こんばんみ。
SONY製カメラ用の新しいリモコン「RMT-P1BT」が届きました。
先日発売が発表された時にも一度ご紹介しましたSONYの新しいカメラ用Bluetoothリモコン「RMT-P1BT」。
前の記事を書いた後早速SONYのオンラインストアで予約を行い、わくわくしながら発売予定の5月を待っていたのですが、なんと予定より早い4月26日の発売が決定。
発売日ぴったりに現物が届いたので改めてご紹介します。
届いた物がこちら。
SONYらしいいつものカラーリングのパッケージです。
開封すると中身は上の写真の通り。
本体とボタン電池の他、簡単な説明書とリファレンスガイド、保証書が入っています。
電池が付属するのですぐ使えてとってもありがたいですね。
リモコン本体です。
ボディはプラスチック製で、ストラップを通す部分だけ金属製になっています。
表面はざらりとした質感で手に馴染みます。
本体中央には半押しが効くシャッターボタンが設けられています。
リモコンによっては半押しできない物もありますが、その場合いざシャッターを切る時にAFしはじめるので大事なタイミングを逃してしまう場合もありますよね。これなら半押しで予めピントを合わせておけるので、リモコンでも狙ったタイミングできっちりシャッターを切れます。
また、ご丁寧にAF-ONボタン(カメラ本体の親指AFボタン)も用意されているので、カメラ側の設定でシャッターボタンでAFしないようにすることもできますね。
AF-ONボタンの隣のC1ボタンでは、カメラのC1ボタンに割り当てた機能を呼び出すことができます。
このボタンには様々な設定などを割り当てることができるので、ユーザーに合わせて様々な使い方ができそうです。
例えばAF・MFの切り替えの機能をC1に割り当てておけば、カメラに触らずに状況に応じたAF・MFの切り替えからマニュアルフォーカスのピント合わせまでできてしまいます。
リモコン右側面には2つのスイッチがあり、シャッターボタンを押した時に静止画を撮るか動画を撮るかの切り替えと、+・ーボタンを押した時にフォーカスを操作するかズームを操作するかを切り替えることができます。
ちなみにフォーカス操作にはひとつ注意点がありまして、レンズに付いたスイッチでMFモードにするとリモコンからフォーカスをコントロールすることができません。
最初これを知らずにリモコンから操作しようとして悩みましたが、実はカメラのボディ側でMFモードに設定した場合のみ、コントロールできるようです。
ズーム操作は電動ズーム搭載レンズの場合それを操作しますが、電動ズーム搭載レンズではない場合でも一応デジタルズームができますよ。(jpg設定の場合に限ります)
暗くて見えづらいですが、反対側の側面にはロックスイッチがあり、これをロックの位置にしておくことで誤操作を防止します。
ロックしてもカメラ側で接続が維持されているようなので、電源が切れているわけではないようですね。
裏面はこんな感じ。
握った時にちょうど人差し指がかかるあたりにくぼみがあり、しっかりとホールドできます。
くぼみの部分がシリコン(?)のクッションになっているのも気が利いていてグッド。
裏面の下のほうに電池ボックスが設けられています。
使用電池はCR2032。
コインを使って開閉するタイプなので、落としてパッカーンと電池をぶちまけてしまうことはなさそうです。
あと写真を撮るのを忘れてしまったのですが、電池蓋にはゴムパッキンがついており、リモコン自体も防塵防滴に配慮した作りになっているようですね。
電池蓋を取るとこんな感じ。
電池を入れた図。
結構奥まった位置に電池が入るようになっています。
さて、ここからは実際のペアリング方法についてお見せします。
まずカメラ側のBluetooth設定の項目を開き、Bluetooth機能を「入」にします。
次はBluetoothリモコンの項目を「入」にします。
ちなみにカメラのバージョンを最新にしていないとこのBluetoothリモコンの項目がありません。
先程の項目を「入」にすると、画面にリモコンを操作してペアリングするように指示が出るので、リモコンのシャッターボタンと+ボタンを同時に7秒以上長押しします。
するとリモコンのランプがピコピコピコっと光り、カメラの画面に接続を許可するかという内容のメッセージが現れます。
「確認」のボタンを押せばこれでもうペアリング完了です。
これでリモコンからカメラを操作できるようになりました。
一度ペアリングすると、カメラの電源を切ったりBluetooth設定を切ったりしても、カメラが再び接続できる状態にすればリモコンの何かのボタンを押すだけですぐに再接続されます。
スマホアプリからカメラを操作することもできますが、スマホだとWi-Fiを切り替えたりアプリを開いたりする時間がかかるのでちょっと手間なんですよね。
このBluetoothリモコンなら、本当にすぐ使えてしまいます。
まだ少し試した程度ですが、赤外線リモコンと違い障害物に強く、レスポンスも非常に良いので信頼性は高いと思います。
合焦するとランプで知らせてくれるので、失敗も少なくなるのではと感じますね。
リモコンからマニュアルフォーカスができるので、三脚を使ったマクロ撮影や物撮り、赤道儀を使った撮影などに特に良いと思います。
対応カメラを持っている人なら買って損はないリモコンだと思いますよ!