こんばんみ。
先日、念願のパノラマカメラを購入しました。
今回購入したカメラはTOPICO PANORAMAと書かれたカメラ。
恐らくこのカメラを知っている人はほとんどいないのではないのでしょうか?
自分も全然知りませんでした。
近所のハードオフのジャンクコーナーに、一際派手なカラーリングのカメラがあったので思わず手に取ってしまったのですが、そう、それがこれなわけです。
手に取ってフロント側をこちらに向けると目に飛び込んできたのが「PANORAMA」の文字。
そう、前から言っていますが、自分は富士フイルムのパノラマフィルムカメラTX-1が欲しくてしょうがないんです。でもTX-1は一式揃えるとウン十万するので手が出せていませんが、このカメラはどうでしょう?ウン十万するようには見えません。
ジャンクコーナーにあるカメラはカビだらけだったり壊れているものがほとんどですが、照明にかざしてみてもどうやらカビは生えていないようです。
普通の機械式カメラだったら故障が気になってジャンクは買わないのですが、一応シャッターも切れるし壊れているところはなさそうで、その上わずか300円だったのでそのままレジに持っていってしまいました。
さて、そんなこんなで買ってしまったこのカメラ、パノラマカメラとはどういうことだろうと思う方もいるはずです。
中身は上の写真のようになっていて、レンズの後ろに上下を隠すマスクが付いているので横長に感光するという実に簡素な仕組みです。
TX-1だと縦の長さはそのままに横に広く感光させてパノラマとしますが、このカメラはそんなに良いものではないですね。
ちなみにマスクは外すことができて、外した場合は普通の25mm相当の画角で撮れるようです。
背面にダイアルが付いており、1枚撮るたびにこれを巻き上げます。
ギリギリ回す感覚は写ルンですそのもの。
すみません言い過ぎました。全然写ルンですみたいにスムーズに回らなくてめっちゃやりづらいです。
フロント式にはスライド式のレンズバリアが搭載されており、閉まった状態だとシャッターが切れないスグレモノ。フィルムカメラって一度巻き上げるといつでもシャッターを切れる状態になってしまうのでちょっと困りますが、これは安心の機能ですね。
ちなみにバッグとかに入れるといつの間にかレンズバリアが開いています。
あと見た感じレンズはプラスチックっぽいですね。
ちょうど購入直後に撮影に行く機会があったので、その時の写真をいくつかお見せします。
なんというか…光漏れがすごいですね…(笑)
光漏れの位置から察するに、フィルムの確認窓のスポンジがダメになっているかなと。
写真によってはブツブツ気持ち悪い模様が現れていますが、恐らく圧板のデコボコでしょう。
ちょっと不便になりますが、今度パーマセルテープか何かで確認窓自体を塞いでしまえばOKなハズです。
シャッタースピード・絞りが固定であるため、暗いところでは使えなかったりと欠点はありますが、画角などに関してはまさに求めていた感じ。
パノラマカメラはSprocket Rocketも持っていますが、こちらは変な歪みがなくシネマスコープのような雰囲気です。
ちょっと使いづらさはありますが、今後もちょこちょこ持ち出して使ってみようと思います。
余談
調べてみると、TOPICO PANORAMAではなく「TOPICO PR-936」が正式名称のよう。
topicoのカメラを購入したのですが
使い方がわからず困っています。
シャッターを押した時に音とか振動ありますか??何もないのでシャッターが切れているのかがわからない状態でとても嫌です。
コメントありがとうございます!
自分の持っている物ですとシャッター切れたことがわかるぐらいには音がしますね…。
まだフィルムを入れていなければ、裏蓋を開けた状態でシャッターを切れば動いているのが一瞬見えると思いますがそれはどうでしょう?