こんばんみ。
先日新たにUSB-C用のイーサネットアダプターを購入しました。
わりと最近にも同じような物をご紹介しましたが、なんでまた購入したかと言いますとiPad Proに対応していなかったからです。
以前購入したものはWindowsだとドライバ無しで動作、Macだとドライバをダウンロードする必要がある製品でした。
まぁMacならドライバを入れればいいだけの話なんですが、iPad Proだとそういうことはできませんので使用できなかったんです。
今回購入したものは逆で、Windowsだとドライバが必要だけど、MacやiPad Proだとドライバ無しで動作する製品です。
これならすんなり使えますね。
ちなみにiPad Proで使えるか使えないかはサンワサプライのページに記載されていました。
USB-A付きのハブの対応状況も書いてあるのでぜひ参考に。
実際に購入した製品がこちら。
サンワサプライのLAN-ADURCMという型番のイーサネットアダプターです。
ヨドバシカメラの店頭で2180円でした。
USB-Cとイーサネットを繋ぐだけなので特にこれと言った特徴は無いシンプルな作り。
USB-C端子側。
イーサネットポート側。
写真を撮るのを忘れてしまったのですが、アクセスランプはなぜかポート部分ではなく、本体裏側が透ける感じで光るようになっています。
なのでプラスチッキーな感じがして安っぽいと言えば安っぽいです。
本体裏側はこのような感じ。
さてこれを使ってiPad Proをルーターに繋いでみると…
iPad Proの設定に、普段は存在しないイーサネットという項目が現れます。
これでもう有線で繋がっています。
Wi-Fiをオフにしてもインターネットに接続できますよ。
ちなみにWi-Fiをオンにしたままでも、イーサネットで繋がっている状態だと無線LANのアイコンが消えます。
有線が優先される仕組みなのか、早いほうの回線が優先されるのかは謎ですね。
これさえあれば理論上1000Mbps(125MB/s?)出るはずなので、Wi-Fiを通すよりもスムーズにデータのやり取りができるんじゃないかと思います。
ところで、なんでWi-Fiを使うのが当たり前のiPadでわざわざ有線のアダプターを買うのか、と思う方もいらっしゃるハズ。
確かにネットを見るぐらいだったら全然Wi-Fiで問題ないのですが、数十〜数百GBある写真や動画の撮影データの転送には時間がかかりすぎたためです。
泊まりでの撮影の時など、SDカードの中身をiPadに移せばバックアップと選定ができて便利だなと思っているのですが、家に帰った後どうやってiPadからPCに移すかという問題がありました。
USBで繋いでPCからiPadの写真が入ってる部分を直に触ることもできるんですが、一定枚数ごとにフォルダが分かれてたり、他の写真と混ざってよくわからない。
なので写真アプリからガボッと選択してResilio Syncに入れてPCに転送しているのですが、Wi-Fiの速度がボトルネックになって時間がかかっていたんですよね。
今回買ったイーサネットアダプターがあれば、LAN内の転送なら100MB/s以上の速度が出るので、重たいrawデータでもそこまで時間はかからないかなと。
(USB3.0と比べると遅いですが…)
どれだけ需要があるのは謎ですが、USB-C搭載のiPad Proで有線LANを使用したい方、このイーサネットアダプターを検討してみてはいかがでしょう?