こんばんみ。
先日本格的な撮影用に新しい三脚を購入しました。
以前からマンフロットの「Befree」というトラベル三脚を使用していたのですが、軽量&脚が細いためカメラのボタン操作でブレる可能性がある、強風でぐらつく、自由雲台のため細かな調節がしづらいなどのデメリットがありました。
最近Dominic Büttnerという写真家の「dreamscape」という作品を見て自分も長時間露光を使った作品を撮ってみたいなと考え始めたのですが、今持っているトラベル三脚だとちょっと心許ない…ってことで、もう少ししっかりした三脚を探していました。
三脚も実は結構ピンキリで、よくわからないメーカーの物であれば数千円程度で手に入りますが、しっかりしたメーカーの物だと数万円〜数十万円します。
ただやっぱりお値段には理由がありますので、安いほど作りは荒いですし、高いほどカッチリした作りになっています。
例えば最近比較的人気の高いLeofotoという中国のメーカーがありますが、中国製だから安いのかな?と思うかもしれませんが、ここはしっかり作っているメーカーなのでマンフロットとそう変わらないお値段がしたりしますね。それだけしっかりした物を作るとお金がかかるということでしょう。
さて、自分の場合以前からマンフロットの物を利用していたので次に買う物も同じメーカーがいいかなということで、マンフロットで探しました。
そして購入した物が上の写真の左側。
「190プロアルミニウム三脚3段+RC2付3ウェイ雲台キット」という物です。
190シリーズはマンフロットの中ではミドルクラス程度に位置する三脚。
耐荷重は6kgで、個人で使うスチルカメラを載せて使うなら不足は無いスペックだと思います。
ちなみに190シリーズには3段タイプと4段タイプがあり、こちらは3段タイプ。展開する時に段数が少ないためスムーズですが、収納した状態でもやや長めなのがデメリットでしょうか。
そんな三脚の上に「XPRO3ウェイ雲台」というマンフロット大定番の雲台を搭載。
回しやすいレバーで細かな角度調節がしやすく、3方向の水準器がついているので水平も取りやすいです。
またクイックリリースプレートがBefreeと共通なので、自分にとっては使い回しやすいのもポイントだったりします。
三脚の脚を伸ばした状態だとこんな感じ。
ここからセンターポールを伸ばすと最大高さ173cmになります。
マンフロットの三脚の特徴として、センターポールを一番上まで上げた状態でロックボタンを押すと、上のような感じでセンターポールを横向きにすることができます。
これにより真上から撮影したり、地面スレスレにカメラを近づけるような使い方ができるわけですね。
畳んだ状態だとこのようなサイズ感。
Befreeは脚を反対に折り返せる構造なので雲台が内側に来てコンパクトですが、190はごく普通の三脚なのであまり小さくなりませんね。
まだそれほど使えていませんが、やはりBefreeと比べるとどっしりしていて風でグラグラしてしまったり、ボタン操作で揺れてしまうことは少なそうです。
頻繁に持ち運ぶには少し辛いサイズ&重量ですが、ここぞという撮影ではぜひ活用したいところです。