こんばんみ。
先日実はLeica M5を購入していたのですが、ろくに使えないまま手放すことになったお話です…。
今年2019年3月にカメラ・撮影機材の展示会「CP+ 2019」がありましたが、そこの中古カメラフェアで安くてそこそこ綺麗なLeica M5を見つけたんですよね。
35mm判カメラの王道とも言えるM型のLeicaですが、個人的に一番格好良いと思うのはやはりこのM5。
人差し指で操作しやすいシャッタースピードダイヤルや追針式で見やすい露出計も好きなポイントだったりします。
M3はファインダー周りの縁取りなどがレトロ過ぎるしスプールが外れるのでフィルムの装填が面倒。あとカメラはブラックが好きなんですが、M3のブラックはかなり高価です。
M4・M6のデザインは悪くないんですが、M5を見てからだと大人しすぎて二の足を踏んでしまいます。あとM6の正面に付いている赤いバッチが目立つのが気になる。
M7は機械式じゃないので、これを買うんだったらもっと性能の良いHexar RFやサポート面で安心なコシナ製ボディを買ったほうがいいんじゃないかなと思ったり。
そんなこんなで一番好きなM5ですが、これがなかなかお安い9万円台で売られていました。
いやーこれは買っちゃおうかな…ってことで店員さんに声をかけたところ、露出計が壊れているのでそこからさらにオマケしてくれるとのこと。
よっしゃ買っちゃえ!ってことでお持ち帰りしました。
で、家に帰ってレンズを装着してみたのですが、フォーカスリングをする〜っと動かしてみると無限遠から近接に持っていった時に途中でパララックス自動補正が止まっている…?
というか二重像も2.5mから手前あたりから動いていないようです。
レンズを外して距離計連動のコロを指で押してみると、指を離してもコロが途中までしか戻りません…。
露出計どころじゃないじゃん…。
翌日もCP+に行く用事があったので問題のM5を持って再び中古カメラフェアへ。
店員さんに事情を説明するとタダで直してくれるとのことだったので、返品とかではなく修理をお願いすることにしました。
で、待つこと3週間。
本日お店までいって修理から上がったM5を受け取りに行ってきたのですが、店頭で受け取ったM5のコロを押してみると…全然直ってねぇ!
マジすか…この3週間なんだったの…。
お店の方はすぐもう一度修理させると言いましたが、来週の撮影に行く予定に間に合うのか怪しかったのと、さすがにゲンナリしたので返品させてもらいました…。
そんなわけで、自分の初Leicaは数十分家で触っただけで終了しました。
中古カメラはしっかり店頭で動作確認しないとダメだな…と…。
そういえば少し前のインプレスの記事でLeicaの認定中古カメラに関する内容の物がありました。
ライカが展開する「ライカ・アプルーブド・カメラ」とは
この記事の中に
これは中古ライカを買ったユーザーも不幸だが、「ライカってこんなもんなんだ」と思われてしまってはライカにとっても心外だし、ブランドイメージ的に良くない。
とありましたが、まさにその通りでしたね…。
なんだか最近高い物を買うたびに不具合ばっかりで凹みます…。