こんばんみ。
本日SONYがα7シリーズの新モデル「α7RIII」を発表しました。
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α7RIIIは、SONYのフルサイズミラーレス一眼「α7」シリーズの中で高解像度モデルの位置付けである「α7R」「α7RII」に続く最新モデル。
つい先日発売された「α9」はAF性能や連写性能を追求したモデルだったのに対し、こちらは高解像度を追求したモデルになっています。
画素数こと前モデルα7RIIと変わっていないようですが、信号処理システムを一新したことによって解像感が向上した他、中高感度でのノイズを約1段分軽減。常用ISO感度も25600→32000に引き上げられています。
連写性能も秒間5コマ→10コマに向上。raw撮影でも最大76枚の連写が持続する大容量のバッファーを搭載しているとのこと。
ライブビューでも最大秒間8コマの連写が可能なほか、電子シャッターを使った無音・無振動のサイレント撮影でも最大秒間10コマが可能だそうです。
(ただしサイレント撮影ではローリングシャッターが起こる)
またAF性能も向上しており、各モードでの追従性能が最大約2倍になった他、コントラストAFの測距点を25点→425点へと大幅に多分割化したとのこと。
その他にもリレー記録・同時記録が可能なディアルカードスロットの搭載、USB Type-C端子の採用、シンクロ接点の搭載など、プロのワークフローに対応できる機能が備わっているそうです。
以前自分がα7を使っていた時は、純正のテザー撮影のソフトがキヤノン・ニコンと比べて劣る、シンクロ接点が無いなどの理由で、プライベートと仕事で兼用しにくかったためEOS 5D MarkIVに乗り換えました。
しかしSONYは近日「Imaging Edge」というソフトを公開予定とのことなので、今後はSONY機でもテザー撮影をやりやすくなるかもしれませんね。
ちなみにα7RIIIと同時に、交換レンズ「FE 24-105mm F4 G OSS」の発売も発表しています。
キヤノンで同じ焦点距離のレンズを使っていますが、いくつもレンズを持ち歩けない時、とりあえずこの焦点距離の物を持っていくといろいろ撮れてなにかと便利なんですよね。
画質に関しては過度の期待はできませんが、標準ズームを持っていないなら一考の価値はあるかもしれませんよ?