こんばんみ。
今年もパシフィコ横浜で行われる「CP+ 2018」に行ってきました。
昨年は有給を取って金曜と土曜に行ってきたのでじっくり見れたのですが、今回は仕事の都合で土曜日のみだったため混雑であまりじっくり見られず…。
なので写真や触った感想は控えめです。
Canon
我らが愛用するCanonのブース。
今回の目玉はやはり直前に発表された「EOS Kiss M」ではないでしょうか。
エントリーモデルであるKissシリーズとしては初のミラーレス一眼。てっきりKissと付くぐらいだから今までのミラーレスより下位に位置するのかと思いきや、スペックは中々高いです。
実機を触ってみたところ、小型軽量ながらキビキビと動いてなかなか使いやすそう。
ブースに動いている鉄道模型がありそれでAFの追従性を試せるのですが、動き物でもきっちり狙った物にピントが合ってくれます。電子ビューファインダーが光軸上にあるので望遠レンズでも被写体を素早く狙いやすいのも良いと感じますね。
ただ個人的には電子ビューファインダーが付いているあたりのフォルムがあんまり好かないかなぁ…。
もちろんハイアマチュア・プロ向けの一眼レフの体験コーナーも。
あと写真を撮り忘れてしまいましたが、スピードライトの新製品「470EX-AI」の展示もありました。
AIバウンスと言って被写体や天井との距離を測距して自動的に首が動くこのストロボ、便利そうなんですが動いている姿はなんとも異様です…(笑)
現行レンズの揃い踏み。
そういえばティルトシフトレンズも増えたんでしたね。
Facebookでキャンペーンページをシェアするとタカラトミーアーツとの協力で制作されたカメラのミニチュアや、ピンバッジが貰えるキャンペーンも行われていました。
自分もチャレンジしたところこれが貰えました。
「FD300mm F2.8 S.S.C.フローライト」のミニチュア。
「日本立体カメラ名鑑」というシリーズのミニチュアなので、てっきりカメラボディだけかと思っていたのですが、望遠レンズだけというのは予想外…。
これよっぽどのマニアじゃないと喜ばないのでは…。
FUJIFILM
先日発表されたミラーレス一眼の上位機種「X-H1」で盛り上がる富士フィルムのブース。
体験コーナーはかなりの混雑だったため残念ながら断念しました。
会場奥にX-H1やGFXで撮影された作品が展示されていたので見てみましたが、大きくプリントしてもかなり綺麗な画質ですね。
現行のXシリーズのラインナップ。
富士フィルムらしくinstaxシリーズの展示もありました。
個人的に気になったのがこのインスタントプリンター「instax SHARE SP-3」という機種。
スマホや一部の対応カメラから写真を送信してその場でプリントできるそうです。
mouse computer
写真の編集などに最適なハイスペックなPCのBTOなどを行うマウスコンピューターのブース。
個人的には特に真新しい情報はなかったかなと。
OLYMPUS
OLYMPUSブースの新製品は「PEN E-PL9」など。
Bluetoothによるスマホとの連携に対応したそうで、Wi-Fiのみの旧機種よりも簡単に使えるようになったんだとか。
OM-Dシリーズに関しては特に動きは無いようですね。
アワガミファクトリー
プリント用の和紙を取り扱うアワガミファクトリーのブース。
一般的なインクジェットプリントの用紙とは異なるザラザラとした質感が絵画っぽくて綺麗です。
アンケート回答でサンプルの和紙が貰えたので今度これにプリントしてみようと思います。
EPSON
プリンターやスキャナーを取り扱うEPSONのブース。
新製品ではないのですが、前から気になっていたスキャナーGT-X980を試させてもらいました。
今使っているCanonのスキャナーよりもだいぶ精細ですね…。
ILFORD
プリント関係やフィルムのメーカーILFORDのブース。
ILFORDのペーパーにプリントしたプロの写真家の作品が展示されている他、好きな画材に塗ることで様々な紙をインクジェットプリント対応にできるコーティング液の紹介なども行っていました。
トーリ・ハン
防湿庫メーカー「トーリ・ハン」のブース。
近々新シリーズが発売されるそうで、こちらは内部に照明が組み込まれていたり、コンセントが内側にあって充電しながら保管できるようになっているみたいです。
日本カメラ博物館
歴史的なカメラの展示を行っている日本カメラ博物館のブース。
毎年出展されていますが、毎回展示内容が変わるのがすごいです。
今回気になったのは通路側の目立つことろに展示されていた可愛いクラシックカメラのコレクションでした。
ケンコー・トキナー
レンズやフィルター、アクセサリーなど幅広く取り扱うケンコー・トキナーのブース。
ドローン用のNDフィルターなんて新製品もあってちょっと驚き。
キラッとした光の線が出るクロスフィルターやソフトフォーカスっぽくなるフィルターの展示もありました。
「DSC Pieni」というトイデジの取り扱いも。
レザーのストラップが付属していて、見た目もレトロなカメラっぽくデザインされていて可愛らしいですよね。
ファインダーっぽいものがありますが、飾りだそうで覗いてもよく見えませんでした(笑)
Lensbaby製品の取り扱いもあります。
ソフトフォーカスのレンズやグルグルボケが出るレンズなど個性的なレンズが揃います。
残念ながら自分のカメラでは使えませんが、「ホリデーキット Trio28」というボトムズのスコープドッグ的なレンズが気になりますね。
韓国のレンズメーカーSAMYANG製のレンズの輸入代理も行っているケンコー・トキナー。
SAMYANGはマニュアルフォーカスのレンズが多いですが、最近はちょこちょこオートフォーカス対応のレンズも出ているようです。
新製品の14mm F2.8などに関してもオートフォーカス対応だそうです。でも超広角なら無理してAFつけなくてもよかったような…?
興和光学
望遠鏡・双眼鏡を中心に取り扱うkowaのブース。
あまりカメラ色が無いですが、こっそり「PROMINAR500mmF5.6FL」といった望遠レンズも扱ってたりします。
BAMBI
元々時計などのベルトを製造しているメーカーだそうで、今回CP+初出展。これからカメラストラップやバッグの販売をはじめるんだそうです。
ベルト製造のノウハウがあるだけあってしっかりした作りで、レザーを編んで作ったデザインはカメラストラップとしては珍しいかもしれません。
ベルト状のストラップとは別に、ヤギの革で作った中に綿か何かが入っているっぽいプニプニしたものもあって、これは柔らかくてかなり良い感じでした。フィルムカメラ用に買おうか検討中です。
ネックストラップ以外にハンドストラップも。
時計のような三ツ折式の金具が付いており、簡単に手首に固定できるのが特徴です。
個人的にはガッツリ固定せずブラブラさせたい派なので、ヤギ革のプニプニの素材でラフに使えるリストストラップも作って欲しいところです。
ATOMOS
一眼レフなどに接続して使用する外部レコーダーを取り扱うメーカー。
昨年は銀一にくっついていた気がしたんですが、今回は独自にブースを設けていました。
SIGMA
相次いで新製品やFEマウント対応を発表し、注目を集めるSIGMAブース。
どの展示や体験コーナーも人で溢れていて全然触れず…。
やはり平日に行きたかったですね…。
RICOH・PENTAX
フルサイズ一眼レフK-1 MarkIIやKP、THETAなどをプッシュしていました。
K-1 MarkIIを出すの早すぎやしないかと思いましたが、有償でK-1をアップグレードすることもできるらしいのでそのへんは良心的ですね。
TAMRON
TAMRONブースの目玉はやはり先日発表の70-210mm F4ではないかと。
ここも体験コーナーが混雑していて触れませんでしたが、フルサイズ一眼に装着した時の大きさは展示で確認することができました。
フードをつけるともっと伸びますが、結構コンパクトなので購入も視野ですね。
SONY
新製品で大盛況のSONYブース。
発表されたばかりのα7IIIの体験も…あったはずなんですが、混雑しすぎて並ぶこともできませんでした…。
α7・α9シリーズの展示の他にもビデオカメラなどの展示も。
また、コンパクトなカメラ「RX0」もプッシュされていました。
様々なハウジングを装着した状態の展示などなど。
スクエアフードをつけるとなかなかかわいい。
これはなんだろう…?
バラバラに分解された状態の展示も。
一見動画用に見えるこのカメラですが、作例を見るとスチル撮影でもかなり綺麗に写るカメラですよね。
絞り固定なのがちょっと気になりますが、ちょっと欲しくもあります。
Nikon
新製品の発表は特に無いニコンブース。
うん。
Panasonic
マイクロフォーサーズのハイエンドモデル「LUMIX G9 PRO」で注目を集めるPanasonicのブース。
ハイエンドモデルほ他にも「LUMIX GX7 MarkIII」というコンパクトなミラーレス一眼の新モデルも発表していました。
こちらはストリートフォトを意識しているようで、新たなモノクロ調のフィルターや粒状感を追加するモードが追加されているそうです。
見た目も精悍でなかなか格好良い。
ただやはり自分はストリートフォトは光学ファインダーで撮りたいかな?
コシナ
ツァイスとフォクトレンダーのレンズを取り扱うコシナのブース。
フォクトレンダーはEマウント・VMマウント向けの新商品の展示があった他、現行製品が一通り手にとって触れるようになっていました。
VMマウントのコーナーには、デモ機としてとうの昔に廃盤になっているBESSA R2Mが触れる用に置いてありました。
このカメラ、前々から欲しくて探していたので今回のCP+で触ったカメラの中で一番ワクワクしたのは内緒。
ツァイスに関してはZMマウントの物が中心のようで、一眼レフ向けのツァイスレンズに関しては、ツァイス自体のブースに置かれているようでした。
ニッシンデジタル
ストロボメーカーとして有名なニッシンのブース。
ストロボのデモンストレーションなどを行っている他、混雑していて触れませんでしたが、グリップ型のマシンガンストロボ「MG10」の展示もありました。
KIPON
マウントアダプターを扱うKIPONのブース。
アダプターがズラッと並べてある他、実際にカメラに装着したイメージの展示もあります。
GFXにEFマウントを装着したイメージの展示。
これってケラれなく撮れるんでしょうか…?
シャア専用っぽいレンズ。
ワイドトレード
海外メーカーのカメラアクセサリーを取り扱う会社のブースのようです。
気になったのがLeofotoというメーカーのミニ三脚。
見た目は細いんですが、持ってみるとかなり重量感があり剛性を感じます。コンパクトながらもなんと耐荷重10kgだそう。
現行モデルは脚の開き具合が無段階で木目や迷彩などユニークなカラーリング、これから出る新型は脚にロック機構がつき、写り込み防止のためにブラックのみになったそう。
マルミ
レンズフィルターを専門に扱うマルミのブース。
実際に自分のカメラで試せるように様々な口径のフィルターが置かれています。
ちょっと珍しいと感じたのがマクロ撮影用のフィルター。
これを付けることで最短撮影距離が縮まるんだとか。
サイトロンジャパン
Laowaのユニークなマクロレンズや広角レンズなどを展示するサイトロンジャパンのブース。
α7などに装着したデモ機が置かれており、マクロでどれだけ大きく撮れるか試せるようになっています。
以前は一眼レフ向けのレンズが中心だった気がするのですが、FEマウントやマイクロフォーサーズで使えるレンズなども結構増えているようです。
DJI
ドローンで有名なDJIのブース。
昨年リリースされたエントリーモデル「Spark」などの展示も。
こちらはMavic Proの上位モデル「Mavic Pro Platinum」。
飛行時間が30分も延長されているんだとか。
ざっくりとしか見ていませんが、他にもMavic Air、Osmo Mobile 2などの新製品があったようです。
ZEISS
ツァイスのブースでは一眼レフ向けのレンズを中心に展示を行っていました。
混雑で写真が撮れなかったんですが、FEマウントでLoxia 2.4/25、一眼レフ用でZEISS Milvus 1.4/25などが新製品として出ていたようです。
Microsoft
Surface Book 2やSurface Studioの展示を行うMicrosoftのブース。
デモ機にはAdobeのソフトがインストールされており、実際にPhotoshopやLightroom、Premiere Proなどが触れるようになっていました。
Surface Studioは初めて触ったんですが、この大きさの画面を指で操作できるのは未知の体験ですね。高さや角度が簡単に動かせるのもすごいですが、値段がね…。
銀一
撮影機材・カメラアクセサリーを取り扱う銀一のブース。
Peak Design関係の展示が目立ちますね。
メッセンジャーやスリング・トート・バックパックなどのバッグ関連が一通り触れるように展示されていました。
まだ未発売のブルーのアンカーリンクスも。
アンカーを取り付ける土台の部分も一緒にパッケージングされているようですが、もしかするとこれを使えばオリジナルのストラップも作れるのでは?
他メーカーのバッグの取り扱いも豊富。
特にいいなと思ったのは一番最後のFoxfireというブランドのバッグ。
アウトドア関係のブランドらしいのですが、シンプルなデザインがおじさんっぽさを感じさせなくてグッドです。
フィルムカメラだけ持って歩く時用に小さいバッグも欲しいなと思っていたので、ここのバッグはありかもしれません。
ということで今回の写真付きレポは以上です。
1階で行われているメーカーの展示を一通り見終わったあと、2回の中古カメラフェアも覗いてきました。
ここで思わぬ掘り出し物を見つけて衝動買いしてしまったんですが、それに関してはまた別の機会に…(笑)
それにしても、やはり土日だと混雑していてあまり触れませんね…。
来年はやはり金曜に休みを取って行きたいところです。