こんばんみ。
本日10月10日はSONYの新ヘッドホン・イヤホンシリーズ「h.ear」の発売日。
自分も前々から狙っていたイヤホンを購入したので、今回はそのお話です。
今回自分は近場のビックカメラで購入しました。
狙いはイヤホンなのですが、今回の新商品のラインナップにはノイズキャンセル無しのモデルと有りにモデルがあります。
イヤホンは通勤時に使うことが多いのでノイズキャンセリングもあったら便利なのかもしれませんが、やはりここは実物を聴いてみないとわからないってことで実店舗での購入でした。
近所のビックカメラにはちょうど展示機があり、自分のスマホやプレイヤーに接続して試聴できるようになっていたのでノイズキャンセリングありのモデルを聴いてみましたが、これはちょっと一長一短な感じかも。
実際使ってみて驚いたのはノイズキャンセリングのシステムがAndroidと連携しているところ。
ケーブルの途中に大きなノイズキャンセリング用のユニットがあるので、てっきりそこにボタンがついていてそこで操作するのかと思っていたのですが、Xperia Z4に繋いでみたところ通知バーにノイズキャンセリングON/OFFのボタンが表示されてスマホからコントロールすることができました。
キャンセル具合も悪くなく、人の話し声は残しつつ、ザワザワした周りの騒音だけにローパスフィルターをかけたような感じに聞こえます。
完全に周りの音が聞こえなくなるわけではなく、音が小さくなってくぐもった感じになりますね。でも音楽に被って聴きづらくなりやすい中音域〜高音域の騒音がグッと抑えられて十分な性能だと思います。
逆にイマイチだと感じた点はAndroid側でアプリを複数立ち上げて切り替えたりすると、切り替えた瞬間にノイズキャンセリングが途切れるところでしょうか。
どういう原理なのかよくわかりませんが、ミュージックアプリで音楽を聴きつつブラウザを開き、アプリを行ったり来たりすると切り替えの際にちょっとだけノイズキャンセリングの効果が切れてしまったりします。
これがちょっと鬱陶しいかもしれません。
あとどういう時になっているのかよくわかりませんが、時々ブツブツっとデジタルっぽいノイズのような音が一瞬聞こえるような気がしました。
まぁうるさくて音楽に集中できないというほど目立つものでもありませんが、オーディオにうるさい人は不満に思うかもしれません。
(オーディオにうるさい人はこの価格帯のイヤホンを買わないと思うけど)
で、
実際に試聴してみた結果自分的には満足いくレベルだと思ったのでいざ購入を決意。
スマホが黒のXperiaなので、SONYのαシリーズのイメージカラーに則ってシナバーレッドのノイズキャンセリングありのモデルを買おうと思って店員さんに声をかけてみたのですが、なんとノイズキャンセリングありのモデルはグレーとホワイトしかないらしい…!
工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工
黒のスマホにグレーのイヤホン…ホワイトのイヤホン…微妙…
少し悩んだ結果、結局ノイズキャンセリングなしのシナバーレッドを購入してしまいました…。
浮いた1万円でポタアンでも買おうかな…。
さてさて、お待ちかね(?)の開封の儀です。
購入したのはh.ear in(MDR-EX750AP)、シナバーレッドのモデルです。
これが化粧箱。
サイドのカラーはイヤホンと同じ色になっており、カラフルでおしゃれなパッケージ。
たぶんズラッと並ぶとさぞ綺麗なんでしょうが、新商品のためか店頭にパッケージは並べられていませんでした…。
化粧箱を開けてスルッと中身を抜き出すと下のような箱が姿を現します。
開けるとこんな感じ。
まぁ1万円前後のイヤホンなので、そこまで高級感あるパッケージでもないですね。
内容物は以下の通り。
イヤホン本体とキャリングケース、サイズ違いのイヤーピースとケーブルを巻いて長さを調節するためのアジャスター、説明書などが付属します。
で、ひじょーに些細なことなんですが、キャリングケースの口がちょっとおもしろいです。
こういう安いイヤホンについているケースって巾着袋かジッパーがついたものが多いと思うのですが、これには口の部分に弾力のある板のようなものが仕込まれており、左右から手でつまんであげると口が開き、手を離すとピタッと口が閉じます。
ピタッと閉じるので指も挟まります。
(痛くないよ)
さてさて、家に帰ってから静かな環境で改めて聴いてみると想像以上にドンシャリです。
h.earは若者向けを意識したプロダクトとのことだし、SONYということもあるのである程度想像していたのですがそれ以上のシャリシャリ具合です。
ただ、一応エイジングしたほうがいいのかなーと思い帰宅してから半日ほど鳴らしてみたところ、若干シャリシャリした感じは落ち着いてきたかも。
ドラムなどの音はバシッとタイトに聴こえて、そういうのが好きな人には気持ちいいかもしれないですね。
ハイレゾ対応とのことですが、同じ音源をハイレゾ非対応のイヤホンと聴き比べてみてもそんな劇的に変わった感じはしないかも…(笑)
見た目がカラフルで質感もさほど安っぽい感じはしないのでルックスは悪くないハズ。
また小ぶりなので耳に入れた時にそんなに存在感がないのも良い点かもしれないです。
音質だけならもっと良いイヤホンは星の数ほどあると思いますが、カラフルでハイレゾ対応で1万円前後のイヤホンが欲しいならありでは?