こんばんみ。
先日SONYが新しいデジタルカメラ(?)「DSC-RX0」を発表しました。
メーカーのオフィシャルページはこちら。
大きさは約 幅5.9cm×高さ4.05cm×奥行2.98cmと非常に小さなカメラで、一見GoProのよう。
しかしイメージセンサーにはRX100シリーズから受け継いだ有効約1530万画素の1インチセンサーを採用しており、アクションカムと比べるとかなり大きなセンサーとなっています。
レンズは35mm換算の焦点距離で24mmのZeiss Tessar T*を採用。
最短撮影距離は50cmになっているとのこと。
また水深10mの防水性能、2mの落下耐性、200kgfの耐荷重の堅牢性を備えているので、過酷なプロユースでも対応できるそう。
このカメラの特徴は、単に画質が良いアクションカムではない、というところ。
アクションカムというとヘルメットや乗り物に取り付けたりと手放しで使うことを想定しているため、本体の液晶がオミットされていたり、ボタンも少なかったりします。
ですがこのDSC-RX0は上部にレリーズボタン、背面にライブビュー撮影可能な液晶、各種撮影設定に使用するボタンを備えており、手に持って使用したり細かな設定ができるようになっています。
もちろんリモート撮影も可能ですが、ここがまたすごいところでスマートフォンアプリからの場合最大5台、別売のワイヤレスコマンダーを使うことで最大15台のカメラをリモートできるとのこと。
また、アクセスポイントを使用すればそれ以上の台数のリモートも可能なだそうで、プロのスタジオ撮影にも対応できるようになっています。
複数のカメラでモデルを囲ったり、高所から撮ったり、床に埋め込んだりと様々な撮影ができて、さらに一括でコントロールできる…そのへんがアクションカムとの大きな違いのようですね。
撮影機能も多彩で、最高1/32000秒のアンチディストーションシャッター、最高約16コマ/秒の高速連写、最大960fpsのスーパースローモーション撮影機能が可能な他、外部レコーダーに接続にすることで4K動画の撮影も可能。
プロユースに対応できる専用アクセサリーも用意があり、拡張性をアップさせるためのケージ、水深100mに対応できる防水ハウジング、汎用フィルターを取り付けるためのアダプター、ケーブルプロテクター、交換用のレンズプロテクターなどもリリースされるそうです。
「RX0」だなんてまるでエイプリルフールのジョークのような型番ですが、SONYの本気が詰まったカメラになりそうですね。
普段あまり動画を撮ることがないのでアクションカムって持っていなかったのですが、これはちょっと欲しくなってしまいました。
動画撮影ではなく、ただひたすら小さい高性能なスチルカメラとしてです。
はじめて見た時の「うお!小さい!」という感覚が、高級コンパクトフィルムカメラの「Contax T3」や「Minolta TC-1」を見た時の感覚にそっくりと言いますか。
1インチセンサーに単焦点のレンズですから画質は結構良さそうですし、これを毎日持ち歩いてスナップシューターとして使えたらすごく楽しいだろうな〜という。
その上落としても壊れにくい、水に入れてもOK、綺麗な動画も撮れる…便利そうな気しかしません。
お値段は8万前後だそうで、SONYのことだからもっとぶっ飛びプライスかと思ったのですが、思ったより高くないですね。(金銭感覚狂ってきた?)
Contax T3欲しいなー欲しいなーと思っていたのですが、T3は中古で10万以上のするのでRX0買ったほうが実用的だったりするのかも?
年末のボーナスの行方、楽しみですね。