかなかいい雰囲気が出たと思います。
せっかくなので他のエフェクトも試してみます。
Instagramのようなアプリだとサクサクといろんなエフェクトを試せると思うのですが、Prismaは残念ながらそうはいきません。
AIアルゴリズムによる処理はスマホではできないらしく、
写真をPrismaのサーバーに送信→サーバーで絵を描画→スマホに完成した絵を戻すという作業が行われるのでエフェクトを試すのに数秒〜数十秒かかります。
また、サーバーが混み合っているとアプリが使えない場合もあったのでこのへん今後のサービス拡大で改善されるといいですね。
今度は「Mondrian」というエフェクトを選んでみました。
これもなかなかいいですね。
ボトルが程よくデフォルメされた感じになっています。
今度はベランダから撮った空の写真を使ってみましょう。
雲のもくもくな雰囲気が出そうなエフェクトを選んでみましたが…。
なんかパッとしませんね…。
これは写真選びがちょっと失敗です。
雲のディテールをよく見てみると選んだエフェクトによって塗り方のタッチも細かく違うのがおもしろいですね。
以上ごく簡単なレビューでしたがいかがでしたでしょうか?
個人的にはこのアプリの使いこなしはエフェクトの理解と写真選びが重要だと思います。
Instagramもそうなんですが、何も考えずに適当に撮った写真にエフェクトをかけても何も考えないで作ったんだなーということが伝わってしまう作品になってしまいます。
アプリに内蔵されているエフェクトをある程度把握しておいて、生活の中で「この風景にあのエフェクトをかけたらハマるんじゃないか!?」というところで写真を撮るといい作品が作れそうです。
自分もしばらくエフェクトがガチッとハマりそうな風景を探しながら生活しようと思います。