こんばんみ。
はじめまして、超広角。
さて、今話題のiPhone 11 Proですが、私も興味があったので早速機種変更してきました。
本当は年末ぐらいでもいいかなーなんて考えていたんですが、やはりネタは鮮度が良いほうがいいかもと思い始めて結局機種変更してしまいました。
あとα7RIII用に超広角レンズを買おうか検討中なので、この機種があれば近いことが試せるなというのもあったり。
前置きは短めにして、さっそくブツをお見せしましょう。
まずパッケージ。
今までApple製品と言うと白いパッケージがほとんどでしたが、今回のモデルではパッケージも本体の色に合わせたカラーリングになっているようですね。
ちなみに店頭で機種変更したので、端末はその場で受け取っているのでパッケージは抜け殻です。
本体がこちら。
選んだモデルはiPhone 11 Proのスペースグレイ、256GBです。
ミッドナイトグリーンも新鮮でいいなと思ったんですが、もしかすると飽きるかもしれないので無難なカラーにしておきました。
iPhone 11 Pro最大の特徴、三眼のカメラ。
カメラ周りはガラスが多用されており、光りを浴びるとギラリと輝いてカッコいいです。
地味に凹凸が多い構造になっていて、写真を撮る前に拭こうとしたのですがあんまり綺麗になりませんでした…(笑)
背面はすりガラスになっていて、さらっと手になじむ触り心地。
iPhone Xの時のツルツルのガラスより指紋などが目立ちにくいのもいいです。
林檎マークの部分だけすりガラスになっていないので、光の当たり具合によって浮かび上がって見えたりします。
ボディと同じ色なので遠目に見ると目立たないかもしれませんが、過度な主張をしない感じで悪くないですね。
表側は見た目に関しては特にiPhone Xと変わらないな~という印象です。
端子やサイドのボタンなどに関してもほぼほぼ変わりないと思います。
手に持ったサイズ感はこんな感じ。
一回り大きいiPhone 11 Pro Maxもありますが、大きい画面が必要ならiPad Proを持っているのであえて小さいほうをチョイスしました。
iPad Pro 11インチと比べた写真。
実物を見ると色はだいたい同じですが、表面の素材が違うので照明を使って撮るとちょっと違って見えますね。
外観に関しては以上です。
ここからは実際の使用感などに関して、現時点で思ったことを挙げていきます。
カメラ関係
・新鮮な超広角レンズ
実は私、レンズ交換式のカメラをいくつか持っていますが、超広角のレンズって一つも持っていなかったんですよね。
あったらあったで面白い表現ができると思うのですが、やはり標準域と比べると二の次になってしまって中々購入に踏み切りづらい…という考えは自分だけではないはず。
でもそんな超広角レンズがスマホに搭載されることによって、いつでもどこでも手軽に試せるようになったわけです。
幸いにも、フルサイズのカメラで超広角を使う場合も基本的にはパンフォーカスだと思うので、背景ボケが出しにくいスマホでも極端に見劣りすることはないんじゃないかな?という点もあったり。
もちろんもっと良い画質で撮りたいという場合には、カメラ用の交換レンズを買えばいいと思いますが、iPhone 11 Proがそのきっかけになるのではないかなと思うわけです。
上は実際のカメラ画面。
上から超広角、標準(広角?)、望遠になっています。
超広角と望遠を比べるとその画角の差がよくわかると思います。スマホ1台でこの両方が撮れるんだから大したものですよね。
そういえばスナップのレンズって、広角・標準・中望遠があればとりあえず一通り撮れるって言いますよね。
そう考えると、iPhone 11 Proはちょっと全体的に画角が広いですが、それに近いことができるのかなと思えてきます。ただ今の望遠レンズはちょっと物足りないので、iPhone 12では4つめのレンズとして85mm~90mmぐらいのレンズを搭載してほしいな~と考えたり。
余談ですがこの超広角レンズ、横位置で両手で持つとよく指が写りこみます…(笑)
上の写真のような位置で持つと普通に指が入ります。
一眼レフのようにレンズが突出していると指の置き場があっていいんですが、iPhoneはボディが薄いのでなんとなく両手で持つとこうなってしまいますね。
そういえばCONTAX GのHologon T* 16mm F8も持ち方を気を付けないと指が入ってしまうという話がありましたよね。iPhone 11 Proも「小山ゆうえんちスタイル」で持ったほうがいいかもしれません。
・ナイトモードがすごい!
薄暗い場所でカメラを起動すると自動で画面上に黄色いアイコンが出現しますが、これがナイトモード。
複数のカメラで撮った写真を合成するなどして、暗いシーンでも明るい写真を撮影することができます。
まだ家の中で試すぐらいしかできていないのですが、肉眼では本の字が見えるか見えないか…ぐらいの暗さでも、写真が撮れてしまいました。
もちろん暗すぎるシーンでは画質が悪くなりますし撮影にかかる時間が増えますが、今まではまったく歯が立たなかった暗さで撮れるようになったのは大きな変化です。
・超広角レンズは機能によっては使えない
超広角レンズの話に戻りますが、実はいくつかのモードでは使用することができません。
超広角 | 標準 | 望遠 | |
写真 | ○ | ○ | ○ |
写真(ナイトモード) | × | ○ | ○ |
ポートレート | × | ○ | ○ |
ビデオ | ○ | ○ | ○ |
上の表にまとめましたが、複数のカメラで撮影して合成するナイトモードやポートレートモードには対応していません。
おそらくこれらのモードでは「撮影した画角のカメラ」+「一回り画角が広いカメラ」で撮影して合成するため、一番画角が広い超広角では他のカメラでカバーできないのでしょう。
その代わり、超広角が登場したことにより、標準の画角でもポートレートモードが使えるようになっていたりしますね。
なお超広角レンズは標準のレンズよりF値が暗いためか、暗いシーンで画質が低下しやすい欠点もあります。
特に動画ではそれが顕著で、薄暗いとディテールが塗りつぶされたようになってしまいました。
・ポートレートモードはまだまだ発展途上
照明のエフェクトの種類が増えたポートレートモードですが、これに関しては大して進化は感じないかな?という印象。
相変わらず髪や輪郭が複雑なもの・透明な物には弱く、輪郭が不自然になることが多いので、あくまでそれっぽい写りを楽しむもので人に見せたりできるほどのクオリティには撮れないなと感じました。
iOS 13
・ダークモードが見やすい
Mac OSには先に導入されていたダークモードがついにiOSにもやってきました。
設定すると黒地に白文字を基本とした表示になり、画面の眩しさが軽減されます。
左がライト(従来表示)、右がダークモード。
それにしても壁紙とか配色がどことなくUbuntuっぽいですね。
ちなみに、「設定>画面表示と明るさ」の項目からいつでも設定を切り替えることができますよ。
・「ファイル」でできることが増えた
ファイルの圧縮や解凍、外部ストレージのファイルが触れるようになったことで、よりパソコン的な使い方ができるようになりました。
個人的に良いなと思ったのがサーバーへ接続できるようになった点。
ファイルアプリのブラウズ画面右上のメニューから「サーバーへ接続」を選択しURLを入力することで設定が可能です。
WebDAVのURLはもちろん、ローカルのIPアドレスでもOKなので自宅でPCやNASとデータのやり取りするのにも使えます。
iPhoneだとできませんが、iPad OSが公開されればNASに保存されている写真をドラッグ&ドロップで別のアプリに貼り付ける…みたいな使い方も期待できますね。
・WiFiが不安定だと自動で切断するようになった?
これがiOS 13に起因する物か不確かですが、調子の悪い無線LANルーターに接続すると自動で切断しているような気がします。
と言うのも自宅に調子の悪い無線LANルーターがありまして、今までのiPhoneだと接続されているのにダウンロードが進まないことがしばしばありました。
今までの場合このダウンロードが進まない状態になっても接続が維持されるため、メールなどが一切入ってこないことがあったのですが、iPhone 11 Proをその調子の悪い無線LANルーターに接続した場合、接続した直後普通にダウンロードできる場合は接続を維持しているのですが、ふとした時に見ると勝手に接続を切っていることがあります。
自動的に診断して切断しているのか、何かのバグなのかわかりませんが、Wifiが切断されて4G回線に戻ってくれるためメールが入ってこなくて対応に遅れることは無くなって助かっています。
とりあえず現時点での気づきはこれぐらいでしょうか。
カメラに関しては、また後日横浜あたりに撮りに行って別の記事に掲載しようと思います。
個人的には機種変更して良かったなと思えるモデルでした。
前に使っていたiPhone Xと比べると確実に進歩を感じます。
カメラの進化はもちろんですが、細かな動作も着実にスムーズ差が増しています。
あと最近GoProやOsmo Actionのような広角で動画が撮れる小さいカメラが欲しいと思っていたんですが、それに関してもしばらくiPhone 11 Proで試してみようかな?
まだiPhone X以前のモデルを使っている方も多いと思いますが、この機会に機種変更してみてはいかがでしょう?
余談ですがauで機種変更したところ、AppleCareの内容が変わっており「故障紛失サポート with AppleCare Services &iCloudストレージ」というものになっていました。
これに加入するとAppleCareが有効な4年間の間、iCloudストレージが50GBのアップグレードが無料で受けられるというもの。
iCloudストレージで基本の5GBだと足らないけどお金払ってアップグレードするのもアレだな~と考えてケチっていたので、AppleCareに付いてくるようになったのは嬉しいです。
追伸
そういえば最近自分が買うものは不思議とグレーが多いですね。