こんばんみ。
知っている人は知っている写真レタッチソフト群「Nik Collection」ですが、GoogleからDxOに権利が移譲され、開発が継続されることが発表されました。
Nik Collectionは元々Nik Softwareが有料ソフトとして開発した写真レタッチソフト群。
単体でも、PhotoshopやLightroomのプラグインとしても動作するもので、フィルムカメラライクに編集できる「Analog Efex Pro」、オーソドックスな色調補正などができる「Color Efex Pro」、モノクロの編集ができる「Silver Efex Pro」、特定の色だけ調節ができる「Viveza」、HDRの編集ができる「HDR Efex Pro」、シャープさを調節できる「Sharpener Pro」、ノイズリダクションができる「Dfine」などがセットに含まれています。
2012年にGoogleがNik Softwareを買収、2016年にNik Collectionの無料ダウンロードを開始したのですが、いまひとつ話題になっていませんでした。
今回GoogleはNik Collectionの権利を、写真編集ソフトの開発やベンチマークで有名なDxOに譲渡、DxOは「Nik Collection 2018 Edition」を2018年中頃にリリースすると発表しています。
今までのNik Collectionは引き続き無料でダウンロード可能で、DxO内の特設ページか、Googleのページからダウンロードが可能です。
(Googleのページはそのうち無くなるかも?)
またDxOは、主力の写真編集ソフト「Optics Pro」にNik Collectionの部分調節機能「U-POINT」を組み込んだ新しい写真編集ソフト「DxO Photolab」を早速リリースしています。
現在カメラメーカーの純正現像ソフトを除くとAdobeの独壇場と言った感じですが、DxOにNik Collectionが渡ったことによってもっとこのジャンルが活性化すると良いですね。