こんばんみ。
結構前になりますが、2月の関東に雪が降った翌日に三渓園へ新しく買ったレンズのテストに行ってきました。
購入したのはこちらのレンズ。
CanonのEF 24-105mm F3.5-5.6 IS STM。
元々は同じ焦点距離でF4通しのLレンズの新版を購入するつもりだったのですが、長く欠品が続いているので時間がもったいなくて安くてすぐ手に入るこちらを購入しました。
購入後にDxO Marksを見たところ、自分が購入したSTMのモデルと、倍近い価格のLレンズのモデルでスコアが1点ぐらいしか違わなかったので結局はこれで正解だったのかも…(笑)
さて、
今回は一応雪を期待して撮りに行ったんですが、現地に着いた頃には雪なんて1mmもありませんでした…。
以下は実際に三渓園で撮ってきた写真です。
↑105mmで撮るとある程度圧縮効果が出ますね。
写りは24-70mmのほうが良いと思いますが、24-105じゃないと撮れない写真もありますよね。
↑明るいレンズではありませんが、ボディがフルサイズのお陰かそこそこ背景がボケてくれます。
↑右下に太陽があるのですが、逆光でも問題なく使えそうですよね。
そこそこ綺麗に撮れたのはこんな感じでした。
単焦点ほど大きく背景をボカせないですが、写りに関しては特に不満はありません。フルサイズのボディで使っても十分な解像感な気はします。
ワイド端・テレ端で撮った時の歪曲収差はそこそこありますが、それはまぁ現像ソフトで補正を当てればいいかなと。
個人的に良いと思ったのはステッピングモーターによるオートフォーカス。
自分の持っているどのレンズよりも圧倒的に静かで、外で使っていれば動作している音が全く聞き取れないほどです。めちゃくちゃ速いというわけではないと思いますが、自分のように静物を中心に撮る人にとっては不自由ないレベルだと思います。
ただしフォーカスリングが端で止まらない、どこまでもクルクル回ってしまうタイプのものなので、「無限遠で撮ろう」と思った時に合ってるのか合ってないのかイマイチわかりませんね。
それからお値段の安さも嬉しいポイント。
今回自分は中古のものをマップカメラで4万円で手に入れました。
Lレンズを買うつもりで15万円ほど工面していたので、お陰で10万円近く懐が潤いましたね(笑)
※追記
レンズフードが無かったので、追加でAmazonにて購入しました。
これはLレンズの24-105と互換のものみたい。
取り付けるとパチッとロックがかかり、ボタンを押しながらじゃないと外れなくなるのが嬉しいですね。
うっかりズレてしまって写真にフードが写り込んでしまう心配がありません。
内側に静電植毛のモフモフ付けてくれればもっと良いんですけどねー。