こんばんみ。
先日、フィルムカメラユーザーには嬉しいプロジェクトを発見しました。
オフィシャルのWEBページはこちら。
動画を見てもらえばなんとなくどんなものかわかると思いますが、ネガフィルムの色を反転・補正してくれるスマートフォンアプリです。
普通に撮影したネガの写真を後から補正するのではなく、カメラ画面の時点でリアルタイムに補正するスグレモノなんです。
もちろんリアルタイムで補正されたものを見れるだけでなく、画像として保存することも可能な模様。
スマホのカメラで撮ったものなので、プリント目的に使うほどの解像度や画質は期待できませんが、サンプルを見る限りSNSなどに投稿する目的であれば十分なのではないかと思います。
最近ではお店で現像してもらった際、データ化した写真をスマホで受け取れるサービスも行われていますが、正直そこまで解像度が高いわけではないのでこの「FilmLab」が登場すればそれで済んでしまうかもしれませんね。
自分はお店でデータ化してもらわずにフラットベッドスキャナーを使ってネガフィルムをデジタル化していますが、そこそこの解像度でスキャンしようとすると36枚撮りのフィルム1本で約3時間程度の時間がかかります。
インデックスが貰えないお店で現像すると、時間のかかるスキャン作業が終わるまで撮れた写真をきちんと見ることができないわけですが、リアルタイムに補正して見せてくれるというのはサッと確認ができてなかなか便利そうです。
アプリはまだベータの段階で、正式な公開がいつになるのかはわかりませんが、フィルムカメラユーザーにとっては今後が気になるアプリですね。
余談
フィルムのスキャンで思いついたのですが、最近自分が欲しいと思っているα7RIIIのピクセルシフト撮影でフィルムをデュープしたらすごい画質でデータ化できるんじゃないかと。
近々SIGMAがARTシリーズのマクロレンズを出すと発表していたので、それと組み合わせればフィルムの画質をフルに活かしてデータ化できるんじゃないかと妄想しております。
問題はネガの色補正ですね…。取り込み後の画像を上手いこと簡単に処理してくれるソフトがあればいいんですが…。
でもFilmLabが好きな画像を取り込んで処理できる仕組みになれば、その案も現実的な物になるかも…?