こんばんみ。
以前から開発中と言う話が出ていたTAMRONのフルサイズミラーレス用ズームレンズですが、ついに正式に発売が発表されました。
メーカーのプロダクトページはこちら。
今回発表されたのは、28-75mm F/2.8 Di III RXD(Model A036)と言うF2.8通しの標準ズームレンズ。
フルサイズ用の社外レンズと言うと普通はCanon・Nikon・SONY Aマウントなどをまとめて発売するイメージですが、今回は完全にSONY FEマウント用に開発された物のようです。
サイズは直径7.3cm×長さ11.78cmで、フルサイズ用のF2.8通しのレンズとしてはなかなかコンパクトに収まっています。
重量もわずか550gということなので、α7に取り付けた際でもバランスが良いのではないかと思います。
(ちなみにSONY純正の24-70mm F2.8 GMは886g、Sigmaの24-70mm F2.8 DG OS HSMはなんと1020gもある)
カメラの主な機能に対応、ということだそうで、ファストハイブリッドAFや瞳AF、DMF、カメラ内レンズ補正などにも対応するようです。
SigmaはMC-11使用時のコンティニュアスAFはサポートしていませんが(一応動くけど十分でないという判断みたい)、このレンズはどれほどしっかり使えるのでしょうね?
メーカーページで作例が見れますが、個人的には十分綺麗な写りなんじゃないかなと思います。
なだらかにボケているように見えますし、ピントが合っている部分はそこそこシャープです。
ただ単焦点ほどシャープというわけではないようなので、そのへんは使い分けですね。
希望小売価格は税別10万円ちょうどだそうです。
α7RIII用に明るめのズームレンズが欲しいと思っていたので、個人的にはこれで決まりかな?
純正のGMは高いですし、SigmaはマウントアダプターかますからAFがちょっと遅いという問題があったので、ネイティブで使える安価な社外レンズが出るのはとっても助かります。
あとひとつ気になるのが音。
せっかくαを買ったので動画も撮ってみたいと思っているのですが、今持っているレンズだと結構カタカタとAFの音が出ます。このレンズが動画でも使えるぐらい静かだと良いのですが…。