こんばんみ。
挽きたてのコーヒーの香りで目覚める朝…そんな体験がやってきました。
昨年、忘年会でいいものを頂きました。
それがコレ。
sirocaのコーン式全自動コーヒーメーカー SC-C122です。
全自動という名前の通り、豆を挽くところからドリップするところまでを自動でやってくれます。
予約タイマーにも対応しているので、朝食前の時間に設定しておけば、朝から挽きたての香り高いコーヒーが楽しめてしまうわけです。
あったらいいな~という気持ちは前から抱いていたのですが、そこまでコーヒーに強いこだわりがあったわけでもないので、わざわざ高めな全自動コーヒーメーカーに手を出さなくてもいいか…と二の足を踏んでいたのですが、貰えるとなると非常に嬉しいものです。
パッケージから出すと本体はこんな感じ。
高さは40cm無いぐらいでしょうか、結構存在感があります。
ツヤツヤしたプラスチックなので正直そんなに高級感はありませんが、全体のデザインとしてはそう悪くはないかな?
本体正面にボタン類が配置されています。
コーヒー豆の投入口上部には細かさの調節ができるダイアルが配されています。
あんまりわからないのでとりあえず真ん中にしときましょ。
上部のフタを外すとこんな感じに。
ここにコーヒー豆を投入して使います。約100gまで入れておけるんだそう。
豆を投入した様子。
フタを閉めても、周りの透明の部分から中が見えるのが良い感じです。
残量が確認できるというのもありますが、おしゃれな感じもしますよね。
このコーヒーメーカーは商品名の通りコーン式(コニカル式)のミルを搭載しています。
安価な電動コーヒーミルなどに使われているプロペラ式などと比べて均一に挽くことができます。細かさを調節できるのもこちらのタイプならではの特徴のようですね。
本モデルにはステンレスフィルターは付属しており、粉になったコーヒーはそこに入ります。
コーヒーの油分まで抽出できる、水洗いして半永久的に使えるなどのメリットがあるステンレスフィルターですが、ドリップ後の粉を捨てるのはやや面倒でした。
一応ペーパーフィルターも使えるので、今後どっちを使っていこうかは迷うところ。
デロンギのひじょーに高価なモデルだと、ドリップ後のコーヒー粉を自動でドリッパーからどけてくれるので次々コーヒーが淹れられますが、こちらのコーヒーメーカーではさすがにそれはできません。
まぁ値段が数倍違いますからね。
水を入れるタンクは本体背面に。
ちなみに、コーヒー豆は自動で軽量して使ってくれますが、水に関してはタンクに入れた水を全部使ってしまいます。なので計量が間違っていると薄かったり濃かったりしてしまうので要注意。
タンクはすぽっと抜き取って注水したり洗ったりできます。
ただ洗いやすくはないですね。
ドリップされたコーヒーは真空二重ステンレスサーバーに注がれます。
保温性が高いのである程度の時間温かさをキープしてくれます。
レバーを押しながらじゃないとコーヒーが出ないので加減はしやすいですね。
サーバーのフタを外すとこんな感じに。
サーバーの黒い部分は「返し」のようになっているので、洗った後の水切れはあまり良くないです。
他に付属品として粉コーヒーの軽量スプーンと、ミルの清掃に使うブラシ付き。
外見などに関しては以上です。
実際に使ってみて感じた良い点・イマイチな点は以下の通り。
良い点
・朝起きやすくなる
事前にタイマーで設定した時刻になるとコーヒーを淹れてくれるので、朝から良い香りで目覚められる…というのもありますが、他にも何点かの理由で起きることになります。
まずミルの動作音。
設定した時刻になるとミルの轟音が鳴り響きます。寝ている部屋で不意に動き出すと結構ビックリします(笑)
それから決まった時間にコーヒーが入るので、だらだらできる休日であっても、コーヒーが入ってしまったらもう起きるしかありません。
真空二重構造のサーバーとは言え、二度寝して目が覚めた頃には飲み頃の温度ではなくなっているでしょうからね。
・表示が見やすい
電源オフ時はシンプルなボタン周りですが、電源を入れると隠れていた表示が現れます。
現在どのモードが選択されているかわかりやすく、使い方としても表示の下にあるボタンを押せば設定を変えられるというだけなので簡単だと思います。
イマイチな点
・朝から洗い物が増える
高級機のように自動で内部をクリーニングしてくれる機能は無いので、使うたびに粉を捨てたりパーツを水洗いする手間があります。
ヒマな時ならいいんですが、朝仕事に出かける前に洗い物が増えるのはちょっと面倒です。
・タンクやサーバーが洗いにくい
タンクの上部はパカパカ開く扉のようになっているんですが、開口部が大きいので水を入れてバシャバシャ振るような洗い方ができません。かと言って手を入れて洗うのも難しい。
またパカパカのフタのせいで、洗った後フタを開けたままひっくり返して干すのも難しいです。
またサーバーは上部が返しのような構造になっているため、コーヒーを一滴残らず注ぐことができず微妙に中に残ってしまいます。洗う時に関してもこの返しのせいで微妙に洗いにくいのが気になります。
超高級機と比べるとできないことも多いですが、基本的な機能は押さえられていると思うのでコーヒー沼のはじめの一歩として良いんじゃないかなと気に入っています(笑)
ズブズブハマってウン十万のエスプレッソマシンとか、逆に自家焙煎の道具に手を出さないように気を付けないと…。
あ、そういえば味について何も書いていませんでしたが、美味しいし香りも良くてとても楽しめています。
ただこのマシンだからこの味・香りなのかと聞かれると比べようがないのでなんとも…。
とりあえずこれからも毎日活躍してもらおうと思っています。
ではでは。