こんばんみ。
先日中古で安く購入した「Canon EF 28-200mm F3.5-5.6 USM」ですが、どーも写りがシャープじゃなく感じていたので、実際に外で撮り歩いてみてこのレンズがどんなもんか試してみました。
以下、ベタベタ貼ってある写真はFlickrにリンクしてあるので、そちらでもっと大きい画像が見れますのでディテールはそちらでチェックしてください。
写真によってはトリミングしてたりしますが、レンズ補正や色調補正はかかっていません。
[EOS 5D + EF 28-200mm F3.5-5.6 USM]
素人の写真なのであんまり参考になるかわかりませんが…
実際に外で使ってみて気になった点がいくつかありました。
1.自重で伸びる
ストラップで首から下げてゆさゆさすると自重でレンズが伸びてきます。
残念ながらロック機能などは設けられていません。
2.倍率色収差が気になる
コントラストが高いものを撮ると結構色にじみが目立つように感じます。
3.周辺画質が悪い
リンク先のflickrのほうで大きな画像を見てもらうとわかると思いますが、絞って撮っている写真でも端のほうはぼやぼやしています。
4,古いレンズなのでAdobe Lightroomにレンズプロファイルが入っていない
今回建物などの直線的なものを撮っていなかったので歪曲収差の具合があんまりわからなかったのですが、もし補正したいと思った場合はレンズプロファイルが入っていないので手動で行う必要があります。
キヤノン純正の現像ソフトのDigital Photo Professionalにはプロファイルが入っているので、必要に応じて使い分けたほうが良いかもしれません。
といった感じです。
逆にメリットとしては、
・中古が比較的安く手に入る
・28-200mmなので1本で幅広く使える
・比較的軽量である
などでしょうか?
手ぶれ補正はついていませんが、キヤノンの手ぶれ補正ってそれほど効きが強くないんで、まぁなくても三脚と気合でそこはどうにか。
ただ、今から高倍率ズームを買うなら個人的にはTAMRONの「28-300mm F3.5-6.3 Di VC PZD」が良い気がします。
キャパのレビューによるとテレ端だと色にじみが気になるらしいですが、28mm〜200mmの間では価格帯以上の写りらしいですし、ISよりも効きが良い手ぶれ補正のVCがついてます。
転職したばっかりで今は質素に暮らしてますが、近々自分も「28-300mm F3.5-6.3 Di VC PZD」は欲しいです。