こんばんみ。
先日、コンパクトフィルムカメラ「Contax TVS II」を購入しました。
9月6日は私の誕生日だったんですが、自分への誕生日プレゼント的な感じでContax TVS IIを買ってしまいました。
少し前にContax G1を購入してフィルムカメラをはじめたのですが、デジタルから本格的に写真をはじめた自分にとってはちょいちょい不便に感じることがありました。
特に不便だと思ったのがiso感度。デジタルだと撮るイメージを想像してまず絞り値かシャッタースピードを決めてisoは後からついてくる感じに考えていたのですが、フィルムだと基本的に1本撮り終わるまでisoは変えられないので歯痒く感じることがあったんですよね…。
じゃあカメラを2台用意して違うisoの違うフィルムを使えるようにしよう!ということでサブ機となるフィルムカメラを探していました。
Contax G1のチタンボディに惚れていたので、サブもやっぱりチタンカラーのContaxだろうということで目を付けたのがContax T3というものすごく小さなカメラだったのですが、中古相場10万越えとなかなかに高価。
スウェーデンの写真家アンダース・ピーターソンさんがT3を使っているようなのですが、激渋なんですよね。自分もT3持ってこういうおじさまになりたいわぁ。
ズームレンズが付いている代わりにちょっと大きめのTVSシリーズに関しては比較的安かったので、結局そちらを購入することにしました。
まぁT3も諦めてませんがね。
で、こちらが今回購入までした「Contax TVS II」。
撮影したらシルバーっぽく写ってしまいましたが、実物はやや黄色みを帯びたチタンらしいカラーです。
大きさ的にはG1と大して変わらないのであんまりコンパクトじゃないかも…?
重さも電池込みで約392gとそこそこ重め。(Canonの現行最軽量の一眼レフEOS Kiss X9はボディのみで453g)
ズームリングを回して繰り出すとカバーが開き、電源が入る仕組み。
このカメラの焦点距離は28〜56mmで、上の写真は一番繰り出した56mmの状態です。
絞り値はF3.5〜6.5なのであまり明るくはありません。
ガイドナンバーは不明ですが、ストロボ内蔵で暗い室内でも一応撮れます。CR123A電池一本で動作しているため、チャージは約4秒と結構待たされますね。
最初電源入れるたびにストロボがオンになってしまって困ったのですが、ネットで調べてみたところストロボボタンを長押しすることでデフォルトを変えられることが判明。ストロボオフをデフォルトにしたところ使いやすくなりました。
背面はこんな感じ。
ファインダーは小さめで、視度調節なんぞ備えていないザックリとした仕様。オートフォーカスなんでその辺は割り切っているんでしょうかね?
コンパクトカメラなので、G1などと比べると操作ボタンやダイヤルはかなり簡略化されています。基本オート任せで撮るカメラということでしょうか。
ちょっと扱いづらいと感じたのが露出補正ダイヤル。操作性が良いカメラだとファインダーを覗いたまま親指でダイヤルを操作できたりしますが、このカメラは左側に配置されているうえ、指の腹で押し回すように操作しないといけないので構えながら露出補正を弄るのは無理そうです。このへんちょっと不便ですね。
まだ使い込んでいないのでわからないことが多いTVS IIですが、G1と一緒に持ち歩いてたくさん使っていこうと思います。
90mmのレンズを付けたG1と一緒に持っていれば、広角〜望遠まで一通りの焦点距離をカバーできるので画角に悩まされることは無さそうです。
使い慣れたことにまた使用感の記事を書きますね。
ではでは。