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Lightroom Mobileに待望のAndroid版リリース

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Lightand 1

こんばんみ。

以前から自分がデジタル一眼で撮った写真を現像するのに使っているAdobe Lightroomですが、そのLightroomの連携アプリ「Lightroom Mobile」のAndroid版がリリースされました。
以前からiOS向けのアプリはありましたが、これで自分はiPadでもスマホでも好きな時に写真を選別したりレタッチできるようになりました!


はて、このアプリは基本的にiOSでリリースされているものとほぼ同様のものなんですが、どういうアプリかと言うとPCのLightroomのカタログに取り込んだrawやjpgなどの写真のデータをモバイルデバイスからも編集できてしまうというスグレモノ。

PCのLightroomのカタログに好きなrawデータを取り込み、好きな写真を同期するように設定します。
同期設定された写真は、Lightroomが非破壊編集するために生成したプレビュー用のデータがCreative Cloud経由でモバイルデバイスに落ちてくるようになっている訳です。
元データであるrawがモバイルデバイスにダウンロードされるわけではないので、そんなに重くないく、同期も比較的スムーズなように感じます。
モバイルデバイス側で変更したパラメータは再びCreative Cloud経由で次にPC版のLightroomを起動した時に同期して、変更が適用されるようになっています。

たくさん写真は撮ったけど、休日の間に現像できそうにない…。
そんな時でもとりあえずPCにデータを移して同期の設定だけしておけば、通勤電車の中でも、お昼ごはんを食べながらでも、布団の中でも、写真が弄れるんですね。
忙しい人にピッタリィ…!


そんな訳で、自分もAndroid版を試してみました。

Lightand 2

起動画面はこんな感じ。
初回起動時はこの後Adobe IDを要求されるので、自分のIDを入力してログインしましょう。

Lightand 3

ログインすると、PC版で同期するように設定しておいたコレクションデータが落ちてきます。
この間、会社の先輩と横浜に写真を撮りに行った時のデータ…(笑)
右下の「写真を読み込み」をタップすると、そのスマホやタブレットで撮った写真を取り込んでPCにも同期できますが、スマホで大した写真は撮らないのであんまり使わないかな…?

Lightand 4

先ほどの画面で編集したいコレクションを選択すると、コレクション内の画像がズラ〜っと表示されます。

Lightand 5

好きな写真を選ぶと大きく表示されます。
最近のスマホやタブレットって、ヘタなPCよりも高解像度なんで本当にきめ細やかに見えますね。
今回はスマホで試していますが、retinaディスプレイのiPadで見ると超キレイ…。

Lightand 6

画面下にあるスライダーのアイコンをタップすると色調補正ができます。
触れるパラメータは、

・ホワイトバランス
・色温度
・色かぶり補正
・自動階調
・露光量
・コントラスト
・ハイライト
・シャドウ
・白レベル
・黒レベル
・明瞭度
・自然な彩度
・彩度

です。

Lightand 7

先ほどのスライダーのアイコンの隣にあるよくわからないアイコンをタップすると各種プリセットやシャープやノイズリダクション、周辺光量の調節や粒状感を変更できます。
ちなみに、PCからだとこれらのパラメータをスライダーで細かく触れますが、モバイルからだと「明瞭度(低)」「明瞭度(中)」「明瞭度(高)」みたいな大雑把な調節しかできません。
モバイルでおおまかにイメージに近づけて、PCで細かく追い込む。そんな使い方でしょうか?

Lightand 8

右のアイコンではトリミングできます。
いくつか縦横比はプリセットから選択するようになっているので、スマホの小さな画面でも比較的調節しやすいかと。
プリント目的であれば縦横比は基本的に変えないと思うのでこれでも良さそうですが、WEBページの制作などで比率を自由に決めたい場合はアプリ上ではできませんね。まぁそういう用途であればPhotoshopを使うと思いますが。

Lightand 9

ちなみに右上の共有アイコンをタップすると編集した写真を他のアプリに送り、SNSにアップしたり他の画像編集アプリで編集したりできます。
この機能に関してはiOSとAndroidの仕様に違いがあるため、対応しているアプリに違いがあります。
Androidには以前からアプリ間での共有機能がありましたが、iOSの場合iOS8あたりでようやくそういった機能が実装されて、まだまだ日が浅いので対応しているアプリはそう多くないです。
このあたりはやはりAndroidのほうが強みですね。


Lightroom以外にも現像ソフトはいろいろとありますが、PC版にはPhotoshopと連携できる機能なんかもあったりするので、WEB関係をやっている人には特に良いんじゃないかと思っています。
Creative Cloudのプランの中に組み込まれているのもポイントですよね。

天下のAdobeの製品とは言えパッケージもそれほど高くないので、フリーソフトで済ませている方は乗り換えてみては?

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やましん
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忙しくてやっていませんがPCの洋ゲーも好き。

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