こんばんみ。
先日富士フイルムが新しいコンパクトデジタルカメラ「XF10」を発表しました。
富士フイルムのプロダクトページはこちら。
今回発表されたXF10はAPS-Cサイズのイメージセンサーを搭載した、18.5mm単焦点(35mm判換算28mm相当の画角)のコンデジです。
センサーサイズと焦点距離からすると、密かに人気の高かったX70の後継機種なのかな?といった感じですね。
ただ、X100シリーズがそのまま小さくなったようなイメージのX70とは異なり、上部にあったシャッタースピードダイヤルと露出補正ダイヤルが無くなり、代わりにモードダイヤルと汎用ダイヤルを配するようになるなど、コアなカメラユーザーがサブ機として持ち歩いてマニュアルで撮る感じよりも、もっとカジュアルな操作性にシフトしているようです。
まぁでもよく考えるとRICOHのGRIIもたくさんダイヤルがついているわけではないので、スナップ用のカメラなら操作性はこんなもんなのかなぁとも思いますね。
フジの目玉であるフィルムシュミレーションの種類はやや少ないようですが、そのかわりアドバンストフィルターというものが追加されており、料理などに最適なRich & Fine、HDRアート、トイカメラ、近赤外風モノクロなど個性的な効果も出せるそうです。このへんもカジュアルなユーザー向けでしょうかね?
広角ではありますが、最短約10cmまで寄れるので花や料理なども大きく写せそうな他、デジタルテレコンで35mm相当・50mm相当の画角で撮影することも可能です。
デジタルテレコンはjpeg保存でした使えないことや多少の画質の低下はありますが、やはりあると撮影の幅が広がるので重要なポイントですよね。
タッチモニターによる操作も可能だそうで、フォーカスポイントの移動・撮影から各種設定の操作まで指先だけで行えます。
大きいカメラだとタッチ操作ってあまり行わないんですが、物理ボタンの少ないコンデジではあると便利そうです。
カラーはシャンパンゴールドとブラックの2色展開。
個人的にはシャンパンゴールドがTX-1を彷彿とさせてすごく好みですが、ブラックも目立たずにスナップしたい人には良さそうですね。
↑TX-1はこんなの。
自分はX100Fを購入予定なのですぐにはXF10は買いませんが、28mm単焦点の高級コンデジを求めていた人にとっては久しぶりの新製品ですね。
このジャンルではGRIIの人気が高いですが、壊れやすいという話も多いので悩む人も多いハズ。
XF10はお値段も安いようなので、高級コンデジやサブカメラをお探しの方は検討してみてはいかがでしょう?