カメラ・撮影機材

SONYが現行フルサイズミラーレス一眼への大規模なアップグレードを発表!

投稿日:

20190116

こんばんみ。

SONYがフルサイズミラーレス一眼の現行モデル3機種への大規模なソフトウェアアップグレードを発表しました。


都内で行われた発表会とプレスリリースなどで、「α9」「α7RIII」「α7III」への大規模なソフトウェアアップグレードと、APS-Cミラーレス一眼「α6400」の発売を発表されましたね。

プレスリリースなどの内容を簡潔にまとめると、それぞれ以下のようなアップグレードが行われるようです。

プレスリリースはこちら

α9へのアップグレード内容
・リアルタイムトラッキングの追加(ロックオンAFの発展形?)
・リアルタイム瞳AFの進化(AF-C時にシャッター半押しするだけで発動できるようになる、左右どちらの瞳に合わせるか任意で選べるようになる、また動物の瞳にも対応へ)
・像面位相差AFの精度向上と活用領域の拡大(より暗い環境や大きい絞り値でも位相差AFが使えるように)
・動画撮影時の精度や速度を向上
・背面液晶によるタッチパッド操作への対応
・jpegの階調表現の向上
・オートホワイトバランスの安定性強化
・ダイヤル類をより柔軟にカスタマイズできるマイダイヤル機能の追加
・SDカードが一杯になった時の自動切り替え(リレー記録)に対応
・デュアルスロット振り分けの機能をより詳細に
・レーティング機能と連写グループ表示機能を追加
・カスタムキーによる操作で画像のプロテクトを可能に
・カメラ単体でのインターバル撮影に対応
・FTPバックグラウンド転送によるモバイル機器へリアルタイムに画像を転送
・転送後のモバイル機器上でIPTCメタデータを付与できるように

α7RIII・α7IIIへのアップグレード内容
・リアルタイム瞳AFの進化(AF-C時にシャッター半押しするだけで発動できるようになる、また動物の瞳にも対応へ)
・カメラ単体でのインターバル撮影に対応

ソフトウェアソリューションImaging Edgeへのアップグレード内容
・カメラのFTPバックグラウンド転送機能を利用し、撮影中でもリアルタイムにモバイル機器に画像を転送する「Transfer & Tagging add-on」のリリース(リリース時点ではα9でのみ対応)
・モバイルアプリケーション「Imaging Edge Mobile」のリリース(現在のPlayMemories Mobileより詳細なリモート撮影などが行えるようになる)
・PCアプリケーション「Remote」「Viewer」「Edit」をアップデート(タイムラプス動画の合成や、前に撮影した写真と比べるためのオーバーレイ機能などを追加)

と、言うことだそうです。α9への機能追加が目白押しですね。
リレー記録やレーティング機能・連写グループ表示などは後発のα7RIII・α7IIIには搭載されていますが、α9ではできませんでした。
このへん不満に思っているα9ユーザーの方も多かったかと思いますので、ユーザーの声が届いた形になるのでしょうか?

物撮りする時などにカメラを三脚に立ててインターバル撮影をしたいと思っていたので、単体でインターバル撮影できるようになるのも自分としてはなかなかありがたいです。

また気になるのが「Transfer & Tagging add-on」の存在。

上の機能紹介動画を見てみると、途中で「※アプリケーション公開時点での対応カメラはα9(Ver.5.0以降)のみです」との注釈が出ます。
これは今後のアップグレードによりα7RIIIなどにも対応するということでしょうか?それとも今後出る新機種が対応するのかな?
テザー撮影のような感じで人に確認してもらいながら撮影することもできるんじゃないかと思うので、ぜひとも対応機種を増やしてもらいたいところですね。


また同時に発表された「α6400」もちょっと気になるところ。

ポジション的にα6300の後継にあたるもののようで、AF速度が向上した他、α9への追加が予定されている詳細な設定ができるリアルタイム瞳AFとリアルタイムトラッキングを搭載するとのこと。
また6000番台の機種としては初めてモニターを180°回転させられるチルト液晶を搭載。自分撮りもできるようになりました。

自撮りしたい人はもちろん、4K動画も撮れるのでビデオブログ的な使い方にも良さそう。
唯一残念なのがボディ内手ぶれ補正を搭載していない点ですが、Eマウントのズームレンズなどはレンズ内手ぶれ補正がついている物が多いですし、明るい単焦点なら普通に手持ちでいけるんじゃないかな?

α9のAPS-C版(α7000?)がそろそろ発表されるのではと噂されていたので、今回発表のα6400は「あれ?」と感じる方も多いかもしれませんが、価格も比較的安いですしこれはこれで売れそうな機種ではありますね。

もし本当にα7000が出るなら、3月頭のCP+までには発表されるのではないかと思いますのでもう少し待つ必要がありそうです。

ではでは。

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やましん
・神奈川在住
・音楽好き
・洋ゲー好き
・写真勉強中

WEB通販関係の仕事をしながら写真やデザインの勉強中です。
α7RIII・CONTAX G2・BESSA R2Mなどのカメラを愛用しています。
忙しくてやっていませんがPCの洋ゲーも好き。

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