こんばんみ。
最近急速にブームになりつつある「Mastodon」という新しい形のSNS。
面白そうなので自分もはじめてみました。
このMastodonというものは企業が提供するサービスではなく、Linux上で走るソフトウェア。
自前のサーバーを持っている人がMastodonを導入することで、自分が運営するインスタンスと呼ばれるコミュニティのようなものを作れるのです。
ユーザーは自分の好きなインスタンスにアカウントを作って参加することができますが、インスタンスごとにアカウントは別なので別のインスタンスで投稿したい場合はその都度アカウントを作る必要があります。
ただし、別のインスタンスに登録している人をフォローして投稿を見ることは可能です。
なんだか字で書いてもイマイチ伝わらないと思うのでこのへんは実際にアカウントを作って試していただきたいところ。
さて、twitterと違ってどこが良いのか?というところですが、それはインスタンスごとに異なる趣味・嗜好の人が集まって共通の話題だけを投稿・閲覧できるというところ。
twitterだと「この人共通の趣味があるからフォローしようかな?」と思ってフォローしても、実はどうでも良い発言のほうが圧倒的に多くて辟易とさせられることが多々ありました。
1人の発言が全部同じタイムラインに投稿されてしまうので、フォローすると興味がない投稿まで見ないといけなかったわけです。
Mastodonの場合、例えば写真・カメラに関するインスタンスであれば基本的にそれらに関する話題しか投稿されないので、自分が見たい話題の投稿だけを限定して見ることができるのです。
イメージ的にはmixiコミュニティの機能が一番近いような気がします。1人の管理人の下に共通の話題の人だけが集まる感じ。
またタイムラインには複数の種類があり、自分がフォローした人だけが見えるタイムラインと、インスタンス内全員の投稿が見れるタイムライン、インスタンス内の人がフォローしている人を含めたタイムライン(つまり他所のインスタンスの投稿も含む)など、新しく共通の話題のユーザーを見つけやすいようになっているのもポイントです。
かつてtwitterが台頭しmixiから多くの人が抜けた時、自分はジャンルの切り分けがしにくいtwitterに不満でした。
このMastodonは同じジャンルの趣味を持つユーザーの繋がり作ってくれる、趣味人のためのSNSになってくれるのではと期待しています。
まだクライアントとなるアプリやソフトウェア、連携できるサービスが少ないためやや不自由なところはありますが、急成長中なのできっとこれから増えるでしょう。
とりあえず自分はPCからだと普通にブラウザで、iPhoneからだと「Mastodon-iOS」というアプリを使ってログインしています。
「photodn.net」というインスタンスにアカウントを作っているので、良ければフォローください。
ではでは。