こんばんみ。
先週はカメラ好きなら見逃せない展示会「CP+」に行ってきました。
ちょっと出遅れましたが今回はそのレポでございます。
今年のCP+は有給を取って金曜・土曜の2日を使って堪能してきました。
一応プラン的には金曜朝から夕方までCP+ → 八景島シーパラダイスの水族館で行われている期間限定の展示を撮る → 関内のホテルに泊まる →土曜も朝からCP+…というつもりでしたが、訳あってシーパラはナシになりました…。
まぁこの話は最後に。
というわけで、以下自分の気になったブースの写真付きレポです。
SIGMA
最近高画質なArtシリーズのレンズをじゃんじゃん出しているSIGMAのブースです。
最近自分も50mm F1.4のレンズを買いましたが、すごく良いです。
今回はArtシリーズの新製品何本かと、シネレンズの展示が目玉ですね。
個人的に超目玉だったのが24-70mm F2.8の新モデル。
前々からキヤノン純正のものを買おうか悩んでいたのですが、信頼のArtシリーズですから値段によってはSIGMAのほうがいいんじゃないかな?と。
まだ実売価格はわかりませんが、純正の中古と同じぐらいの値段であれば自分はSIGMA買うかな。
こちらも新製品。
ポートレートなどで人気の高い135mmで、キヤノン製のものなどと比べるとちょっぴり明るいです。
キヤノンのものは確か販売開始が90年代だったと思うので、最新の高解像度のボディにあったものが欲しいならこれが良さそう。
SIGMAが「ライトバズーカ」と呼ぶ新しい超望遠レンズ。
今までのシリーズよりコンパクト&軽量化したものだそうで、確かに自分が持っている150-500mmよりいくぶん小さいです。
望遠端100mmの違いがどれだけ撮影に影響が出るかわかりませんが、フットワークが良くなるならこれもアリかも?
あまり自分には縁がありませんが、新製品のシネレンズ達。
実際にボディに取り付けてあり、操作可能なものも展示されています。
何か見た目が仰々しくて凄いの一言ですが、動画撮影の知識はないのでどのへんが凄いレンズなのかは良くわかりませんでした…(笑)
TAMRON
こちらも新製品たっぷりなTAMRONのブース。
個人的には目玉はコレ。70-200mmの新モデルです。
最近レンズ界隈で流行の直線的なデザインになっており、AFの速度も向上しているそう。
明るい望遠レンズを持っていないので検討中です。
人気の70-300mmも新モデルが登場。
こちらはデザインは大幅には変わっていませんが、AFなどがちょいちょい良くなっているみたいです。
さり気なくリングが金→銀色になっていますね。
それから「タムキュー」と呼ばれて古くから人気のマクロレンズもリニューアル。
これも最近のデザインになっていますね。
RICHO
新モデルのデジタル一眼レフ「KP」を大々的に展示しているRICHO(Pentax)のブース。
シルバーがクラシカルな感じで可愛いですよね。
KPのスケルトンモデルとカットモデルも展示。
(カットモデルって何か意味違くないか…?)
全天球カメラ「THETA」の巨大なモックも展示中です。
Panasonic
動画撮影機能で人気の「GH4」の後継機種「GH5」を発表したPanasonicブース。
やはり目玉はGH5の展示。
6K画質の写真を30コマも撮れるのが大きなポイントです。
市川ラボラトリー
国産のraw現像ソフト「SILKYPIX」を開発している市川ラボラトリーのブース。
今回追加された新機能について解説などを行っていました。
SILKYPIXユーザーじゃない人もレタッチのプロセスを知るいい機会なのでセミナーはオススメです。
Kenko Tokina
交換レンズやレンズフィルター、アクセサリーを扱うケンコー・トキナーのブース。
ちょっと面白いな、と思ったのが「LUME CUBE」なるコンパクトなライト。
小型ながら1500ルーメン(100Wの白熱球ぐらい?)もの出力を持ち、連続的に水中に置いても問題ないレベルの防水仕様。さらにスマートフォンから光量をコントロールすることもできるんだとか。
これから様々なマウントを発売し、一眼やGoPro、iPhoneなどに装着して使えるようになるそうです。
ちょっとお安い韓国のレンズメーカー「SAMYANG」の取扱も。
マニュアルフォーカスのレンズが多いですが、星景写真を撮る人などが使っているらしいですね。
リーズナブルな三脚メーカー「SLIK」製品の取扱もあり。
変わり種レンズのメーカー「LENSBABY」製品。
個人的に気になったのは「Velvet 56」なるレンズ。
開放で撮るとソフトフォーカス&ぐるぐるボケの効果が出ます。
ロモグラフィーとかそっち系のレンズが好きな人はいかがでしょう?
ちなみにシルバーは限定カラーなのでそのうち無くなってしまうそうです。
HASSELBLAD
最近中判ミラーレスを発売したばかりのハッセルブラッド。
X1Dの実機を触れるデモが行われており、かなり盛況でした。
Canon
新製品たっぷりのキヤノンブース。
エントリーモデルの新製品、ESO Kiss X9iやEOS 9000D、ミラーレスのM6などを触れるブースや、
EOS 5D MarkIVや1DX MarkIIを使って動く鉄道模型を狙えるブースなどが用意されていました。
それからCINEMA EOS関連のブースも用意されており、大きなスクリーンでデモ映像などが流れています。
ワオ。
CINEMA EOSのブースないにひっそりと動画編集ソフトEDIUSで有名なグラスバレーも出展しており、新しい映像素材の管理ソフト「Mync」のデモを行っていました。
SONY
α7系が強いSONYのブース。
ここではあまり写真は撮れませんでしたが、またFEマウントレンズの新製品として100mmのマクロレンズが出るようです。
CASIO
あんまりガチカメラな雰囲気がないCASIO。
小型軽量だったり、自撮りがしやすかったりと女性向けな感じのコンデジが多いですね。
こちらはスマホやタブレットと連携させて、簡単にSNSと連携できるというもの。
レンズ部分と液晶部分が回転させられるようになっており、自撮りしやすいみたいです。
これは日本未発売のカメラで、液晶だけが回るだけでなくスタンドも付いているよう。
デザインもガーリーな感じですね。
どことなく昔持ってたCASIOのガラケーっぽい…。
Nikon
残念ながら新商品がないニコンブース。
先日は高級路線のコンデジの発売中止を発表したし、他のメーカーと比べると苦しい感じが見え隠れ…。
目立っていたのがアクションカメラ「KeyMission」シリーズの展示で、全身カメラだらけのマネキンが…(笑)
レンズフードにまで付けるのか…。
双眼鏡などを試せるブースも比較的大きく用意されており、こちらのそこそこ人がいました。
ニコンブースの目玉はこの天体用の双眼鏡の展示でしょうか?
金属製の鏡筒にレンズがぎっちり詰まっており、かなりの重量があるそう。
ピント調節の機構なども夜露対策の独特の機構になっているそうで、普通の双眼鏡のようにサッと取り出して使ったり、動きモノを追いかけるのには不向きだそう。
あくまで天体向きだそうで、付属の三脚座を使って三脚に立てて使うんだそうです。
メーカーの方曰く、星も見れるし筋トレにも使えるんだそう。
値段はまだわかりませんが、ずいぶん高価なダンベルですね…。
Fujifilm
話題沸騰中の中判ミラーレス「GFX」が目玉の富士フィルム。
ここもごった返していて実機には触れませんでした…。
GFXで実際に撮られた巨大なプリントが目を引くブースでした。
Kowa
双眼鏡や望遠鏡で有名な興和光学のブース。
あまり双眼鏡は使い機会がないので詳しくないのですが、外装にレザーが使われているモデルはなかなかオシャレですね。
あと観光地などに置かれているような、お金を入れると見える双眼鏡も展示されていました。
EPSON
大型のプリンタやプロジェクターの展示を行うエプソンのブース。
お持ち帰りOKなプリントのサンプルもありました。
Wacom
ペンタブレットメーカー「Wacom」のブース。
写真のデータを持っていれば、ブースに設置された液晶タブレットを使って実際にレタッチして、プリントしてもらえるサービスが行われていました。
残念ながらその日はプリントするに値する写真を持っておらず…。
Profoto
ハイエンドなストロボのメーカー「Profoto」のブース。
モノブロックストロボやジェネレーターに繋ぐタイプのストロボ、ストロボ関連のアクセサリーの展示のほか、ライティングに関するセミナーが行われていました。
B2欲しいっすねぇ…
TOSHIBA
記録メディアの展示を行うTOSHIBAのブース。
SDカードやmicroSD、USBメモリ、Flash Airなどを展示。
ブースの裏には巨大な有村架純が。
OLYMPUS
つい最近出たばかりのハイスペックなミラーレスの新製品「E-M1 MarkII」が目玉のOLYMPUSブース。
ブース正面ではバスケットボールのコートが用意されており、選手のパフォーマンスをE-M1 MarkIIの高速連写で捉えることができるようになっています。
これ昨年のキヤノンブースで同じようなことやっていましたね…。
HAKUBA
カメラアクセサリーで有名なハクバのブース。
自社のオリジナル製品の他にも、海外メーカーの代理店も行っているようです。
個人的に気になったのはこのリュックのショルダーストラップにカラビナを使って取り付けるカメラストラップ。
カメラを複数首から下げていると、バッグを下ろす時にカメラも全部下ろさないといけないし、置ける場所がないとなかなか大変。そういう時にリュックにカメラがぶら下がっていればそのへんの管理がラクかもしれませんね。
あとストラップ自体がリュックのショルダーストラップのようになっていて、複数のカメラをかけられるものも。これバッグどうすりゃいいんだ…。
Manfrotto
トラベル三脚で自分もお世話になっているマンフロットのブース。
befreeに新色が出るみたいです。
人気のミニ三脚。iPhone用にちょっと欲しいですね。
新商品のちょっとオシャレ系なカメラバッグ「Windsor」シリーズが目を引きました。
最近マンフロットのストリートシリーズのバッグを買ったんですが、こっちのほうが見た目いいなぁ…。
マンフロットはハイエンドな三脚メーカー「Gitzo」の代理店も行っているので、同ブース内でこちらも展示があります。
銀一
オリジナルのカメラアクセサリーや輸入代理店を行っている銀一のブース。
個人的に気になったのがこの「ATOMOS」のブース。
ATOMOSはビデオカメラやデジタル一眼向けの外部レコーダー兼モニターの販売を行っているメーカー。
デジタル一眼だと動画の保存機能などに制約が多いですが、こういった外部レコーダーに繋いで撮ってあげることでプロユースの動画フォーマットで記録できたりするわけですね。
また、カメラ自体のモニターより大きなモニターで確認しながら撮影できることもできますし、アームなどにマウントすることでより柔軟な使い方ができますね。
Youtuberの自分撮り的な用途にもいいかも?
似た製品としてBlackmagic DesignのVideo Assistというものがありますが、ATOMOSのほうがより本格的な機能を備えているようですね。
Transcend
記録メディアの製造・販売で有名なトランセンドのブース。
SDカードなどのメディアの他にも、ウェアラブルカメラや…
iPhone用のストレージ、Macbook用の追加ドライブ…
Macbook用のSSDアップグレードキットなるものが展示されていました。
Synology
NASを専門に取り扱うメーカー「Synology」。
自分もお世話になっています。
ブースでは写真用途でのNASの使いこなしなどについて解説が行われていました。
Synology NASのアプリ「Photo Station」は自分も使っていますが、なかなか便利などでまた後日ブログでご紹介したいと思います。
BenQ
PC用のモニターのメーカー「BenQ」のブース。
安価なディスプレイのイメージが強いメーカーですが、以外にもデザイナー向けのものやカラーマネージメントモニターも出しているようです。
DJI
ドローンメーカー「DJI」のブースは大盛況で正面側が大変なことに…。
今回は当選するとドローンが貰えるアンケートが行われていました。
例年通りですが、ブースにはデモンストレーション用のネットで囲われたスペースが用意されており、プロの操縦が見ることができました。
ちょっと前に楽天のカンファレンスでドローンのデモを見たのですが、DJIの人と楽天の人では操作のキレが違いますね…。
さすがメーカーさんです。
Cosina
フォクトレンダーやツァイスの代理店を行うコシナのブース。
どちらのメーカーのスペースもズラッとレンズが並べられているのですが、この辺りは詳しくないので何がなんだか…(笑)
ただα7向けのEマウントレンズが注目度高いようですね。
それからちょっと異色な感じが目を引いたのがツァイスのブースに展示されていたスマホ用のVRビューアー。
老舗のレンズメーカーがこういった物を作るって以外ですよね。
スマホ用のVRビューアーは中国製のチープなものがすでに市場に溢れていますが、今後こういった高級路線のものが人気の上位に食い込んでこれるのか見ものです。
Microsoft
最近クリエイティブ職にグイグイアピールしているMicrosoftのブース。
ブースにはAdobeのLightroomやPhotoshop、Premiere ProなどがインストールされたSurface Bookが用意されており、動作の軽快さをアピールしている感じ。
Photoshopをペン操作できるし、LightroomもデスクトップPCでは使えないタブレットモードに切り替えて使うことも可能なのでなかなか良さそうなのですが、自分はSurface Pro 4の初期不良ラッシュのトラウマが…。
ただ今年夏〜秋頃には新しいノートPCが欲しいので、Surface BookにするかMacbook Proにするか悩みですね。
EIZO
EIZOのブースでは自慢のカラーマネージメントモニター「Color Edge」とEPSONのプリンターで写真のプリントを行えるコーナーが人気。
また、メーカーの方にモニター環境について相談したりできるコーナーも用意されていたようです。
LAOWA
マクロ撮影向けの一風変わったレンズやアクセサリーを取り扱う「LAOWA」のブース。
広角レンズの展示や…
マクロ撮影向けのフレキシブルアームが生えたライトなどが展示されていました。
一番の目玉はこのキテレツな外観のレンズ。
一応これもマクロレンズのようで、ディスプレイに鉄道模型のどアップが映し出されています。
Barber Shop Bags
いくつかの海外メーカーの合同のブースだったのですが、「Barber Shop Bags」なるメーカーのバッグがツボでした。
すごいオシャンティですよね。
まだ日本には正規代理店がいない模様。
本国のサイトを見てみましたが、なかなか可愛くないお値段でした…。
焦点工房
KIPONなどのマウントアダプターの取り扱いを行う焦点工房のブース。
アダプターがズラリ。
ブースの中には、メーカーをまたいだ様々なボディとレンズの組み合わせが展示されていました。
KIPON
不思議な力が加わって写真がブレてしまったマルミのブース。
豊富なレンズフィルターが展示されており、実際に覗いたり自分のカメラで試したりすることが可能でした。
光条が撮れるフィルターのような、一芸のあるフィルターが多くて面白いですね。
ちなみにこのブースの近くを通った時に何やら人だかりができてるなーと思っていたのですが、実は展示されているフィルターを盗んで取り押さえられた人がいたんだとか。
途中警察が来てたけどそういうことだったんですね…。
Nissin Digital
自分もお世話になっているストロボメーカー「ニッシンデジタル」のブース。
カメラメーカー製よりもリーズナブルながら、TTL調光ができたりワイヤレスでコントロールできたりと非常にコストパフォーマンスが高いです。
今回は新製品として「Air10s」が展示されていました。
以前から販売されている「Air1」の機能をパワーアップしたプロユースのモデルです。
また、まだ展示はありませんがマシンガンストロボの新型も出るとか出ないとか…?
ぜひAir1・Air10sからワイヤレスで操作できるようにしてほしいですね。
Vanguard
三脚やカメラバッグを扱うメーカー「Vanguard」のブース。
トラベル三脚や…
ちょっとオシャレ系のカメラバッグが展示されていました。
このネイビーやベージュの「Havana」というシリーズはなかなかオシャレ度が高くて良さそうですね。
ゴッツイ迷彩柄のバッグもありました。
ETSUMI
カメラアクセサリーのメーカー「エツミ」のブース。
ここはカラフルだったりチェックやボーダーなど女性向きなカラーのバッグが多いですね。
それから何故かカメラアクセサリーを装備した武者がいました…。
ストラップにレンズキャップのホルダーをつけてたりする辺り、使いこなしてる感が凄いですね。
でもなぜ…?
ということで今回の写真付きレポは以上です。
一応2日行ったのですが、いろいろうろ覚えのところが多くて細かくお伝えできないのが残念です。
バンクアートスタジオでやっている展示会も見に行く時間ありませんでしたしね…。
次回は3日使ってもっと詳しく情報収集したいですね…!
【余談】
そういえば記事の最初に八景島に写真を撮りに行こうとしたと書きましたが、行けなかった理由がありまして…実は財布を無くしてしまったのです…。
CP+の会場のパシフィコ横浜を出たあと、ワールドポーターズでちょっとお茶してブラブラした後に八景島に行ったのですが、なんとワールドポーターズで休憩した時にそのまま財布を置いてきてしまったのです。アホや。
電車はモバイルSuicaで乗っているので途中まで気づかず、八景島について水族館のチケットを買おうとして財布がないことに気づき…。
まさかワールドポーターズか!?と思って電話したところ、忘れ物として届けられていたように一安心…。
わざわざ八景島まで電車乗ってきたのに何もせずにワールドポーターズに戻り、そのまま夕食を食べてみなとみらいの夜景を撮ってホテルにチェックイン…という感じでした。
それにしても財布が届けられていてよかった…。
現金が3万ちょい入っていたし、クレカや諸々入っていたので無くしたらかなり厄介でした…。
↑ワールドポーターズの「L.A.S.T」というカリフォルニア料理のお店での晩御飯。
ステーキとモヒート。ランドマークタワーやコスモワールドが見えるすてーきなお店です。
一応プレミアムフライデーの日だったんですが、結構空いてますね。
あとさらに余談ですが、1日目の夜にホテルについた後、撮った写真をMacbookに移そうとしたのですが、USB-AとUSB-Cの変換アダプターをかますと正常に認識せず…。
Wi-Fi接続でなんとか時間かけて移せましたが、やっぱりカメラを使う人のノートPCにはUSB-A端子が必要ですね…。