こんばんみ。
ふと思い立って玄岳に行ってきました。
先日購入した広角レンズ「 Voigtländer ULTRON 21mm F1.8 Aspherical 」、せっかくだから色々活用したいなと思ってフラッと日帰りのハイキングに持ち出してみました。
(ボディはα7RIIIを使いました)
今回向かった玄岳は、熱海の西あたりに位置する標高798mの山。
あまり有名な山ではありませんが、きちんとハイキングコースが用意されており、険しい場所も特にないので初心者でも行きやすい場所です。
歩く距離もそれほど長くないので、日帰りで出かけるのにちょうどいいレベルだと思います。
玄岳へのアクセスは、熱海駅前のバス停から「玄岳ハイクコース入口」に行けるバスが出ているので利用するとラク。
バスを降りたらGoogleマップを頼りにハイキングコースへ向かいます。
(検索するとちゃんと出てきます)
舗装されていた道路が終わり、ここからはハイキングコース。
「玄岳頂上」の看板を発見。
写真付きでちょっとお金かかってそうです。
ハイキングコースの序盤は竹林になっています。
ところどころにポエムの看板が。
それにしてもこの道、石がゴロゴロしていた歩きづらいです。
竹林を抜けると普通の森になっています。
鳥がさえずっていて清々しい。
つまりどういうこと…?
ハイキングコースの途中には、自動車道をまたぐ橋があります。
ここは登山者も少ないし、車も少ない。
まるで自分以外誰もいないかのような静けさです。
「帰る時 私は新品です!」の言い回しが妙に記憶に残る看板。
ちなみ自分が新品に戻れたかと言うと…どうかな?
ところどころ紅葉している木も。
苔むした岩も目を引きます。
途中の開けた場所から見える景色。
こう見ると結構登ってきたんだなぁ、と実感します。
右にポツンと浮いているのは初島でしょうか。
頂上付近に出ると道は二手に。
展望台や氷ヶ池に行きたかったので右手に進みます。
ちなみに「氷ヶ池 約15分」と書かれていますが、途中の斜面がヌルヌルなのでそんなスピーディーには辿り着けません。
展望台への道は笹がトンネルを形成しています。
展望台の階段。
無骨なコンクリートに苔が生えていて渋い雰囲気になっています。
ちなみに上に出ても景色が見れるだけで、ベンチなどは用意されていません。
展望台から見える景色。
富士山と廃墟になった玄岳ドライブインも見えます。
本当は玄岳ドライブインの近くに行って写真が撮りたかったんですが、車道以外から接近する道がわからなかったため今回は断念しました。
(この辺りの道路は伊豆スカイラインという自動車道なので、基本的には歩いてはいけない)
展望台でちょっと休憩した後は氷ヶ池に移動。
ここへの道は完全に笹に覆われているので、地図を見ないとどこから入れるのか分かりにくいです。
右奥の山のくぼみに白い物が顔を覗かせていますが、あれは一応富士山です。
(広角レンズで撮ったので存在感が薄いですが…)
池の水は透明感があってなかなか綺麗そうです。
昔はここから氷を切り出して売っていたそうですが、飲んでも大丈夫なんでしょうかね?
浅い池ですが、空を反射させると青々としていて美しいです。
帰りの時間もあるので、この辺りで切り上げることに。あとは来た道を戻って下山しました。
すごい見どころがあるというわけではありませんが、人気の山のようにハイキングコースが渋滞してしまうことがないので、自分のペースで歩けるのはなかなか良いです。
山によっては数ヶ月前の台風でたくさんの倒木が出ている場所もありますが、ここは道を塞ぐような倒木もなく歩きやすかったですよ。
関東で日帰りの山歩きがしたい方、行ってみてはいかがでしょう?
自分ももう一度訪れて、次こそは玄岳ドライブインを間近に撮りたいところです。
ではでは。