こんばんみ。
先日新たにBESSA R2M用に新しい50mmのレンズを購入しました。
今まではJupiter-8 50mm F2.0というソ連製レンズを使用していたのですが、デジタルカメラと共用で使うにはイマイチな描写性能だったため、もう少しモダンなレンズが欲しいと思っていました。
今回購入したのはコシナが販売する「Carl Zeiss Planar T* 2/50 ZM」というレンズ。
ツァイスのレンズ構成を採用しているという点ではJupiter-8と同じですが、Jupiter-8はゾナータイプ、こちらはプラナータイプのレンズです。
パッケージにはカールツァイス社が品質を認めたことを示すキラキラのシール付き。
外観はこんな感じ。
カラーはブラックとシルバーの2色が用意されていますが、自分が持っているカメラは基本的にブラックなのでレンズもブラックにしました。
マウント付近に付いている青いぽっちはレンズの装着位置の指標です。
普通は白か赤だと思うのですが、ZMシリーズのレンズはZEISSのカラーであるブルーが使われているんですね。
ブラックでも先端とマウント付近はシルバーになっていてデザイン的なアクセントになっていますね。
先端に切り欠きのような形になっていますが、別売りのバヨネット式フードが装着可能です。
フードもそのうち買う予定。
手に持ったサイズ感はこんな感じです。
レンジファインダーのレンズとしては大きくも小さくもないのかなと。
絞りリングはレンズの先の方に付いており、程よいクリック感で気持ちよく回ります。
指がかかりやすいように左右が少しだけでっぱった構造になっているので、ファインダーを覗いたまま指先だけで絞りリングの位置が確認できますね。
あとフォーカスリングの下側も一部盛り上がっている箇所があり、指かかりが良く作られています。
後玉は飛び出さない構造になっています。
Jupiter-8と並べてみるとこんな感じです。
リアキャップの大きさの違いもありますが、Planar T* 2/50のほうがやや大きめです。
前玉に関してもPlanar T* 2/50のほうが若干大きめ。
それからレンズのコーティングの色も全然違いますね。
PlanarはT*コーティングが施されているので前玉が紫色に見えますが、Jupiter-8はただのガラス玉のように見えます。
Jupiter-8はもしかするとコーティングされていないのかな?
BESSA R2Mに装着したイメージ。
BESSAがコンパクトなシルエットなためか、レンズがやや長くて大きめに見えますね。
上から見るとこんな感じ。
これにフードをつけるとそれなりにかさばるかもしれませんね。
とりあえず最初はフード無しで使ってみて、撮れた写真を見て必要だと感じたらフードを買うというのもありかもしれません。
購入後ちょこちょこ持ち出して使う機会があったので、フィルムで撮った写真をいくつか下に貼っておきます。
参考にどうぞ。
ちなみに、先日の水出しコーヒーができるドリンクボトル「WEMUG BREW BOTTLE」を購入しました。という記事の写真は、α7RIIIにこのレンズを装着して撮影しています。
フィルム向けのレンズですが、デジタルカメラにつけてもあまりクセが無く綺麗に写っているんじゃないかなーと思います。
APS-Cモードにして撮れば75mmぐらいの画角になるのでちゃちゃっとブログに載せる用の写真を撮るのに活躍してくれそうです。
比較的安価で綺麗に写る標準レンズが欲しいかた、いかがでしょう?